
今、出来る、精一杯。 (小学館文庫)
人間関係がドロドロな小説【3選】
ほんタメさんが紹介
おすすめコメント
前向きになれそうな爽やかなタイトルですが、中身は人間関係のドロドロが描かれた作品として紹介されています。
物語の舞台は、庶民的なスーパー「ママズキッチン」。
そこで働くのは、一癖も二癖もあるような人たちばかりだそうです。
- •頼りない店長
- •発砲美人のバイトリーダー
- •正義感がめちゃくちゃ強いバイトの女性
- •新入りのニートの男
- •毎日無料で弁当をねだる迷惑な女性客
そんな彼らが、スーパーのボジョレーヌーボー解禁日にある事件をきっかけに、バックヤードでぐっちゃぐちゃの人間関係を繰り広げるお話だとか。
登場人物はみんな自己中で、自分のことばかり考えて行動するため、物語は最悪に次ぐ最悪な展開になっていくそうです。
それでも、自分の世界をどうにかしようとすっごい必死な彼らの姿は、どこか滑稽で「バカじゃないの」とちょっと笑ってしまうような、不思議な魅力があるとのこと。その様子がすごく愛しくて、楽しくて好きな作品だそうです!
数あるドロドロ作品の中では、ラストはちょっと爽やかにも思えるかもしれず、愛おしさを感じられる一冊だとか。表紙も可愛いので、その点もおすすめだそうです。
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