52ヘルツのクジラたち【特典付き】 (中公文庫)

52ヘルツのクジラたち【特典付き】 (中公文庫)

ほんタメ
感情移入してしまう小説3選【本の世界に没入しよう】

ほんタメさんが紹介

おすすめコメント

2021年の本屋大賞受賞作で、映画化もされた話題作として紹介されています。

家族に人生を搾取され苦しんできた女性「きなこさん」が、移住先の大分で虐待を受ける13歳の少年と出会い、彼を救おうとする物語だそう。

この物語のキーとなるのが、タイトルにもなっている「52ヘルツのクジラ」
これは、他の仲間とは違う周波数でしか鳴けず、コミュニケーションが取れない孤独なクジラのことだとか。作中で描かれるのは、まさにそうした孤独感や、誰にも「寂しい」と声をあげられない苦しさで、がっつりと物語に没入できると紹介されています。

  • 虐待DV家族の介護トランスジェンダーといった、現代社会が抱える様々な問題が描かれているそう。
  • そのため、たとえ同じ経験がなくても、主人公や少年をはじめとした登場人物たちの気持ちに深く寄り添うことができるんだとか。

物語に入り込みすぎて、しんどくなってめっちゃ泣いちゃう!と語られており、感情がすごく揺さぶられる作品だそうです。
何回読んでもその度に泣いてしまうほど、心を揺さぶられるとのこと。

主人公だけでなく、彼女を支える男性など、何人もの登場人物に感情移入してしまうタイプの一冊だと紹介されています。

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