
ドーパミン中毒(新潮新書)
【特別編】ドーパミンが人を操る3つの理由【逆に利用すれば人生イージー】BRAIN DRIVEN パフォーマンスが高まる脳の状態とは他
サムの本解説chさんが紹介
おすすめコメント
食べ物、ゲーム、動画サイトなど、ついやり過ぎてしまう...。そんな現代の「ドーパミン中毒」に悩む人におすすめの一冊として紹介されています。
現代は、薬物やアルコールだけでなく、ゲームやSNS、動画サイトといった、かつてないほど多くの「高ドーパミン製品」に囲まれているそう。これらは「現代におけるドラッグ」とも言えるものだとか。
本書では、こうした依存から抜け出すための実践的な方法が紹介されているそうです。
自分を縛る「セルフバインディング」
依存から脱却するための有効な方法として「セルフバインディング」が挙げられています。これは意思の力に頼るのではなく、むしろ意思の限界を率直に認めることから始まるアプローチだとか。欲望の渦中にいるときは抵抗できないため、まだ選択能力が残っているうちに、意図的に自分とはまっているものとの間に壁を作ることが重要だそうです。
具体的な戦略として、以下の3つが紹介されています。
- •物理的なセルフバインディング: ゲームのコントローラーを捨てたり、クレジットカードを使わず現金払いにしたりと、物理的に対象から距離を置く方法。
- •自系列的なセルフバインディング: 「休日だけ」「週末だけ」というように、時間制限やゴールを設けることで、無制限のアクセスを防ぎ、衝動的な摂取を抑える方法。
- •ジャンル的なセルフバインディング: はまっているものだけでなく、それを欲しがるきっかけとなる関連情報や行動(例:スポーツ賭博依存ならスポーツ観戦自体を避ける)も避けることで、再発リスクを減らす方法。
人生を変える「徹底的な正直さ」
もう一つの重要な要素として「徹底的な正直さ」が挙げられています。これは依存症からの回復だけでなく、人生をより良く生きるための確信となるものだそう。
嘘をつくことは罪悪感や「バレるのではないか」という恐れに繋がる一方で、「真実を言っている限り、何にも心配しなくていいのだと気がつきました。自由になりました!」という体験談も紹介されています。
正直であることは、
- •自分の行為への自覚を促す
- •親密な人間関係を育む
- •未来の自分への説明責任を果たす
といった効果に繋がり、自分自身だけでなく、周りの人にも良い影響を与えうるとされています。
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