なぜか好かれる人の言いかえ手帖

人間関係で悩んでいる人には絶対に読んでほしい、めっちゃ実用的で有益な本として紹介されています。「あんなこと言わなきゃよかった」と後悔したり、上手な断り方が分からなかったり、褒めたつもりが気まずくなったりする悩みを解決するヒントが見つかるそう。

人に好かれる人とそうでない人の違いは言葉のチョイスにあると説明されています。この本で、相手が喜ぶ「プレゼント言葉」を選ぶ「好かれる言い換え」を覚え、場面に合わせて使いこなせるようになれば、周りの人との人間関係が劇的に良くなるのだとか。たった一言変えるだけで人間関係が変わっていく、376個もの言い換えが紹介されているそうです。

特にすぐに使った方がいいと厳選された言い換えは以下の通りです。

絶対に覚えておくべき「感謝」の言い換え

• •「すみません」と謝罪の言葉で返しがちな場面では、「ありがとうございます。おかげ様で助かりました」とポジティブな言葉で伝えるのが大事だとか。
• •プレゼントをもらった時は、ただ感謝するだけでなく「〇〇さんからいただけるなんてとても嬉しいです」と、その人からもらえた喜びを明確に伝えることで、相手も自然と嬉しくなるそう。
• •相手の行動に感謝する時は、「洗濯してくれてありがとう」ではなく、「洗濯物干すの大変だったんじゃない？本当に助かったよ、ありがとう」のように、相手をねぎらう言葉をプラスするのがポイントだそうです。

絶対に覚えておくべき「褒める」言い換え

• •「センスがいいですね」と褒める時は、「よくセンスいいって言われませんか？」と疑問形にすることで、お世辞っぽさがなくなり、会話が弾むきっかけにもなるそうです。
• •相手の意外な一面を見た時は、「そのギャップずるいですよ！」と伝えるのがおすすめだとか。「ずるい」という言葉を「羨ましい」「素敵」というプラスの意味で冗談っぽく使うテクニックだそう。
• •褒められた時は、謙遜するのではなく「顔も良ければモテるんですけどね」のように、ユーモアで返すとさらに良い印象を与えられるとのこと。

絶対に覚えておくべき「会話が弾む」言い換え

• •会話のきっかけとして天気の話題をふるなら、「こんないい天気だと出かけたくなりますよね。〇〇さんはどこへ行きたいですか？」のように、相手が自分の考えを話しやすい質問を加えるのがポイント。会話のテーマに迷ったら「たちつてとなかにはれ」（食べ物、地域、身につけているもの、天気、取り組み、名前、体、ニュース、流行り、レジャー）を思い出すと便利だそうです。
• •相手から話を引き出す時は、「へえ、そうなんですね」で終わらせず、「え、それどうやって作るんですか？コツを教えてください」と質問することで、相手はさらに話したくなるのだとか。
• •自分が知らない話になったら、「分からなくて」と会話を止めるのではなく、「初心者は何から始めるといいですか？」と相手が興味のある質問で返してあげると、相手も気持ちよく話せるようになると紹介されています。