タイムマシンに乗れないぼくたち (文春文庫)

タイムマシンに乗れないぼくたち (文春文庫)

ほんタメ
GWにも読んでほしい10冊【2025年5月】

ほんタメさんが紹介

おすすめコメント

7つの物語が収録された寺地はるなさんの短編集として紹介されています。本自体はとても薄く、一つ一つの物語も短いため、サクサクと読み進められるそうです。

心に何かを抱えた人々が、ある人との出会いをきっかけに少しだけ救われる様子が描かれている作品だとか。恋愛が主軸ではなく、人と人との関わりによって人生がちょっとだけいい方に進む瞬間を描いており、自分の周りの人たちを思い出しながら読めるタイプの物語だそうです。

読後感は、ほっこりするというよりも、少し切ない気分になりながらも、どこか心が穏やかになるようなお話が多いとのこと。そのため、日常に疲れた人におすすめな一冊だと紹介されています。

  • 収録されている「コードネームは保留」という物語は、商店街で働く女性が「殺し屋として生きる」というマインドセットを持つことで、日々のストレスを乗り越えていくという、とてもいい話だそう。
  • 表題作も収録されており、どの話も素敵なお話だとか。

本屋さんで思わずタイトル買いしてしまった一冊らしく、タイムマシン自体は物語に出てこないものの、タイトルが気になった方にもおすすめされています。

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