
あっという間に人は死ぬから 「時間を食べつくすモンスター」の正体と倒し方
学識サロンさんが紹介
おすすめコメント
最近読んだビジネス書の中でもトップレベルに面白かった!と紹介されている一冊だそうです。
単なる時間の使い方を解説する本ではなく、あなたが成功する方法、もっと言えば人生をどう生きるべきかが分かる「超深い本」だと紹介されています。「時間がなくてやりたいことができない」「人生が思ったようにいかない」と悩んでいる人は、絶対に読んでみて欲しいそうです。
この本を読むと、なぜ私たちが時間を浪費してしまうのか、その驚きの正体が分かるとのこと。
■時間を食べつくすモンスターの正体
なぜかやるべきことを後回しにして、スマホをいじってしまったり、勉強の前に大掃除を始めてしまったり…。その原因は、私たちが無意識のうちに自分自身を欺いているからだそうです。
この本では、人間が本能的に避けようとする「人生の3つの断り」があると解説されています。
- •死:いつか必ず死ぬという現実
- •孤独:人間は根本的に孤独であるという事実
- •責任:自分の人生は自分で切り開く責任があること
これらの断りには不安が伴うため、人はそこから逃れるために本来やる必要のない行動(自己欺瞞)に走り、結果として大切な時間を浪費してしまっているのだとか。これがあなたの時間を奪うモンスターの正体だそうです。
■人生には「苦」が必要という逆説
では、どうすれば良いのか。この本では「人生に苦は必要である」という、核心をついた考え方が紹介されています。
苦痛から逃れようとすればするほど、実は幸せは遠ざかっていくという残酷な真実があるそうです。心理学では「どのパラドクス」と呼ばれ、これまでに払ってきた時間や労力、お金といったコストの総量が、あなたの幸福感を高めていくと説明されています。
人生はゲームのようなものであり、あえて困難な壁を乗り越えようとすることで、人はより幸福を感じることができるのだとか。
■後悔しない人生を送るために
『死ぬ瞬間の5つの後悔』という本の内容も引用されており、死を目前にした人々の後悔の共通点は、結局のところ「人生の3つの断り」と向き合わなかったことにあると指摘されています。
本のタイトルにもあるように「あっという間に人は死ぬから」、今この瞬間に気づけたあなたは超ラッキーだと考えるべきだそうです。
この本には、自分の価値観や本心を見つけるためのワークも書かれているので、ぜひ読んで試してみて欲しいと紹介されています。