
空気を読む脳 (講談社+α新書)
【特別編】「金持ち脳」になる方法 東大卒の女性脳科学者が、金持ち脳のなり方、全部教えます。中野信子まとめ
サムの本解説chさんが紹介
おすすめコメント
脳科学や心理学に興味がある方に超おすすめの本だと紹介されています!
私たちの脳が、気づかないうちにどんな「勘違い」を起こしているのか。そのメカニズムを知ることで、人生で損しないための知識をたくさん学べる、目から鱗な学びが満載の一冊だそうです。
この本では、主に以下の3つのテーマについて解説されています。
1. 思い込みが現実を変える「プラシーボ効果」
- •薬としての効果がない偽薬でも、効果があると信じて飲むことで、実際に脳から鎮痛物質(オピオイド)が分泌されることがあるそうです。
- •ハーバード大学の実験では、ホテルの従業員が自分の仕事の消費カロリーを意識しただけで、体脂肪が落ち、身体年齢が若返るという驚きの結果が出たとか!
- •このように、効果を意識するかどうかというほんの少しの意識の違いで、得られる結果が大きく変わるとのことです。
- •逆に、マイナスな思い込みが悪い影響を与える「ノーシーボ効果」についても解説されており、これを知ることで人生の損を減らせると紹介されています。
2. 「報酬」と「やる気」の意外な関係
- •報酬が高い方がやる気が出ると思いきや、逆に報酬が多いせいで生産性や楽しさが減ってしまうことがあるとされています。
- •これは、報酬のために働くという意識が強くなり、作業そのものの楽しさを見出せなくなるからだそう。
- •私たちの脳は、矛盾した状況を解決するために「この仕事はやりがいがあるに違いない」と認識をねじまげてしまう(認知的不協和)ことがあるのだとか。
- •この脳の働きを知り、自分を客観的に見ることが重要だとされています。
3. 人生を豊かにする「前頭前野」の鍛え方
- •論理的思考や感情のコントロールを司る、脳のめちゃめちゃ重要な部分である前頭前野を鍛えることで、人生が豊かになると紹介されています。
- 具体的な方法として、以下の3つが挙げられています。
- •新しい経験をする: いつもと違う道を通るなど、小さなチャレンジでも脳の活性化に繋がるそうです。
- •余裕を持つ: ストレスが多すぎても少なすぎても脳のパフォーマンスは落ちるため、適度なストレスと休息のバランスが大切とのことです。
- •食事・睡眠・運動を整える: 特に、青魚などに含まれるオメガ3脂肪酸や、短時間のお昼寝が脳に良いとされています。
脳の「勘違い」の仕組みを知り、それを逆手にとって生活の中での損を減らし、得を増やすヒントが得られる一冊だと紹介されています。
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