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人間関係がドロドロな小説【3選】

📅 2025年2月12日

この動画で紹介されたおすすめ商品(3個)

ミルキー (講談社文庫)

ミルキー (講談社文庫)

おすすめコメント

サクっとドロドロが味わえる一冊として紹介されています。
可愛らしいタイトルとは裏腹に、配徳の恋愛ストーリーを集めた短編集だそうです。

帯には「はまる、落ちる、溶ける」「大人の女の危険な恋」「女の顔は恋の数だけ何度も変わる」といった、すごみのある単語が並んでいるとか。
10〜12編ほどの短編が収録されており、そのすべてが不倫など、ドロドロした恋愛の話だけで構成されているそうです。

  • シンプルに男女関係のドロドロしてびちょびちょしてる感覚が味わえると紹介されています。
  • 読んでいる途中で「うーっ」と辛くなるほどだそうですが、たまに読むとイヤミスのように「うわあ!」となって、それが楽しくなってしまう感覚を味わえる作品だとか。
  • いわゆる爽快感のある「恋愛×地獄」とはまた違った、人間関係の澱んだ部分が描かれているそうです。

「ミルキー」というタイトルもファンタジックなものではなく、実は「母乳」に少し関連した意味合いがあるそうで、その点も怖さを感じさせるポイントのようです。
サクっとドロドロを味わいたいあなたに」と、手軽に楽しめる「サクドロ系」小説としておすすめされています。

今、出来る、精一杯。 (小学館文庫)

今、出来る、精一杯。 (小学館文庫)

おすすめコメント

前向きになれそうな爽やかなタイトルですが、中身は人間関係のドロドロが描かれた作品として紹介されています。

物語の舞台は、庶民的なスーパー「ママズキッチン」。
そこで働くのは、一癖も二癖もあるような人たちばかりだそうです。

  • 頼りない店長
  • 発砲美人のバイトリーダー
  • 正義感がめちゃくちゃ強いバイトの女性
  • 新入りのニートの男
  • 毎日無料で弁当をねだる迷惑な女性客

そんな彼らが、スーパーのボジョレーヌーボー解禁日にある事件をきっかけに、バックヤードでぐっちゃぐちゃの人間関係を繰り広げるお話だとか。

登場人物はみんな自己中で、自分のことばかり考えて行動するため、物語は最悪に次ぐ最悪な展開になっていくそうです。
それでも、自分の世界をどうにかしようとすっごい必死な彼らの姿は、どこか滑稽で「バカじゃないの」とちょっと笑ってしまうような、不思議な魅力があるとのこと。その様子がすごく愛しくて、楽しくて好きな作品だそうです!

数あるドロドロ作品の中では、ラストはちょっと爽やかにも思えるかもしれず、愛おしさを感じられる一冊だとか。表紙も可愛いので、その点もおすすめだそうです。

ナイルパーチの女子会 (文春文庫)

ナイルパーチの女子会 (文春文庫)

おすすめコメント

女性同士の友情が、次第に歪んでいく様子を描いた人間関係のドロドロが味わえる長編小説として紹介されています。
タイトルは明るい印象ですが、その内容はより嫌な話だそうで、風通しがすっっごい悪い! とのこと。

仕事はできるけれど女友達がほとんどいない主人公「えりこ」が、大ファンだった人気主婦ブロガーの「しょうこ」と出会うところから物語は始まります。
ファンと本人として出会い、急速に仲良くなるはずでしたが、ある出来事をきっかけに関係は思わぬ方向へ…。

  • ブログの更新が数日途絶えただけで、えりこは心配のあまり「友達じゃないですか!」と大量のメールを送ってしまう。
  • 一方、ブロガーのしょうこは、注目を集めるために「かわいそうな自分」を演出することに快感を覚えるタイプだった。

歪んだ者同士が出会い、お互いに人との距離感を間違えてしまったことで、関係がどんどん崩れていく様子が描かれているそうです。
ホラーやサイコサスペンスではないのにずっと怖い感覚があり、読んでいると「自分はこうはならない」という自信を持って読めない、人ごととは思えないしんどさがある作品だとか。

一つの関係性についてじっくりと深く掘り下げていくため、どんどん深みにはまっていくような感覚が味わえる、完全ドロドロな作品として紹介されています。

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