
傘をもたない蟻たちは (角川文庫)
雨の日のおすすめ本6選
ほんタメさんが紹介
おすすめコメント
加藤シゲアキさんによる短編集で、この中に収録されている「イガの雨」という一編が紹介されています。
この物語で空から降ってくるのは、ただの雨水ではないそう。
- •目玉が3つある
- •歯がない口がついている
- •体に直で足が生えている
そんな「イガヌ」という奇妙な生き物が、雨のように大量に降ってくるというSF的な設定だとか。
最初は侵略者かと恐れられたイガヌですが、実はとても弱く、しかも食べてみたらめっちゃ美味しかった!そう。
物語は、人類がこの不思議な生き物を食べるようになった世界で、家で食べることを禁じられている女の子を主人公に進んでいくようです。
SFやファンタジー、ディストピア的な側面も持ち合わせている作品で、「そこはかとない気持ち悪さがずっと溢れてる」と評されています。
雨の日に家にこもって読むと、物語の世界に「ズンてするかも」しれない、どっぷりと落ち込んでいけるような一冊だとか。
最初にイガヌが降ってきた時の「とてつもない恐怖だった」「終わりの日かと思った」という感覚を味わえるかもしれない、と紹介されています。
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