
かか (河出文庫)
文体が独特すぎる本3選
ほんタメさんが紹介
おすすめコメント
「分隊が特徴的な小説」の一冊として紹介されています。
作者である宇佐見りんさんのデビュー作であり、読んだときにその文体に衝撃を受けた作品だそうです!
最大の特徴は、作中で一貫して使われる「かか弁」というオリジナルの方言。
- •関西弁か九州弁のようでありながら、それらとは違う、もっと柔らかい音の印象を持つ独特な言葉遣いだとか。
- •作中では、母親がこの「かか弁」を使っており、近しい存在のはずなのにどこか理解しきれない、という不思議な距離感が醸し出されていると説明されています。
この独特な文体によって生まれる、柔らかい音の感じと、どこの地域のものか分からない不思議な空気感に包まれる感覚は、この『かか』でしか味わえない体験とのこと。
「小説といえば硬い文章」というイメージを持っている人ほど読んでみてほしいそうで、きっと衝撃を受ける!と紹介されています。
映画化も発表されており、この特徴的な文体が映像でどう表現されるのかも気になるところだそうです。
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