
「一人で生きる」が当たり前になる社会
【特別編】脳科学者 中野信子 総まとめ【ドーパミン、セロトニン、アドレナリン、オキシトシン、メラトニン等】
サムの本解説chさんが紹介
おすすめコメント
「独身でいるのが不安な方」や「一人で生きていくための心構えを知りたい方」におすすめの本として紹介されています。2040年には独身者が人口の約5割に達し、「一人で生きる」が当たり前になる社会が到来すると予測されているそうです。
この本では、これからの社会で生きていく上での重要な視点が、具体的なデータと共に解説されています。
ソロ社会の厳しい現実
- •300万人の日本人男性は結婚相手が見つからないという、衝撃的なデータが示されているとか。これは「時間差一夫多妻制」という、一部の男性が何度も結婚する一方で一度もできない人が多く出る現象が原因だそうです。
- •「結婚しないと孤独死する」という言葉は事実ではなく、結婚していても孤独死は防げないという現実が解説されています。
- •さらに、男性の場合は離婚と自殺率に高い相関関係があるというデータも紹介されています。
幸福と自己肯定感の真実
- •データ上は既婚者の方が幸福度は高い傾向にあるものの、独身でも幸せな人は多く、「結婚しなければ不幸」というわけではないと説明されています。
- •特にソロの男性は、学歴や年収といった条件がないと自分を肯定できない傾向があり、これは苦しい「条件付き愛情」だと指摘されているそうです。
恋愛と結婚の生存戦略
- •恋愛が得意な「恋愛強者」は全体の3割だけで、この3割が恋愛市場を独占しているという「恋愛強者3割の法則」が提唱されています。
- •結婚生活には、決断力などの「不正」と、協調性や許容する力である「母性」の両方が男女共に必要だとされています。
- •婚活中の女性には、初めから高年収の男性を探すのではなく、「男性を選んで育てるのが早道」という視点が紹介されています。結婚とは、お互いの隠れた力を顕在化し合う関係性なのだとか。
これからの時代をどう生きるか、無理に誰かと一緒になる必要があるのか、それとも一人で生きるのか。自分で問いを立て、行動を起こすきっかけになる一冊として紹介されています。
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