人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした (祥伝社文庫)

人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした (祥伝社文庫)

ほんタメ
最近読んだ春っぽい本を6冊紹介【2025年4月】

ほんタメさんが紹介

おすすめコメント

元SDN48のメンバーだった大木亜希子さんが、自身の経験をそのまま書いたノンフィクションノベルとして紹介されています。映画化もされた作品だそうです。

物語は、主人公が仕事に行こうとしたら突然足が動かなくなり、「人生積んだわ」と思ったところから始まるとのこと。アイドルを引退し、一般企業で頑張ろうとした矢先に仕事も収入も失い、どん底の状態に。そんな時、全く知らない56歳のサラリーマン「ササポン」の家に住むことになったそうです。

この作品の魅力は、何か大きな事件が起きるわけではなく、ササポンと主人公の穏やかな関係性にあると語られています。

  • 主人公が仕事を頑張ろうとすると、そっと応援してくれる
  • しんどい時には、そっと少しだけアドバイスをくれる
  • 親身になりすぎるわけではないけれど、「あったかいものを置いといてくれるみたいな感じの優しさ」があり、「神様が化けておっさんに」と思うほど「ササポンめっちゃいいな!」と思える人物だとか。

人生のどん底を経験しても、人生は続いていくということ、そしてその中での「もがき方」がとても素敵に描かれているそうです。これを読むと「私も頑張ろう!」と思える人がたくさんいるはず、と紹介されていました。

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