
死の泉
【祝!80周年】ハヤカワ文庫のおすすめ本紹介【6選】
ほんタメさんが紹介
おすすめコメント
「すっごい美しくて、すっごい悲しいお話」だと紹介されています。帯の推薦文は「きっとあなたも美しい物語と悲しい世界の狭に囚われる」だそう。
物語の舞台は第二次世界大戦下のドイツ。私生児を身ごもった女性が、赤ちゃんを育てるための施設で働きながら自身も出産しようとする中で、ある医者と出会うことによって人生が大きく変わっていく物語だとか。
ボリュームのある作品ですが、その中には様々なテーマが盛り込まれているそうです。
- •不老不死を願う人間の業
- •芸術そのものを求め続ける人間の狂気
- •人間の業がメインでありながら、傍から見るとそれは悲しいことではないかという気持ち
1冊でとんでもない量の物語を摂取したような気持ちになるそうですが、文章がマジで美しいため、情報量がとても多くてもスッと綺麗に物語が入ってくるのだとか!
それは単に分かりやすい文章というわけではなく、美しいからこそ「美しくも残酷な世界」が、まるでテレパシーのように直接脳に語りかけてくるほどの強さを持っていると説明されています。
残酷だけど美しい世界があるからこそ、目を背けたいのに見てしまう、そんな恐ろしさが詰まっている作品で、「めちゃくちゃ大好きでした!」と紹介されています。
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