ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫)

ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫)

ほんタメ
後味が悪すぎる小説3選【読むときはご注意を】

ほんタメさんが紹介

おすすめコメント

イヤミスの女王」の作品として紹介されています。

本作は短編集で、特に表題作に近い「ポイズンドーター」と「ホーリーマザー」の2編が注目ポイントだそうです。

「ポイズンドーター」は、女優である主人公が、自分を長年コントロールし続けてきた”毒親”である母親と向き合う物語だとか。
しかし、タイトルは「ポイズンマザー」ではなく「ポイズンドーター」。なぜ娘が”毒”なのか?という疑問が、読む者の興味を強く掻き立てるようです。

そして、続く「ホーリーマザー」では、別の人物の視点から母親と娘の関係が描かれます。

  • 主人公が語っていた内容と、第三者から見た真実が少しずつずれてくる
  • 人の視点が変わることで、真実がどんどん変わっていく面白さがある
  • 誰が正しくて、誰の言葉が正解なのか、読者もわからなくなる

結末はハッピーエンドではなく、後味の悪さを楽しむ文脈で「後味最高!」と紹介されています。
一体「本当に毒を持っているのは誰なのか」を、ぜひ確かめてみてほしいとのこと。
他の短編も、人の二面性や表と裏が描かれていて、とても良い作品だそうです。

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