眠れなくなるほど面白い 図解 栄養素の話

日々の食事で、もしかしたら大切な栄養素を捨ててしまっているかもしれない、と考えさせられる一冊として紹介されています。普段何気なく行っている調理法や保存法が、実は栄養を逃す「もったいない食べ方」に該当する可能性があるだとか。

この本では、食材の栄養を無駄にせず、効率よく体に取り込むための具体的な知識が解説されているそうです。

• •ビタミンを逃さないコツ: ビタミンは熱と水で失われやすいため、短時間での調理やレンジの活用、スープにして丸ごといただくことが有効とされています。また、ビタミンは脂質と一緒に摂ることで吸収率が格段に上がるため、サラダにノンオイルドレッシングを選ぶのはもったいない食べ方なんだとか。オリーブオイルなどを活用するのがおすすめだそうです。
• •捨てていた部分にこそ栄養が！: ニンジンの皮やブロッコリーの茎など、普段捨ててしまいがちな部分には、実は本体よりも豊富な栄養が含まれていることがあると紹介されています。皮を剥く手間も省けて栄養も多く摂れる、まさに一石二鳥だそう！
• •野菜の正しい保存方法: トマトやキュウリなどの夏野菜は、冷蔵庫に入れるよりも常温で保存する方が栄養が減りにくいとのこと。食材に合わせた保存法を知ることが重要だと説明されています。
• •最強の調理法は「スープ」: 野菜に含まれるフィトケミカルを効率よく摂るには、スープにして丸ごといただくのが一番良い方法だと紹介されています。加熱することで栄養がスープに溶け出し、吸収しやすくなるそうです。特に、栄養の宝庫である味噌を使ったお味噌汁や、楽・うまい・安い・栄養満点の鍋は最高！と絶賛されています。

食材の栄養を無駄にしない方法や、効率のいい食べ合わせを知ることで、食事を整え、脳や体のパフォーマンスを上げるきっかけになる一冊として紹介されています。