ゲームの王国 上 (ハヤカワ文庫JA)

ゲームの王国 上 (ハヤカワ文庫JA)

ほんタメ
【祝!80周年】ハヤカワ文庫のおすすめ本紹介【6選】

ほんタメさんが紹介

おすすめコメント

上下巻にわたる、複雑で壮大な長編として紹介されています。
物語の軸となるのは、2人の非常に賢い少年少女。彼らの誕生から最後までを描いた、一代記のようなお話だそう。

  • 1人は人の嘘を見抜く特技を持っているとか。
  • 物語は、そんな賢すぎる2人が子供の頃に出会い、ボードゲームで心を通わせるところから始まります。

大人相手にも負けたことがなかった2人が出会い、至福の時間を過ごす仲睦まじいお話かと思いきや、「これ全然幸せな話ではございません」と紹介されています。

物語の舞台は、歴史的な革命が起こったカンボジア
革命によって2人は離れ離れになり、一人は「自分が革命を起こさなきゃ」と革命の道へ、もう一人は「理想的な村を作ろう」と別の理想を追う道へと進んでいきます。

時が経ち、元々は仲が良かったはずの2人が悲劇的な形で衝突してしまうという、切ない展開が待っているそうです。
さらに数十年後、物語は急展開を迎え、脳波を研究して作ったゲーム世論を操作するという、とてつもなくスケールが大きく、恐ろしい話になっていくとか…!

タイトルの雰囲気とは裏腹に、かなり重い物語ですが、元々仲が良かった2人の対立構造が熱いそうです!
幼馴染が敵になるという展開に、「上下のボリュームで見た時の衝撃よ。大興奮でしょ」と語られています。その衝撃をぜひ体験してほしい一冊だそうです。

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