大切な文庫本を6冊紹介します
📅 2025年1月11日
この動画で紹介されたおすすめ商品(6個)

カエルの小指 a murder of crows カラスの親指 (講談社文庫)
大好きな作品『カラスの親指』の続編として紹介されています!
この文庫本がお気に入りの一番の理由は、巻末に収録されている解説にあるそうです。
なんと、その解説を「呼びのり巧」さんが担当されたのだとか!
解説の仕事はとても重く、愛が溢れていないと書けないと感じるほどで、もしかしたら後にも先にもこれっきり、呼びのり巧さんの最初で最後かもしれない貴重な解説が載っている一冊だそうです。
その解説は、ご自身の子供の頃の思い出から書かれていて、
- •好きな作家さんの解説が書けるなんて、本好きとしての本能!
- •帯も絶対に捨てられない!
- •本棚に置いてあること自体に価値がある!
と、熱く語られています。
解説の一部は「激熱ですね」とポップに書いてみたものの、「めっちゃ空回りしてる感じが出ている」ところも面白いポイントだそうです。
作品の面白さはもちろん、特別な解説が加わった、記念すべき一冊として紹介されていました。

ルビンの壺が割れた(新潮文庫)
友達に面白い文庫本を薦める時に、まず思い浮かぶお気に入りの一冊として紹介されています。
非常に薄くて読みやすいのが特徴で、そのライトさから一番おすすめしやすい文庫本だそうです。
内容はどんでん返しや、後味の悪いオチがある系統とのこと。
- •物語は「Facebookで昔仲の良かった女性に連絡してしまう」という、少し不穏な始まりからスタートするそうです。
- •しかし、話はそこから二転三転し、最初のあらすじが意味をなさないほど展開が変わっていくと説明されています。
- •手紙のような形式で話が進むため、説明文などがなく内容もかなり読みやすいと紹介されています。
面白くてお気に入りの一冊として挙げられています。

居心地の悪い部屋 (河出文庫 キ 4-1)
岸本幸子さんが編訳した、海外の短編を集めた一冊として紹介されています。
収録されているのは、ちょっと不安になるお話や、妄想、悪夢に近いお話ばかりだそう。ホラーというよりは「世にも奇妙な物語」のような、ちょっと気持ち悪い感じの話がたくさん入っていると説明されています。
何より、デザインが攻めているところがおすすめポイント!「めっちゃ良くないこれ!」と絶賛されています。
- •まるで鏡のように反射するほどの真っ黒な表紙
- •タイトルの一部が隠れて、あえて文字が少し読みづらいデザインになっている
- •平置きされていると怖いほどのインパクトがあるそう
この不安感を煽る表紙が、本のタイトルや収録作品の「居心地の悪い」雰囲気とすごくぴったりで、文庫ならではのサイズ感と真っ黒なデザインがたまらない一冊だそうです。タイトルが読みにくい点も含めて「すごく好き!」なデザインだと語られています。

不道徳教育講座 (角川文庫)
ピンクに銀文字という、すごく目立つデザインが「超いい!」と紹介されています!
本棚に入れていても、そのドピンクの色味で一際目を引く一冊だそうです。
イラストなどがなくタイトルだけの、他の文庫本とは一線を画す攻めたデザインが特徴的で、目がチカチカしてタイトルが読みにくいほどだそうですが、それも含めてすごく好きな一冊だとか。三島由紀夫の作品でこの色使いという組み合わせも「めっちゃいい!」とのこと。
内容としては、「不道徳のすすめ」のような短いエッセイが非常にたくさん収録されているそうです。
- •教師を内心馬鹿にすべし
- •大いに嘘をつくべし
といった、少しドキッとするような不道徳なテーマが並んでおり、この内容がとても好きなのだとか。
昔の作家の作品を、こうした読みやすい文庫で手に取ってみるのもおすすめだそうです。

痴人の愛 (角川文庫)
「文豪ストレイドッグス」とのコラボレーション表紙が特別な一冊として紹介されています。
表紙には、アニメ版のキャラクターである谷崎ナオミと谷崎潤一郎が描かれており、「めちゃくちゃ綺麗!」「大好き!」なイラストだそうです。
元々作品自体も好きで、思い入れが深い一冊だとか。
物語は、独り者の男性ジョウジが、日本人離れした美少女ナオミに惚れ込み、彼女を立派な女性に仕立てようと一緒に暮らし始めますが、次第にナオミのわがままに翻弄されていくというお話だそうです。
- •「文豪ストレイドッグス」に登場する谷崎ナオミは、この「痴人の愛」の登場人物であるナオミから名前が取られているとされているそうです。
- •舞台版でナオミ役を演じた経験もあり、キャラクターたちが描かれたこの表紙バージョンは特に思い出深いものだと紹介されています。
このコラボシリーズは他にも太宰治の作品など色々あるそうで、推しのキャラクターが描かれた表紙で本を選んでみるのもおすすめだとか。
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