![日本SFの臨界点[恋愛篇] 死んだ恋人からの手紙 (ハヤカワ文庫JA)](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fm.media-amazon.com%2Fimages%2FI%2F81T7ennxj3L._SY342_.jpg&w=3840&q=75)
日本SFの臨界点[恋愛篇] 死んだ恋人からの手紙 (ハヤカワ文庫JA)
絶対読みたくなる!ディストピア短編【3選】
ほんタメさんが紹介
おすすめコメント
『日本SFの臨界点[恋愛篇]』の表題作となっている作品として紹介されています。
物語の舞台は、宇宙戦争が起きている未来です。
戦争に従軍した恋人から手紙が届き続けるという形で物語は進むそう。しかし、宇宙はあまりに遠いため、手紙が届くのにはすごいラグが発生しているとか。
タイトルの通り、その恋人はすでに亡くなっており、死後に生前の手紙が届き続けるという、すごく切ない気持ちになってしまう物語だそうです。
- •恋人が亡くなったという報せは、別の同僚からの手紙で先に届く
- •亡くなった恋人からの手紙は時系列がバラバラに届く
といった状況が、さらに切なさを増すようです。
この設定は、現代において亡くなった人のSNSアカウントの言葉がいつでも読めたり、電波の届かない場所からの連絡が遅れて届いたりすることと重なり、リアルじゃないとは言いきれない、あり得る話だと感じられる面白さがあると紹介されています。
また、恋愛編の表題作ということもあり、恋愛のお話でもあります。
短編なのでとても読みやすく、宇宙という壮大なSF設定が「手紙」を通して身近に感じられる瞬間は、とてもロマンチックだとか。個人的にすごく好きな作品だそうです!
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