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【心理学者が教える】「どこまでも不幸な人の共通点」人生相談のレジェンド・加藤諦三が語る孤独・不安・比較癖を生む「心の地獄」を抜け出す方法 / 人生を救う「最も価値ある能力」とは?(第1回/全2回)

📅 2024年3月9日

この動画で紹介されたおすすめ商品(3個)

The New Psychology of Winning: Top Qualities of a 21st Century Winner (English Edition)

The New Psychology of Winning: Top Qualities of a 21st Century Winner (English Edition)

おすすめコメント

「成功の心理学」や「勝者の心理学」として紹介されている一冊です。
自己蔑視、いわゆるセルフコンテントに陥っている人は「心が地獄である」とされ、どんなに良いことがあっても不幸を感じてしまうと説明されています。

その最大の心理的特徴は、脅迫的に他人と自分を比較してしまうことだそう。

  • 東西ドイツ統一の際、東ドイツの人々は生活水準が上がったにもかかわらず、比較対象が西ドイツの人々に変わったことで幸福度が下がってしまったという例が挙げられています。
  • オリンピックでは、銀メダリストが金メダリストと比較してしまい、むしろ銅メダリストの方が幸福度が高いという調査結果もあるとか。

このように、人と比較することに囚われると、たとえ自分の状況が良くなっても不幸になってしまうと語られています。

この本が示す幸せへの道は、人間が自分の潜在的な能力を発揮することにあるとのことです。そのためには、現状維持という「安全」に留まるのではなく、「成長を選ぶ」という強い意志が必要不可欠だとされています。
人生に後悔がない人と後悔だけで終わる人の違いは、まさにこの「成長を選ぶ意思」の有無にあるそうです。
また、人生には魔法の杖のような安易な方法はないという、厳しいながらも重要な視点も示されています。

他人との比較癖から抜け出し、自分の人生を後悔なく生きたいと願う人にとって、大きな指針となる一冊として紹介されています。

新訳 成功の心理学 人生の勝者に生まれ変わる10の方法

新訳 成功の心理学 人生の勝者に生まれ変わる10の方法

おすすめコメント

「勝者の心理学」ともいえる一冊として紹介されています。

自己評価が極端に低く、自分を蔑視してしまう「自己蔑視(セルフコンテント)」の状態にあると、心はまるで地獄のようになり、外側でどんなに良いことが起きても幸せにはなれないのだとか。
小さい頃に周りから与えられた破壊的なメッセージによって「自分は価値のない人間だ」と思い込んでしまうことが、その原因として挙げられています。

この自己蔑視の最大の心理的特徴は、脅迫的に他人と自分を比較してしまうことだと説明されています。

  • 東西ドイツが統一された際、東ドイツの従業員の生活レベルは飛躍的に上がったにもかかわらず、満足度は下がってしまったそうです。これは、比較対象が同じ東ドイツの人々から、より豊かな西ドイツの人々に変わったためだとか。
  • オリンピックの調査では、銀メダリストよりも銅メダリストの方が幸福度が高いという結果が出ているそうです。銀メダリストは金メダリストと自分を比較してしまい、一方で銅メダリストは「メダルが取れた」こと自体を喜ぶからだと紹介されています。

このように、常に誰かと比較してしまう心は、たとえ状況が良くなっても人を不幸にしてしまうようです。

では、どうすれば幸せになれるのでしょうか。
その答えは、人間は自分の潜在的な能力を発揮するようになれば幸せになれる、という点にあると語られています。人生において安易な「魔法の杖」はなく、地道なステップを踏むことが重要だそうです。

また、人生で最も価値のある能力は、足が速いことやお金儲けがうまいことではなく、「心の内を打ち明ける能力」だと紹介されています。自分の本当の気持ちを他人に話すことは、健康にも良い影響を与えるのだとか。

人生は「安全」と「成長」の葛藤の連続であり、多くの人はつい安全を選んでしまいがちです。しかし、後悔のない人生を送るためには、自らの意思で「成長」を選ぶことが何よりも重要だと説明されています。夫の顔色を伺いながら過ごすのではなく、自分の意思で現状を変えようとしない限り、本当の幸せは訪れない、という厳しい指摘もされています。

自分自身の本当の気持ちと向き合い、成長への一歩を踏み出すためのヒントが得られる一冊のようです。

テレフォン人生相談―心のマスクを忘れるな―

テレフォン人生相談―心のマスクを忘れるな―

おすすめコメント

ラジオ番組「テレフォン人生相談」をそのまま本にした一冊として紹介されています。長年にわたり、多くの悩める人々と向き合ってきた経験が基になっているそうです。

この本では、自己卑下(セルフコンテント)に陥っている人の心理的特徴として、脅迫的に他人と自分を比較してしまうことが挙げられています。たとえ自分の生活水準が上がっても、周りの人と比較することで不幸を感じてしまう心のメカニズムが、具体的な例を交えて解説されているそうです。

悩んでいる人は健康を害しがちであり、人生で最も価値のある能力は「心のごみを打ち明ける能力」だとされています。本書で取り上げられている相談事例として、以下のような内容が紹介されています。

  • 「本当の自分が分からず、生きづらさを感じる」という悩み

    • この悩みの根源は、青年期に解決すべき課題を乗り越えられず、周囲から精神的に自立できていないことにあると分析されています。
    • 自分の適性を知るためには段階を踏む必要があり、人生に「魔法の杖」のような安易な方法はないと説かれています。
  • 「夫の顔色をうかがいながら過ごすのが辛い」という悩み

    • 夫が突然不機嫌になるのは、母親に求めるような無条件の賛美を期待するナルシシズム(幼児性)が原因だと解説されています。
    • このような状況から抜け出すには、人間が陥りがちな「安全と成長の葛藤」において、現状維持という「安全」を選ぶのではなく、自らの意思で「成長」を選ぶことが不可欠だとされています。

多くの人が不幸を感じるのは、人間性の中に「成長を選ぶという意思」が必要であることが理解されていないからだと指摘されており、後悔のない人生を送るためのヒントが示されているそうです。

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