地面師たち (集英社文庫)

地面師たち (集英社文庫)

ほんタメ
犯罪を題材にした小説3選

ほんタメさんが紹介

おすすめコメント

最近とても話題になっていた一冊として紹介されています。
これは不動産詐欺を行う「地面師」たちの物語だそう。

狙う建物の市場価値はなんと100億と、とにかく規模がすごいとか!
地面師はグループで活動する組織的な犯罪で、その手口は非常に綿密だそうです。

  • 詐欺を指示する人
  • ターゲットの会社と交渉する人
  • 土地を探す人
  • 土地の所有者になりすます人
  • パスポートなどを偽造する人
  • なりすまし役をキャスティングする係
    ここまで綿密にやられると、有名な大会社ですら騙されてしまうとのこと。

この小説は、実際にあった事件をモデルに描かれているそうです。
ある事件で妻子を亡くした男性が、地面師グループのトップ「ハリソン山中」と出会い、自身も地面師になっていく物語だと紹介されています。

Netflixで配信されたドラマも大変面白いそうですが、小説版ならではの魅力もあるとか。
ドラマとは設定が少し違ったり、ドラマで話題になったシーンが小説にはなかったりするらしいです。その分、小説ではキャラクターごとの心情がすごいリアルに描かれているそうなので、より深く物語を味わえそうです。

犯罪者たちなのに「ここまでやるんだ、かっけ!」となってしまうような、漫画のようにキャラクターが強い作品だと紹介されています!
ドラマを先に見てから小説で心情を深く知るのも、小説を読んでから映像化を楽しむのも、どちらもおすすめだとか。続編も出ているらしいです。

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