
黄色い家
犯罪を題材にした小説3選
ほんタメさんが紹介
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話題作として知られていますが、実はこれもノワール小説、犯罪の話だと紹介されています。
17歳の少女「はなちゃん」は苦しい生活の中、アルバイトで貯めたお金を母親の恋人に全て盗まれてしまいます。その後、同じ境遇の女性たちと出会いスナックを始めますが、そこでもお金を奪われてしまうという、散々な目に遭うそう。
追い詰められた彼女が手を染めてしまったのが、カード詐欺の出し子でした。
- •必死に働いても報われなかった状況で、いとも簡単に大金が手に入ってしまった成功体験から、少しずつくるっていってしまう様子が描かれているのだとか。
- •しかし、そこには「悪いことをしよう」というよりは、「自分が必死に生きたかっただけ」という、やるせない悲しさがある物語のようです。
生活に追い詰められすぎて犯罪に行き着いてしまうという現実は、読んでいてとても苦しくなるとのこと。
「どうにかそうじゃない未来はなかったのか」と考えさせられ、正義と悪の違いや、必死に生きることの意味を問われる、まさに「ズンてなる」お話だそう!
舞台は1999年頃ですが、その苦しみは現代にも通じる点が多く、リアリティが感じられる作品として紹介されています。
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