
ドーパミン中毒(新潮新書)
【特別編】眠れなくなるほど面白い肝臓の話 本当に摂るべき9品、避けるべき8品
サムの本解説chさんが紹介
おすすめコメント
食べ物やゲーム、動画サイトなど、つい「やりすぎ」「はまりすぎ」てしまう…。そんな現代人におすすめの一冊として紹介されています。
この本では、薬物やアルコールだけでなく、ゲーム、SNS、動画サイトなども私たちにドーパミンをもたらす「現代におけるドラッグ」だと指摘されているそうです。
この「依存の時代」において、衝動的な過剰摂取から抜け出すための具体的な方法として、「セルフバインディング(自分を縛る)」と「徹底的な正直さ」が有効だと解説されています。
依存から脱却するための「セルフバインディング」
これは、自分の意志の力に頼るのではなく、欲望と行動の間に意図的に壁を作ることで、衝動的な行動をコントロールする方法だとか。具体的な戦略として、以下の3つが紹介されています。
- 物理的なセルフバインディング
- •ゲームのコントローラーを捨てたり、クレジットカードを使わず現金だけにしたりと、物理的に対象物から距離を置く方法だそうです。
- 自系列的なセルフバインディング
- •「休日だけは使っていい」「仕事が終わったら」というように、時間制限やゴールを設けることで、使用量を減らす方法です。
- ジャンル的なセルフバインディング
- •「このタイプのものはOK、このタイプのものはダメ」と区別し、ハマっているものだけでなく、それを欲しがるきっかけとなるものも避ける戦略だそう。生活から完全に排除できないスマートフォンなどに応用できるとされています。
人生をより良く生きるための「徹底的な正直さ」
依存からの回復の基礎となるのが、真実を語ることだと紹介されています。
- •小さな嘘の習慣をやめることで、罪悪感や誰かに気づかれることへの恐れから解放され、心が自由になるそう。
- •正直であることは、親密な人間関係を育むことにもつながり、衝動的な過剰摂取を抑えるだけでなく、人生をより良く生きるための確信になると説明されています。
依存症のメカニズムや治療法だけでなく、この報酬に溢れた世界で、誰もが心のバランスを保って生きていくためのヒントが得られる一冊だそうです。
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