恋と禁忌の述語論理 (講談社文庫)

恋と禁忌の述語論理 (講談社文庫)

ほんタメ
もうこの人になら捕まってもいいです。そんな探偵を3人紹介します

ほんタメさんが紹介

おすすめコメント

登場する天才数理論理学者「すずりさん」という人物になら捕まってもいい、と紹介されています。

この作品の変わっているところは、同期を完全に無視している点だそうです。

  • 事件解決において「同期は論理じゃないから」という理由で、犯人の動機には一切触れないとのこと。
  • 選択肢を出し、それを潰していくという論理学を用いて、物事の正しい方向を炙り出していく様子が描かれているだとか。

ミステリーにおいて、犯人が探偵から動機まで語られると「お前に何がわかるんだ」と腹が立つかもしれない、という視点が挙げられています。
しかし、この作品のように同期を抜きにして「こうやってこうやってこうやったんでしょ」と事実だけをロジカルに突きつけられたら、犯人としても完全に諦めがつき、文句も言えなくなるそうです。
あまりの正しさに「犯人はそれ俺だ」と納得してしまうほどだとか。

同期無視のミステリーという、かなりレアな作品としておすすめされています。

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