
BRAIN DRIVEN (ブレインドリブン) パフォーマンスが高まる脳の状態とは
サムの本解説chさんが紹介
おすすめコメント
やる気を出したい、ワクワクしたい、効率よく物事を達成したい、そんな方にとてもおすすめの本として紹介されています。
人の行動に深く関わる「やる気ホルモン」ドーパミンを味方につけることで、人生を好転させる方法が解説されているそうです。
ドーパミンが人を操る仕組み
ドーパミンは、やる気や集中力だけでなく「快楽」に関わる重要な脳内物質だと説明されています。
ドーパミンが分泌されるのは、何か良いことがありそうだと期待する「報酬予測」の時と、実際に報酬を得た「報酬獲得」の時だとか。
一度得た快楽を「もう一度欲しい」と脳が学習する「強化学習」によって、私たちは知らず知らずのうちに特定の行動を繰り返すようになっているとのことです。このドーパミンの強力なパワーを理解し、うまく利用することが理想の自分に近づくための一歩になると紹介されています。
ドーパミンを味方にする具体的な方法
ドーパミンをコントロールし、やる気を引き出すためには、目標設定の仕方が重要だそうです。
- •目標達成の価値を明確にする: 達成後のメリットをはっきりさせることで、ドーパミンの分泌が促されるとのことです。
- •目標を細かく分ける: 年・月・週・日単位で目標を細分化することで、遠いゴールにも挫折しにくくなり、小さな達成感を積み重ねながらやる気を維持できると解説されています。
- •適切にフィードバックする: 「50分作業して10分休憩する」といったサイクルで、やり終えたことを書き出すなど、こまめに進捗を確認することが効果的だとか。達成できたことが目に見えることで、次の行動へのモチベーションにつながるそうです。
ドーパミンより重要な「セロトニン」
本書では、ドーパミンよりも土台として重要な脳内物質が「セロトニン」であると強調されています。
体が健康でなければ、脳は高いパフォーマンスを発揮できないからだそうです。セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、脳全体のバランスを調整する「指揮者」のような役割を担っているとのこと。
セロトニンを分泌させる方法は以下の通りだと紹介されています。
- •日光を浴びること
- •リズミカルな運動をすること
- •よく噛んで食べること
また、セロトニンは夜になると睡眠ホルモン「メラトニン」に変わり、睡眠の質を高めてくれるそうです。日中にセロトニンを十分に作っておくことが、日中のパフォーマンスだけでなく、夜の回復にもつながると説明されています。ちなみに、セロトニンの材料(トリプトファン、糖質、ビタミン)をすべて含む食べ物としてバナナも紹介されています。
まずは生活リズムを整え、心と体の土台を作ることの重要性も学べる一冊だそうです。
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