ほんタメ

【祝!80周年】ハヤカワ文庫のおすすめ本紹介【6選】

📅 2025年9月13日

この動画で紹介されたおすすめ商品(6個)

死の泉

死の泉

おすすめコメント

すっごい美しくて、すっごい悲しいお話」だと紹介されています。帯の推薦文は「きっとあなたも美しい物語と悲しい世界の狭に囚われる」だそう。

物語の舞台は第二次世界大戦下のドイツ。私生児を身ごもった女性が、赤ちゃんを育てるための施設で働きながら自身も出産しようとする中で、ある医者と出会うことによって人生が大きく変わっていく物語だとか。
ボリュームのある作品ですが、その中には様々なテーマが盛り込まれているそうです。

  • 不老不死を願う人間の業
  • 芸術そのものを求め続ける人間の狂気
  • 人間の業がメインでありながら、傍から見るとそれは悲しいことではないかという気持ち

1冊でとんでもない量の物語を摂取したような気持ちになるそうですが、文章がマジで美しいため、情報量がとても多くてもスッと綺麗に物語が入ってくるのだとか!
それは単に分かりやすい文章というわけではなく、美しいからこそ「美しくも残酷な世界」が、まるでテレパシーのように直接脳に語りかけてくるほどの強さを持っていると説明されています。

残酷だけど美しい世界があるからこそ、目を背けたいのに見てしまう、そんな恐ろしさが詰まっている作品で、「めちゃくちゃ大好きでした!」と紹介されています。

裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル (ハヤカワ文庫JA)

裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル (ハヤカワ文庫JA)

おすすめコメント

ライトノベルのような雰囲気で、気軽に読めるエンタメ作品として紹介されています。

主人公は、とあるきっかけで現実と隣合わせの謎だらけな「裏世界」に行ってしまった女子大学生だそう。そこで出会ったもう一人の女の子と、お金稼ぎのために怪異を倒していく物語だとか。

  • くねくね」や「きさらぎ駅」など、都市伝説や怪談として語られる存在に実際に遭遇するそうです。
  • 冒険サバイバルの要素がギュッと詰まっていて、読んでいてとてもワクワクするとのこと!
  • 「ピクニック」というタイトルですが、実際は銃を持って戦うなどアクション要素もあり、主人公が死にかけるほど危険な本格的なサバイバルだそうです。
  • 日常と非日常の境目を揺さぶるような物語の進み方が面白く、ドキドキが止まらないのだとか。
  • 主人公2人の会話がテンポ良いため、サクッと読める作品でもあるそうです。
  • シリーズ作品で長く続いているため、この世界観にハマってもまだまだ楽しめる点が魅力と紹介されています。
  • 作中に出てくる都市伝説の元ネタが参考文献として記載されているのも面白いポイントだそう。
  • エレベーターを使った異世界への行き方など、有名な都市伝説も登場するとのことです。
クララとお日さま (ハヤカワepi文庫)

クララとお日さま (ハヤカワepi文庫)

おすすめコメント

カズオ・イシグロさんの作品で、「めちゃくちゃ好きな作品だった!」と紹介されています。

物語の主人公は、AF(人工の親友)と呼ばれるAIロボットの「クララ」。子どもの成長をサポートする役割を持ち、病弱な少女ジョジーとの友情を育んでいく物語だそうです。

  • AIロボット「クララ」の一人称視点で描かれているのが大きな特徴だとか。
  • 人間を熱心に観察するクララが抱く感情が、本物の「心」なのか、あるいは人工知能による「学習」の成果なのか、という問いが深く描かれているそう。
  • 物語はAIと人間の関係性だけでなく、「信仰」という哲学的なテーマにも発展していくのだとか。
  • ジョジーの家庭に隠された秘密や謎が少しずつ解明されていく面白さもあるそうです。

クララの日記のような語り口のため文章はとても読みやすく、「優しい言葉でこんな哲学的な物語が描けるんだ!」という驚きがあったと紹介されています。「マジで深くて」「めっちゃおもろかった!」とも語られており、名作と言われる理由がわかる一冊だそうです。

文学少女対数学少女 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

文学少女対数学少女 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

おすすめコメント

作中で語られている数学がガチすぎる唯一無二のミステリー!と紹介されています。

この作品は、ただのミステリーではなく「ミステリーについて語られているミステリー作品」だとか。タイトルや表紙の雰囲気からライトノベルのような読みやすさを想像するかもしれませんが、中身はガチガチのミステリーで、数学もミステリーも両方好きになる作品だそうです。

  • 物語は、ミステリーを書く文学少女と、その作品にあるロジックの穴を指摘する数学が得意な少女を中心に展開していくそう。
  • ミステリーが構造的に抱える問題、例えば「探偵が掴んだ証拠は犯人による捏造かもしれない」という「後期クイーン的問題」についても言及されているとか。
  • ミステリーの構造に隠れたロジックの穴について語られるシーンが多く、ミステリー好きにはたまらない内容になっているそうです。

作中で語られるミステリーが現実で起こっている謎に向き合うきっかけにもなるなど、入り組んだ構造をしており、かなり読み応えのある作品とのこと。
また、タイトルにある「対」という言葉から連想されるようなバトルものではなく、二人がお互いを高め合っていくような関係性で、青春の要素も含まれていると紹介されています。

ゲームの王国 上 (ハヤカワ文庫JA)

ゲームの王国 上 (ハヤカワ文庫JA)

おすすめコメント

上下巻にわたる、複雑で壮大な長編として紹介されています。
物語の軸となるのは、2人の非常に賢い少年少女。彼らの誕生から最後までを描いた、一代記のようなお話だそう。

  • 1人は人の嘘を見抜く特技を持っているとか。
  • 物語は、そんな賢すぎる2人が子供の頃に出会い、ボードゲームで心を通わせるところから始まります。

大人相手にも負けたことがなかった2人が出会い、至福の時間を過ごす仲睦まじいお話かと思いきや、「これ全然幸せな話ではございません」と紹介されています。

物語の舞台は、歴史的な革命が起こったカンボジア
革命によって2人は離れ離れになり、一人は「自分が革命を起こさなきゃ」と革命の道へ、もう一人は「理想的な村を作ろう」と別の理想を追う道へと進んでいきます。

時が経ち、元々は仲が良かったはずの2人が悲劇的な形で衝突してしまうという、切ない展開が待っているそうです。
さらに数十年後、物語は急展開を迎え、脳波を研究して作ったゲーム世論を操作するという、とてつもなくスケールが大きく、恐ろしい話になっていくとか…!

タイトルの雰囲気とは裏腹に、かなり重い物語ですが、元々仲が良かった2人の対立構造が熱いそうです!
幼馴染が敵になるという展開に、「上下のボリュームで見た時の衝撃よ。大興奮でしょ」と語られています。その衝撃をぜひ体験してほしい一冊だそうです。

ゲームの王国 下 (ハヤカワ文庫JA)

ゲームの王国 下 (ハヤカワ文庫JA)

おすすめコメント

上下巻にわたる長編で、複雑かつ壮大な物語が描かれている作品として紹介されています。

物語の軸となるのは、2人の聡明な少年少女だそうです。

  • 1人は人の嘘を見抜く特技を持っているとのこと。
  • 子供の頃に出会い、ボードゲームを通じて至福の時間を過ごすそうですが、これは決して幸せな話ではないようです。

舞台はカンボジアで、歴史的な革命によって2人は離れ離れになってしまいます。

  • 1人は国を変えるために革命を起こす道へ。
  • もう1人は理想的な村を作る道へ。
    別々の道を歩んだ結果、元々仲が良かった2人が衝突してしまうという悲しい展開になるそうで、この対立構造は「熱い」「切ない」と評されています。

さらに数十年後、物語は急展開を見せ、脳波を研究し、人の考えをいじることが可能なゲームが作られるとのこと。このゲームを使って世論を操作しようとする展開は、「激ヤバ!」「怖すぎる!」と紹介されています。

タイトルの幸せそうな印象とは裏腹に、内容はかなり重い作品だそうです。しかし、幼馴染が敵になるという展開は一番熱い!と語られています。この上下巻のボリュームで描かれる物語を読んだ時の衝撃は「大興奮」するほどだそうで、ぜひその衝撃を味わってほしいとのことでした。

Amazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。