ほんタメ
読書家がオススメする最近読んだ10冊【2024年11月】

ほんタメさんが紹介

おすすめコメント

千早あやさんの新刊で、普段の作品とはまた違った空気感の一冊として紹介されています。

主人公が幼少期に海外で暮らしていた頃に飼っていた、「虎」という名の大きな犬との物語だそうです。
当時住んでいたのは治安の悪い地域で、犬は番犬のような存在でもあったとか。そのうちの一匹をとても大切に愛していたものの、離れ離れになってしまったという過去が描かれているようです。

この作品で描かれているのは、単なる愛の物語だけではないそう。

  • ちっちゃい頃に本当に大切にしていた家族との愛の物語
  • 愛を与え、受け取っていた一方で、その愛を裏切ってしまったという「罪と罰」
  • 愛を与えること、受け取ること、そしてそれを拒否すること

このように、「愛」というものを深く追求した作品だと紹介されています。人間と犬との間の、恋愛とも一般的な家族愛とも少し違う、もっと深いところで繋がる新しい愛の形が描かれており、とても素敵だとか。

また、燃え盛るようなデザインの表紙がとても綺麗でかっこいい!と絶賛されています。カバーを外すと、犬の毛並みのようなデザインが施されている点も、含めて素敵だそうです。

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