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📅 2025年6月28日
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世界最強の女帝 メルケルの謎 (文春新書 1067)
ドイツのアンゲラ・メルケル元首相について、その人物像や政治手法の謎に迫る一冊として紹介されています。メルケル氏の自伝『自由』を読む前にこの本を読むと、より理解が深まるそうです。
この本を読むと、メルケル氏がいかにして権力を握り、登りつめてきたのか、そして彼女がどのような性格だったからそうなったのかが、すごくよくわかると紹介されています。
権力掌握の過程が克明に描かれているとか。「出世のたびに繰り返した父親殺し」とも評されるように、自分を引き上げてくれたコール元首相のスキャンダルを暴くなど、お世話になった人を次々と排除して出世していったストーリーが紹介されています。その手法から「魔女」と呼ばれていたというエピソードもあるそうです。
なぜ物理学者の道を選んだのか、その背景も解説されています。「答えが一つに決まっている」理系の世界が、当時の東ドイツで生きる彼女にとって内面の折り合いをつける上で重要だった、という性格や思考の原点がわかる内容だとか。
メルケル政権の16年間は経済的には黄金時代でしたが、なぜ中国やロシアにあのような対応をしたのか、といった疑問に答えてくれる一冊だそう。この本と自伝をあわせて読むと、その背景が完璧に分かると紹介されています!
内容は非常に正確な描写で、後に刊行された自伝で本人が語っていることと同じようなストーリーが、この本には既に書かれていたそうです。
「そうだったんだ」と思わされるような細かい描写もあって面白いと評価されています。欧州債務危機をどう利用してドイツの存在感を高めたかなど、当時の「かわいそうなメルケル」といった報道とは違う視点が得られるそうです。

自由 上
メルケル元首相の自伝「自由 上」が紹介されています。
非常に分厚い本で、「なかなか終わらない」と評されるほどのボリュームだそうです。
この「自由」というタイトルは、思想が束縛され、監視され、人によって定義されてきたという、東ドイツでの生き苦しい経験が背景にあると説明されています。
首相になってからも彼女の性格を規定していたというその経験が、この本ではご本人の言葉で克明に書かれているとか。
- •なぜ物理学者になったのか、そのプロセスが書かれているそうです。
- •「東ドイツでも2+2は4だし、それを頭の中で編集して情報発信する必要がないのは私にとってはすごい楽だった」という、彼女の内面を知ることができるエピソードも紹介されています。
経済的には黄金時代だったとされる16年間のメルケル政権ですが、退任後には様々な評価がなされています。
なぜ彼女がそのような行動をとったのか、その背景にある人となりや経験が、この本と、同時に紹介されている「世界最強の女帝 メルケル」を読むと完璧に分かるのではないか、と語られています!
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