ライフピボット 縦横無尽に未来を描く 人生100年時代の転身術 できるビジネスシリーズ

500冊以上の本の中でもトップ5には入るほど、ものすごく役に立つかつ面白い本だと紹介されています！必ず人生の役に立つとされ、特に以下のような方におすすめだそうです。

• •自分の人生について真剣に考えたい人
• •将来についてなんとなく不安な人
• •現時点で40代以下の全ての人（全員必ず読んだ方がいいとまで言われています！）

現代は、「人生の長期化」「ライフスタイルの短期化」「世界の変化の加速」という3つの大きな変化により、人生のルールが激変した時代だとか。
このような時代では、キャリアプランを立てても計画通りに進むことはほぼなく、将来の見通しが立たなくても問題ないそう。

そこで重要になるのが、人生の方向転換を意味する「ライフピボット」という考え方だと言われています。
どんな変化にも対応できるよう、計画ではなく「準備」をすることが何よりも有効で、そのために私たちは3つの資産を蓄積していく必要があると解説されています。

将来に備えるための「3つの蓄積」

仕事の経験を通して、以下の3つを意識的に貯めていくことが、変化の激しい時代を生き抜く力になるそうです。

• 1. 価値を提供できるスキルセット
  • •テクニカルスキル（プログラミングやマーケティングなど）
  • •ヒューマンスキル（対人関係をうまくやる能力）
  • •コンセプチュアルスキル（論理的思考や柔軟性などの概念化能力）
• 2. 広く多様な人的ネットワーク
  • •実績や肩書きから生まれる「信用」と、共同作業などを通じて築く深い関係の「信頼」の両方を貯めていくことが有効だとか。
• 3. 経験によるリアルな自己理解
  • •「努力は夢中に勝てない」ため、自分が夢中になれるものを知ることが大切だそう。そのために、記憶は当てにならないので毎日日記を書くことがおすすめされています。

この3つの蓄積は車に例えられており、スキルと人脈が「アクセル」、自己理解が「ハンドル」の役割を果たすという的確な例えで紹介されています。

3つの蓄積を効率よく貯める「6つのアクション」

本書では、3つの蓄積を同時に進められる具体的なアクションも提示されているそうです。

• •マッチングサービスを利用する
• •発信し続ける
• •イベントに参加、登壇、主催する
• •コミュニティに参加、主催する
• •ギグワーク（単発の仕事）をする
• •ギブワーク（無報酬で働き、経験や信頼を積む）をする

人生が長期化し、いろんな経験ができる時代は、本当にワクワクすることです！と語られています。
変化の激しい時代を生き抜くための「備え」について、具体的かつ実践的に学べる一冊だそうです。