
ジュリアン・バトラーの真実の生涯
読書好きが1年間で読んだ本【総集編】
ほんタメさんが紹介
おすすめコメント
「特に押したい!」「めっちゃくちゃ面白かったんですよ!」と紹介されている一冊だそう。
川本直さんのデビュー作であり、第73回読売文学賞を受賞した作品で、デビュー作とは思えないほどの分厚さも特徴的だとか。
物語は、アメリカ文学史上とても人気があったとされる作家「ジュリアン・バトラー」の生涯を追う、というもの。しかし、その有名な作家の裏には、実はもう一人、ゴーストライターのように彼の作品を書いていた人物が存在した、という驚きの設定だそうです。
- •彼が雑誌で語ったインタビュー記事
- •彼が書いたとされる小説の内容
これらがぎゅっと詰まっており、この一冊を読めば彼の人生が分かる、ノンフィクションのような作りになっていると紹介されています。
この本の最大の魅力は、そのあまりのリアルさにあるそう。
読み進めていくと、架空の作家であるはずのジュリアン・バトラーが本当に実在するかのように感じられ、「彼の小説をなぜ一冊も読んでないんだろう」「なんで読めないんだろう」と、本気で悔しくなってしまうほどだとか。
「この本を読んだ人は全員、自分の読んできた文学の中にジュリアン・バトラーがいると感じるはず」とも語られています。
「この分量だけどマジで面白かった!」とのことで、「長いほど面白さもそれ相応」だと説明されています。
ガッと休みが取れる時に一気読みするのが楽しいかもしれない、とおすすめされています。
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