
文学少女対数学少女 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
【祝!80周年】ハヤカワ文庫のおすすめ本紹介【6選】
ほんタメさんが紹介
おすすめコメント
作中で語られている数学がガチすぎる唯一無二のミステリー!と紹介されています。
この作品は、ただのミステリーではなく「ミステリーについて語られているミステリー作品」だとか。タイトルや表紙の雰囲気からライトノベルのような読みやすさを想像するかもしれませんが、中身はガチガチのミステリーで、数学もミステリーも両方好きになる作品だそうです。
- •物語は、ミステリーを書く文学少女と、その作品にあるロジックの穴を指摘する数学が得意な少女を中心に展開していくそう。
- •ミステリーが構造的に抱える問題、例えば「探偵が掴んだ証拠は犯人による捏造かもしれない」という「後期クイーン的問題」についても言及されているとか。
- •ミステリーの構造に隠れたロジックの穴について語られるシーンが多く、ミステリー好きにはたまらない内容になっているそうです。
作中で語られるミステリーが現実で起こっている謎に向き合うきっかけにもなるなど、入り組んだ構造をしており、かなり読み応えのある作品とのこと。
また、タイトルにある「対」という言葉から連想されるようなバトルものではなく、二人がお互いを高め合っていくような関係性で、青春の要素も含まれていると紹介されています。
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