炭酸水と犬 (PHP文芸文庫)

炭酸水と犬 (PHP文芸文庫)

ほんタメ
GWにも読んでほしい10冊【2025年5月】

ほんタメさんが紹介

おすすめコメント

爽やかなタイトルとは裏腹に、読んでいる間「ずっとモヤモヤする」「しんどい話だった」と紹介されています。

物語は、29歳の女性が主人公。付き合って9年、同棲して4年になり、結婚は目前だと思っていた恋人から、ある日突然「もう1人彼女ができました」と衝撃的な告白をされるところから始まるそう。
「あなたと別れたいわけじゃない」「どうしても付き合いたい」と言われ、納得できないまま関係が進んでいく中で、主人公がどう生きていくのか、その心のモヤモヤが克明に描かれているだとか。

  • もし自分がこの状況に置かれたらどうするか考えさせられるそうです。
    • 激しく怒るべきなのか?
    • 努力して振り向いてもらうべきなのか?
    • 「なんで私が努力しなきゃいけないの?」という葛藤。
  • 相手の女性が、自分が想像していた人物像とは全く違った、という展開もあるようです。

うーってなりながら読む」「どうしたらいいかわからないけど苦しい」という感覚で、ここまで心をかき乱されながら読む本は久しぶりだったとのこと。

この物語は、恋愛における「痛いところ」や「苦しいところ」だけでなく、「何を受け入れて、何を諦めて、何を手放すか」という、人生における様々な選択について深く考えさせられる作品のようです。間違いかもしれないという恐怖があっても、未来を切り開くためには自分で選んでいかなければならない、と感じさせてくれる一冊だと紹介されています。

ちなみに、タイトルにありますが犬は物語に出てこないそうです。

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