東大卒の女性脳科学者が、金持ち脳のなり方、全部教えます。

お金持ちになる人の脳、つまり「金持ち脳」の特徴と、そのなり方を脳科学の観点から解説した本として紹介されています。

結論として「金持ち脳」とは、「勝つことの気持ちよさを知っている脳」のことだそうです。
脳には「報酬系」という部分があり、ドーパミンというホルモンが出ることで快楽を得ていると説明されています。この報酬系は、快楽を繰り返すほどドーパミンを出すのが上手くなるという特徴があるとのこと。

お金持ちになっていく人は、この脳の仕組みをうまく活用している人たちだとか。

• •小さな成功体験を繰り返すことで、脳の報酬系が強化されるそう。
• •「勝つこと」や「認められること」でドーパミンが出やすくなり、快楽を得やすくなる。
• •その快感を得るために努力をし、やがて努力すること自体に快感を感じるようになるという「高循環」が生まれると解説されています。

「勝ち癖をつけろ」という言葉は、科学的に言うと「勝ってドーパミンを出し、脳の報酬系を強化しろ」ということだと説明されています。

金持ち脳になるための具体的な方法として、まずは小さな成功体験を繰り返し、達成する喜びを脳に教えてやることが第一歩だとされています。
また、この報酬系には嬉しい特徴があり、必ずしも目標を達成しなくても、「惜しかった」「あと一歩だった」という場合でもドーパミンが出て強化されるそうなので、挑戦し続けることが大切だそうです。