
みずもかえでも (角川書店単行本)
読書家が最近読んだ10冊【ゲスト:村田沙耶香さん】【2025年3月】
ほんタメさんが紹介
おすすめコメント
「演芸写真家」という、少し特殊な職業を描いた、第15回小説野生時代新人賞の受賞作として紹介されています。
演芸写真家とは、落語家などを専門に撮影する写真家のことだとか。物語は、落語好きの父の影響で演芸写真家に憧れた女性が主人公だそうです。
- •弟子入りしたものの、「許可なく撮影してはならない」という師匠との約束を破ってしまい、ある落語家を撮影してしまいます。
- •激怒した落語家の一件で、主人公は一度その道を諦めることになります。
- •しかし数年後、ウェディングフォトスタジオで働く彼女の前に、なんと因縁の相手であるその落語家が現れ、物語が大きく動き出すという、引き込まれるようなスタートだそうです。
この作品は、演芸写真家ならではの高度なテクニックや、仕事にかける情熱が描かれており、非常に面白いと紹介されています。自分の知らなかった世界や職業を知る楽しさを味わえる一冊で、読んだ後には実際に寄席に行ってみたり、演芸写真家の仕事ぶりを覗いてみたくなったりするような魅力があるとのことです。
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