
The New Psychology of Winning: Top Qualities of a 21st Century Winner (English Edition)
【心理学者が教える】「どこまでも不幸な人の共通点」人生相談のレジェンド・加藤諦三が語る孤独・不安・比較癖を生む「心の地獄」を抜け出す方法 / 人生を救う「最も価値ある能力」とは?(第1回/全2回)
flier 公式チャンネルさんが紹介
おすすめコメント
「成功の心理学」や「勝者の心理学」として紹介されている一冊です。
自己蔑視、いわゆるセルフコンテントに陥っている人は「心が地獄である」とされ、どんなに良いことがあっても不幸を感じてしまうと説明されています。
その最大の心理的特徴は、脅迫的に他人と自分を比較してしまうことだそう。
- •東西ドイツ統一の際、東ドイツの人々は生活水準が上がったにもかかわらず、比較対象が西ドイツの人々に変わったことで幸福度が下がってしまったという例が挙げられています。
- •オリンピックでは、銀メダリストが金メダリストと比較してしまい、むしろ銅メダリストの方が幸福度が高いという調査結果もあるとか。
このように、人と比較することに囚われると、たとえ自分の状況が良くなっても不幸になってしまうと語られています。
この本が示す幸せへの道は、人間が自分の潜在的な能力を発揮することにあるとのことです。そのためには、現状維持という「安全」に留まるのではなく、「成長を選ぶ」という強い意志が必要不可欠だとされています。
人生に後悔がない人と後悔だけで終わる人の違いは、まさにこの「成長を選ぶ意思」の有無にあるそうです。
また、人生には魔法の杖のような安易な方法はないという、厳しいながらも重要な視点も示されています。
他人との比較癖から抜け出し、自分の人生を後悔なく生きたいと願う人にとって、大きな指針となる一冊として紹介されています。
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