皆さんにもおすすめの10冊があります【2024年7月】
📅 2024年7月3日
この動画で紹介されたおすすめ商品(10個)

高橋真琴のおひめさまものがたり
少女画のイラストレーターとして知られる高橋誠さんの絵本だと紹介されています。
シンデレラや人魚姫、かぐや姫といった、みんなが知っているお姫様の物語が1冊にまとまった豪華な愛蔵版だそうです。
高橋誠さんのイラストといえば、髪の毛がくるくるで、おめめがキラキラしているのが特徴的だとか。特に「瞳の中にお星様を入れる」という画法を確立した方だそうで、その唯一無二の世界観がこの絵本に詰まっています。展示会で見て感動したという「人魚姫が泡になるシーン」のイラストも収録されており、見開きの絵は「超すごい!」「綺麗!」と絶賛されています!
物語は基本的にひらがなで書かれているため、お子さんでも読みやすいそうです。しかし、その美しいイラストは大人も魅了されるクオリティで、画集としても楽しめる一冊だとか。憧れの原画はなかなか手に入れられなくても、この絵本があればいつでもお家で美しい世界に浸れると紹介されています。

リア王(新潮文庫)
シェイクスピアの四大悲劇の一つとして知られる戯曲「リア王」が紹介されています。
舞台を観に行く前に、物語をちゃんと知っておこうと思って手に取った一冊だそうです。
年老いたリア王が、3人の娘に領土を分け与えようとするところから物語は始まります。父親を喜ばせる言葉を並べる2人の姉とは対照的に、素直なことしか言えなかった末娘のコーディリア。彼女は父の怒りを買って勘当され、そこから悲しい物語が展開していくそう。
シェイクスピアの作品は難しそうというイメージがあるかもしれませんが、本で読んでみると現代にも通じるところがたくさんあり、「やっぱり面白いんだな」と再確認できる作品だとか。
- •この新潮文庫版は、戯曲形式で登場人物のセリフの掛け合いで物語が進んでいきます。
- •翻訳の文章は少し硬めだそうですが、意外と読んでいて楽しいとのこと。
- •詩を読むのと同じように、戯曲を本で読んでみるというのも楽しいとおすすめされています。
今このタイミングでシェイクスピアをおすすめする人はなかなかいないかもしれない、としながらも、文学として読んでみる楽しさが語られています。

あとがきはまだ 俵万智選歌集
「かっこいい!」と紹介されているタイトルが印象的な、俵万智さんの選歌集だそうです。
今までに出された歌集からのベストセレクションのような形で、批評家のスザさんという方による解説も付いていると紹介されています。
- •若い頃の作品から、子育てをしていた時期の歌、そして現代の歌まで、様々な時代の俵万智さんの短歌を楽しむことができる一冊だとか。
- •『サラダ記念日』に代表されるピュアなイメージだけでなく、もっとドロッとした恋愛の歌も収録されており、「こんな歌も書いていたのか!」という多くの発見がある、とても面白い本だそうです。
- •中には「恋愛×地獄」と表現されるような、許されざる恋を詠んだ歌もあり、その意外性に驚いたと語られています。
歌集ごとにまとまっていて解説もあるため、とても分かりやすい構成になっているとのこと。
「短歌を読んでみたいなと思っている人に、とてもおすすめ」の一冊として紹介されていました。

家族解散まで千キロメートル (角川書店単行本)
「表紙の人たち全員嘘つき」という、なんとも不穏な雰囲気で紹介されています。読んでいて「絶対嘘ついてるでしょ」と思ってしまうような作品だそうです。
物語のテーマは「家族解散」。
実家を取り壊し、家族がバラバラになることが決まっている一家が主役とのこと。引越しの準備中、倉庫から謎の箱が見つかり、中身がテレビで報道されていた盗難された「ご神体」にそっくりだったことから物語が動き出すそうです。
ロードムービーのような展開
- •家族は、定職にもつかずふらふらしているお父さんが盗んだのではないかと疑い、みんなで青森の神社まで返しに行くことになるそうです。
- •車に乗るまでも、乗ってからも次々と事件が起きる、ドタバタな感じが面白いと紹介されています。
散りばめられた謎と伏線回収
- •「本当にお父さんが盗んだのか?」といった謎が散りばめられており、それらが伏線としてしっかり回収されていく展開がとても楽しいそうです。
- •ラストの方で「ああ、そういうことか」と納得できる面白さがあるとのこと。
「映像化しちゃいそう」とも言われるほど、展開がはっきりしていて面白い作品だとか。

ユリイカ2024年5月号 特集=嶽本野ばら
高校生の頃から10年来のファンだという方から、「ようやく時代が追いついた!」と喜びの声があがるほど、待望の特集号として紹介されています。
最近の嶽本野ばらブームも相まって、「ファンとしてはどうしよう!」と興奮してしまう一冊だとか。
もともと『ユリイカ』は活字中毒にはたまらない、文字がたくさん詰まった楽しい雑誌だそうですが、この号はほとんどが嶽本野ばらさんに関する文章で埋め尽くされているとのことです。
その充実した内容は、もはや「本当のファンブック!」と言えるほどで、とにかく「めっちゃ面白い!」そうです。
【特集の主な内容】
- •今回のために撮り下ろされた写真
- •嶽本野ばらさん本人へのインタビュー
- •新作の短編小説
- •嶽本野ばらさんを好きな人たちによるエッセイ
- •作品に関する評論
- •なんと本人が書いた、生まれてから今までの年表
など、ファンにはたまらない盛りだくさんのコンテンツが収録されていると紹介されています。

なぜ働いていると本が読めなくなるのか (集英社新書)
今、とても話題になっている新書として紹介されています。
働いていると本が読めなくなってしまう理由を追求した一冊だそう。
これは本に限った話ではなく、音楽好きな人が新譜を追えなくなったり、漫画が読めなくなったりと、どんな趣味にも当てはまる内容だとか。
この本では、以下のような点が解説されているそうです。
- •そもそも日本人はなぜ本を読むようになったのか
- •日本人が労働するようになってからの時代背景
こうした歴史的な背景と共に書かれているため、とても読みやすく面白いと紹介されています。
なぜ趣味の時間が取れなくなってしまうのか、その理由が分かると「じゃあ、こうしたら楽しめるのかも」と解決策を考えるきっかけになるかもしれないそうです。
仕事が忙しくて趣味から離れてしまったと感じている多くの人が気になっているからこそ、これだけ売れているのかもしれない、と分析されています。

ロリータ・ファッション
まず、その見た目のインパクトがすごい!と紹介されています。
ピンクのストライプ柄で、リボンで閉じられている装丁が特徴的だそう。
しかも、全体がレースになっていてポコポコした手触りで、外すと中がチェック柄になっていて「めっちゃ可愛い!」とのこと!
まるで本物のお洋服みたいなデザインで、独特な閉じ方になっているようです。
この本は小説ではなく、様々なブランドについて書かれたエッセイ集だとか。
国内外のハイブランドから、いわゆるロリータのブランド、さらにはキャンメイクのようなプチプラコスメブランドまで、本当に幅広いテーマが扱われているそうです。
- •ヴィヴィアン・ウエストウッド
- •ルイ・ヴィトン
- •クリスチャン・ディオール
- •コム・デ・ギャルソン
これを読むと国内外のブランドに詳しくなれる一冊で、ファッション史を学びたい時に読むととても勉強になると紹介されています。
デザイナーも評価するほど、ファッションについてきちんとまとまった内容で、「マジですごい!」とのこと!
帯には「ロリータ永遠のバイブル」と書かれているそうで、お洋服が好きな人は読んだ方がいいとおすすめされています。
本の質感なども含めて楽しめる、特別な一冊のようです。

わたしは孤独な星のように
声優やエッセイストとしても活躍し、SFに造詣が深いことでも知られる池沢春菜さんによる、初の小説デビュー作として紹介されています。全7編が収録された、がっつりとしたSF短編集だそう。
- •おしゃれな装丁も特徴で、カバーが少し小さく、中の本体がちらりと見えるデザインになっているとか。
- •表紙のイラストはクラゲではなく、物語の重要なモチーフでもあるキノコだそうです。
特に印象的だった短編として、1番最初に収録されている「糸は赤い糸は白い」が挙げられています。
- •キノコの菌を脳に埋め込むことが常識になった世界が舞台。
- •菌を埋め込んだ者同士は、言葉を介さずに感情などで通じ合えるようになるとか。
- •同じ菌を埋め込むことでより深い繋がりを持てるため、「同じキノコにしようね」と約束する、女の子同士の青春が描かれているそうです。
その関係性は友情以上で、読む人によっては恋愛とも捉えられるものだとか。しかし、ただピュアなだけでなく、少女小説に「地獄の香り」が風味として加わったような、ちょっとした残酷さもあってとても良い!とのこと。
SFでありながら文体はめっちゃ読みやすいそうで、これからもっとこの作家の作品が読みたくなる一冊だと紹介されています。

グリフィスの傷 (集英社文芸単行本)
体に生まれた傷をテーマにした、全10編が収録されている短編集として紹介されています。
物語の中心で描かれているのは、物理的な傷跡や心に負った傷の話だそうです。人は誰でも、大小さまざまな傷を持っているものだと語られています。
この本では、傷を無理に乗り越えてプラスに生きるというわけではなく、傷が傷として残り、それと共に生きていく人々の姿が静かに描かれているとか。自分の過去や傷を持つ人をただ見つめ、向き合っていく様子が、とても作者らしくて好きだと紹介されています!
また、この本には以下のような特徴があるそうです。
- 全編を通して主人公の名前が出てこない
- •これは、読者が物語の登場人物に自分自身を重ね、投影しやすいように意図されたものらしいです。
- 一つ一つのお話が短くて読みやすい
- •そのため、とてもおすすめの一冊だとか。

スター・ウォーズ 『マンダロリアン』 シーズン1 公式アートブック
スター・ウォーズのドラマ『マンダロリアン』シーズン1の公式アートブックとして紹介されています。
「マジで面白かったよ!」と絶賛されている一冊だそう!
ドラマのクリエイターたちが描いた様々なイメージイラストがまとめられており、
- •主人公たちが乗る宇宙船のデザイン
- •武器のデザイン
- •敵のキャラクターのデザイン
などが、見開きで細かく描かれているそうです。
「マジでかっこいい!」そうで、スター・ウォーズの本編やドラマ『マンダロリアン』を観ていなくても、このアートブックだけでも十分に楽しめることが証明されていると紹介されています!
もちろん、ドラマを観ていると、さらに面白く感じられる点がたくさんあるとのこと。
作品のファンはもちろん、まだ観たことがない人でも楽しめる魅力的な一冊だとか。
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