グリフィスの傷 (集英社文芸単行本)

グリフィスの傷 (集英社文芸単行本)

ほんタメ
皆さんにもおすすめの10冊があります【2024年7月】

ほんタメさんが紹介

おすすめコメント

体に生まれた傷をテーマにした、全10編が収録されている短編集として紹介されています。

物語の中心で描かれているのは、物理的な傷跡や心に負った傷の話だそうです。人は誰でも、大小さまざまな傷を持っているものだと語られています。

この本では、傷を無理に乗り越えてプラスに生きるというわけではなく、傷が傷として残り、それと共に生きていく人々の姿が静かに描かれているとか。自分の過去や傷を持つ人をただ見つめ、向き合っていく様子が、とても作者らしくて好きだと紹介されています!

また、この本には以下のような特徴があるそうです。

  • 全編を通して主人公の名前が出てこない
    • これは、読者が物語の登場人物に自分自身を重ね、投影しやすいように意図されたものらしいです。
  • 一つ一つのお話が短くて読みやすい
    • そのため、とてもおすすめの一冊だとか。

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