ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門

ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門

学識サロン
聞き流すだけで仕事が3倍楽しくなる神本集。読まなきゃ大損です。

学識サロンさんが紹介

おすすめコメント

「思いがけない発想で周囲を悔しがらせる」、そんな意味での「ずるい」考え方について書かれた一冊として紹介されています。
常識に囚われず、お金や時間をかけずに目的を達成してしまう思考法、それがラテラルシンキングだそうです。

このラテラルシンキングには、大きく3つの特徴があると説明されています。

  • あらゆる前提から自由になる
    当たり前を疑うことで、スティーブ・ジョブズが携帯のボタンをなくしたような、自由な発想が生まれるとか。
  • 問題が最短ルートで解決される
    常識に囚われないことで、誰もが気づかなかった「その手があったか」という奥の手を発見し、問題解決への近道が見つけやすくなるそうです。
  • お金、時間、手間が節約できる
    大阪万博で、ゲートの改修工事ではなく「小さな案内図を配る」ことで混雑を解消した例のように、コストをかけずに課題を解決できるようになるとのこと。時間と金を効率化する最高の効果がある!と紹介されています。

なぜラテラルシンキングが必要なのか

学校教育では、正解が一つであるロジカルシンキングがすり込まれがちで、固定概念に縛られてしまうことがあるそうです。
ラテラルシンキングを鍛えることで発想が豊かになり、新規事業や業務改善といった付加価値の高い仕事において、複数の選択肢を検討できるようになると紹介されています。

ラテラルシンキングに必要な3つの力

この思考法を身につけるには、以下の3つの力が必要不可欠だとか。

  1. 疑う力: 「なぜ?」「本当?」「今はね」といった言葉で、常識や思い込みを打ち破る力。
  2. 抽象化する力: 物事の本質を見抜き、ヘンリー・フォードが「馬車」を「早く移動するもの」と捉え「自動車」を生み出したように、発想を広げる力。
  3. セレンディピティ: 偶然をチャンスに変える力。日常の当たり前のことに「驚く」習慣をつけることで、感性が磨かれるそうです。

「この本を読んでる人だけがずるいです。」とまで言わしめるほど、仕事ができて付加価値の高い人になれる、めちゃくちゃ勉強になる一冊として紹介されています。

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