
「幸せをお金で買う」5つの授業 (中経出版)
お金に関する心理学まとめ【幸せをお金で買う5つの授業】193の心理研究でわかったお金に支配されない13の真実
サムの本解説chさんが紹介
おすすめコメント
お金のことで損をしたくない人や、お金の賢い使い方を知りたい人、心理学や脳科学に興味がある人にとてもおすすめの一冊として紹介されています。
「知らんかったら人生めっちゃ損するところだったわ危ねえ!」と思わされるような、有益な学びがたくさんあるそうです。
本書では、数々の研究によって証明された「幸福度を高めるお金の使い方」が5つあると解説されています。これらは科学的根拠に基づいた方法だそうです。
幸せをお金で買う5つの原則
1. 経験を買う
- •高級車やブランド品といった「物」よりも、旅行や特別な食事といった「経験」にお金を使った方が、幸福感が長続きしやすいそうです。
- •物を買った幸福度は時間と共に下がっていくのに対し、経験を買った幸福度は、脳の「過去の経験を美化する」性質により、時間と共に上がっていくという面白い特徴があるのだとか。
- 特に幸福度を高めやすい経験として、以下の4つのパターンが挙げられています。
- •他人との繋がりが生まれる経験
- •思い出話になりそうな経験
- •自分の理想像に関係する経験
- •滅多にないレアな経験
2. ご褒美にする
- •何かをやり遂げた時の「ご褒美」としてお金を使うと、幸福度が高まりやすいそうです。
- •あえて自分で制限をかけることで、当たり前になることを防ぎ、ありがたみや満足感を高めることができると説明されています。
3. 時間を買う
- •家事代行サービスやロボット掃除機、職場の近くに住むなど、自由な時間を増やすためにお金を使うことは、幸福度をとても高めやすい賢い使い方だそうです。
4. 先に支払って後で消費する
- •旅行の予約のように、先に支払いを済ませて後で消費する方が幸福度は高まりやすいとか。
- •実際に体験するまでの「ワクワクしながら待つ時間」が、幸福感を高める重要な要素になるそうです。
5. 他人のために使う
- •プレゼントや寄付、誰かに奢ってあげるなど、他人のためにお金を使うことも幸福感を得やすい方法の一つとして紹介されています。
これらの原則は、著者らが行った数々の研究に基づいた科学的根拠のある方法だと解説されています。統計的な結果に基づいているため再現性がある程度期待できるものの、個人差もあるため、自分に合うかどうかを試してみることが大切だそうです。
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