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【予想的中】本屋大賞2024ノミネート10作一挙紹介!大賞予想もします!

📅 2024年3月28日

この動画で紹介されたおすすめ商品(20個)

黄色い家 (単行本)

黄色い家 (単行本)

おすすめコメント

17歳の夏、親元を出て「黄色い家」に集った少女たちが、生きていくためにカード犯罪に手を染めていく物語と紹介されています。世界が注目する作家が初めて挑む、圧巻のクライムサスペンスだそう。

純文学のイメージとは異なり、今回はエンタメ度が強くハラハラドキドキする内容だとか!分厚い本にもかかわらず、特に11章からは一気読みしてしまうほど夢中になってしまうようです。

作品の魅力として、以下のような点が挙げられています。

  • 丁寧な心理描写
  • 特徴的な夏の描写
  • 90年代のエモさと「ガバガバさ」
  • お金で雁字搦めにされた少女たちの姿が印象的

「人はなぜ罪を犯すのか」というテーマに迫る物語で、王様のブランチブック大賞も受賞しており、高く評価されている一冊のようです。

黄色い家

黄色い家

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17歳の夏、親元を出て黄色い家に集った少女たちが、生きていくためにカード犯罪に手を染めていく物語と紹介されています。「人はなぜ罪を犯すのか」というテーマに挑む、圧巻のクライムサスペンスだそうです。

エンタメ度が強くハラハラドキドキする内容で、分厚い本にもかかわらず、特に11章からは一気読みしてしまうほど引き込まれるのだとか!

  • 丁寧な心理描写が特徴的だそうです。
  • 夏の描写や、90年代のエモさとガバガバさが感じられるとのこと。
  • お金でがんじがらめになった少女たちが印象的だと紹介されています。

「王様のブランチブック大賞」も受賞しており、2024年本屋大賞の受賞予想では「対抗」として挙げられるほど注目されている一冊のようです。

黄色い家

黄色い家

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17歳の夏、親元を離れた少女たちが「黄色い家」に集い、生きていくためにカード犯罪に手を染めていく物語として紹介されています。ある女性の死をきっかけに、危ういバランスで成り立っていた共同生活が瓦解していく、圧巻のクライムサスペンスだとか。

「人はなぜ罪を犯すのか」という普遍的なテーマに挑んだ作品だそうです。

  • エンタメ性が強く、読み進める手が止まらないほどハラハラドキドキするそうです!
  • とても分厚い本でありながら、特に11章からは一気読みしてしまうほどの展開が待っていると紹介されています。
  • 丁寧な心理描写が特徴で、作家特有の夏の描写の魅力も感じられるそう。
  • 90年代のエモさや、お金に縛られた少女たちの姿が印象的に描かれているだとか。

純文学の作家による作品ですが、今回は特にエンタメの要素が強く、読みやすいと紹介されています。

君が手にするはずだった黄金について

君が手にするはずだった黄金について

おすすめコメント

連作短編集で、エッセイぽい雰囲気もあり、現代をえぐりつつもサクッと読めるのではないかと紹介されています。

才能に焦れる作家が自身を主人公に描くのは、「承認欲求の成れの果て」だそうです。「認められたくて必死だったあいつをお前は笑えるのか?」と問いかけるような内容だとか。
著者自身を彷彿とさせる主人公が、青山の占い師、80億円を動かすトレーダー、ロレックスデイトナを巻く漫画家といった怪しげな人物たちと遭遇する物語のようです。

彼らはどこまで嘘をついているのか、そして嘘を物語にする主人公と彼らの違いは何か、という成功と承認を渇望する人々の虚実を描く話題作とのこと。

承認欲求がテーマというのは気になり、「耳が痛い話なのかな」とも感じられているそうです。
作者は直木賞作家で、とても器用でチャレンジングな作家という印象があるそうです。

君が手にするはずだった黄金について

君が手にするはずだった黄金について

おすすめコメント

才能に焦れる作家が自身を主人公に描く、承認欲求の馴れの果てについての物語だそう。「認められたくて必死だったあいつをお前は笑えるのか」と問いかける、成功と承認を渇望する人々の虚実を描いた話題作として紹介されています。

著者自身を彷彿とさせる「僕」が、怪しげな人物たちと遭遇していく連作短編集だとか。

  • 青山の占い師
  • 80億円を動かすトレーダー
  • ロレックスデイトナを巻く漫画家

彼らはどこまで嘘をついているのか、そして嘘を物語にする「僕」と彼らの違いは何なのか、という問いが投げかけられるそうです。

エッセイぽい雰囲気があり、現代をえぐりつつもサクッと読めるのではないか、とのこと。「耳が痛い話なのかな」という感想もあり、承認欲求というテーマが気になる一冊だとか。
作者はとても器用でチャレンジングな作家という印象だそうです。

水車小屋のネネ

水車小屋のネネ

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「誰かを親切にしなきゃ人生は長く退屈なものですよ」という言葉と共に紹介されています。
18歳と8歳の姉妹がたどり着いた街で、喋る鳥「ねね」に見守られながら、助け合い支え合う人々の40年間を描く長編小説だそうです。
毎日新聞夕刊で話題となった連載小説が待望の書籍化となったのだとか。

この作品には、以下のような特徴があると語られています。

  • 女性が主人公で、ファンタジーの要素がある
  • ほんのりとした成長譚としての一面も持っている
  • リアルな部分がありながらも、全体として優しく包み込んでくれるような雰囲気
  • 2010年代後半の本屋大賞の作品を思わせる作風だそうです

喋る鳥というファンタジー要素や、18歳と8歳というあまり想像できない姉妹の年齢設定が絶妙だと紹介されています。40年もの歳月を綴るという、その半端ない力量を感じさせる点も注目ポイントのようです。

元が新聞連載ということもあり、分厚い本だそうですが、ノミネート作の中でも特に気になっている一冊として挙げられています。

水車小屋のネネ

水車小屋のネネ

おすすめコメント

誰かを親切にしなきゃ人生は長く退屈なものですよ」という一文が印象的だと紹介されている長編小説だそうです。

18歳と8歳の姉妹がたどり着いた街で、喋る鳥「ねね」と出会い、その「ねね」に見守られながら変転していくいくつもの人生、そして助け合い支え合う人々の40年が描かれている物語だとか。
毎日新聞夕刊で話題となった連載小説が、待望の書籍化をされたそうです。

  • 女性が主人公
  • ファンタジーっぽい雰囲気
  • ほんのりとした成長譚
  • リアルだけど、対局で見ると優しく包み込んでくれる

上記のような点から、本屋大賞の2010年代後半の雰囲気に似ていると評されています。
特に、喋る鳥というファンタジー要素については「来てんじゃないの!」と期待感たっぷりに語られています。

また、姉妹の年齢を18歳と8歳という、あまり想像できない感じに設定している点が絶妙で、40年もの歳月を綴る点については「もうタガじゃん半端ない力量じゃん」と、その力量が称賛されています。
ノミネート作の中でも特に気になっている一冊として挙げられており、手に取ると分厚い本だそうですよ。

スピノザの診察室

スピノザの診察室

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京都の地域病院で働く元すご腕の内科医を主人公に、現役医師である著者だからこそ描ける物語として紹介されています。
医療を通して「死」をテーマに扱いながら、「人の幸せとは何か」という哲学的な問いにも触れられているのではないか、と語られています。

作品の雰囲気については、以下のような点が挙げられています。

  • 優しく真っすぐな目線で書かれた、温かい物語だそう。
  • 現役医師にしか書けない思いが詰まっているはず、と期待されています。

同じ著者の人気作『神様のカルテ』と共通する世界観があるのではないか、とも言及されており、帯には「それを超える」と書かれているそうです。
また、本作を出版している「水鈴社」は本屋大賞初ノミネートながら、ヒット作を連発している勢いのある出版社だとか。

スピノザの診察室

スピノザの診察室

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京都の町中にある地域病院で働く、かつては大学病院で将来を嘱望されたすご腕の内科医が主人公の物語だそう。
医療を通して死をテーマとして扱い、哲学的な問いが出てくるのかもしれない、と紹介されています。

  • 優しく真っすぐな目線で書かれた温かい物語だとか。
  • 現役医師にしか書けない思いが詰まっているはず、とのことです。
  • かつて本屋大賞で2位になった『神様のカルテ』と共通する部分や世界観があるそうですが、帯ではそれを超えると書かれているようです。

また、この本を出版している会社は本屋大賞に初ノミネートでありながら、ヒット作を連発している勢いのある出版社だそうです。

存在のすべてを

存在のすべてを

おすすめコメント

社会派ミステリーを超越した哲学書という声もある、渾身圧巻の最新作として紹介されています。
「候補作の中で今1番読みたい!」と評されるほど、期待感の高い一冊のようです。

  • 平成3年に発生した誘拐事件から30年後が舞台。
  • 当時の新聞記者が、ある刑事の死をきっかけに事件の真実を求めて再取材を重ねるうち、一人の写実画家の存在が浮かび上がる物語だそうです。

「質感なき時代に真実を見つめる」というテーマが掲げられているとか。
また、「絵なのに現実を見たままそのまま描く」という写実主義が、物語とどのようにリンクしていくのかが気になるところだと紹介されています。

過去の本屋大賞でも「児童誘拐」をテーマにした作品は候補に上がることがあり、やはり引きつけるものがあるそうです。

存在のすべてを

存在のすべてを

おすすめコメント

平成3年に発生した誘拐事件から30年後を描いた、著者渾身圧巻の最新作として紹介されています。
事件の真実を求め再取材を重ねる新聞記者が、ある写実画家の存在にたどり着く物語だそうです。

  • 社会派ミステリーを超越した哲学書という声もあると紹介されています。
  • 「質感なき時代に実相を見つめる」というテーマや、児童誘拐という題材には引きつけられるものがあるとのこと。
  • 特に「最後の一文」が非常に刺さり、「候補作の中で今一番読みたい!」と評されるほど、期待感の高い一冊だとか。
成瀬は天下を取りにいく

成瀬は天下を取りにいく

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2023年最注目の新人が送る傑作青春小説として紹介されています。

2020年の夏休み、幼馴染の「なる瀬あかり」が、周りから見ると少し変わった挑戦を始めます。今日も全力で我が道を行く彼女の姿から、きっと誰もが目が離せなくなるそうです。

  • 閉店を控える西武大津店に毎日通い、テレビ中継に映ろうとする
  • M-1に挑戦する
  • 自身の髪で長期実験に取り組む
  • 市民憲章を暗記して全うする

最初はタイトルや、女の子に振り回されそうな雰囲気からライトノベルのような印象で、本屋大賞の対象ではないかもしれないと思われていたとか。しかし、文芸の書店員が推していることから、「大人にも刺さる青春小説」なのだと分かり、急に読みたくなったそうです。

突き抜けたい勢いが欲しい」「若さが欲しい」と感じている時や、懐かしさで泣けてしまうほど「青春を欲している」人に響く内容かもしれないと期待されています。

この作品で大賞を受賞したら「これぞ本屋大賞感」があり、2024年の本屋大賞受賞作としても予想されるほど、「ドカンと勢い持ってるんじゃないの」と注目されている一冊だそうです!

放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件(2024年本屋大賞ノミネート)

放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件(2024年本屋大賞ノミネート)

おすすめコメント

2024年の本屋大賞にノミネートされた、児童向けミステリーとして紹介されています。
夜の学校のプールに放たれた金魚の謎を、小学4年生の「ミステリートリオ」が先生の依頼で解き明かしていく物語だそうです。

  • 名探偵のキャラクターから「読者への挑戦」が叩きつけられる仕掛けがあり、そのスタイルが可愛いと評されています。
  • 作中の「学校の地図」や「愉快な仲間」といった要素は、「これはワクワクする!」と感じさせる魅力があるのだとか。
  • 全てにふりがなが振られている完全な児童書である点が大きな特徴で、ヤングアダルト作品とは一線を画すと説明されています。
  • 大人が読んでも面白いのか、それとも児童書として秀逸だからこそ書店員が売りたいと思っているのか、その選出意図も注目されているようです。
  • 既にシリーズ3巻まで刊行されている脅威の執筆スピードも話題になっているとのこと。
放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件

放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件

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夜の学校のプールに放たれた金魚の謎を、小学4年生の「ミステリートリオ」が解き明かす児童向けミステリーだと紹介されています。

名探偵から読者への挑戦状が叩きつけられる形式が可愛いと評されており、学校の地図愉快な仲間といった要素からワクワクする内容だそうです。

  • 全てにふりがなが振ってあり、ヤングアダルト作品とは一線を画す、完全に児童書として作られているとのことです。
  • かつて夢中になった「パスワード」シリーズ(青い鳥文庫)を彷彿とさせる作品だとか。

本屋大賞のノミネート対象となる期間内に既にシリーズ化して3巻まで刊行されている、その脅威の執筆スピードも注目ポイントだそうです。
大人が読んでも面白い作品なのか、あるいは児童書として秀逸だからこそ書店員が売りたいと思っているのか、その選出意図が気になるとも述べられています。

星を編む

星を編む

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なんじ、星のごとく』で語りきれなかった愛の物語が描かれた、スピンオフ集として紹介されています。前作の読者から「続編を読んだ方がいい」とアドバイスがあった一冊だそうです。

  • 前作の前日譚・後日譚にあたる物語が3作収録されているとか。
  • 叙情的で儚く美しいナギワールドにハマる人が続出しており、書店員さんと読者の熱烈な愛を感じる作品だそうです。
  • 前作とは異なった視点から、また丁寧な心理描写を味わえるのではないかと説明されています。

スピンオフという形式は、本を売りたい賞の選出においては非常に大きなハンデだそうですが、それを乗り越えてなおノミネートされたとのことです!
もちろん単体で楽しめる作りにはなっていると思われるそうですが、基本的には前作を読んでいる人向けの本だと紹介されています。

星を編む

星を編む

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2024年本屋大賞にノミネートされた作品として紹介されています。
昨年、史上最速で2年連続本屋大賞を受賞した作家による作品で、書店員さんと読者からの熱烈な愛を感じるとのことです。

抒情的で儚く美しいナギワールドにハマる人が続出しているそうで、『汝、星のごとく』との関係性については以下のように説明されています。

  • 『汝、星のごとく』で語りきれなかった愛の物語だとか。
  • 前日譚や後日譚といったスピンオフが3作収録されているそうです!
  • 前作とは異なった視点から、改めて丁寧な心理描写を味わえるのではないかと期待されています。

単体でも楽しめる作りにはなっているそうですが、基本的には前作を読んでいる人向けの作品だそうです。スピンオフという形式が、本を売りたい賞の選出において大きなハンデであるにもかかわらずノミネートされた点も注目されています。

リカバリー・カバヒコ (文芸書・小説)

リカバリー・カバヒコ (文芸書・小説)

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公園に置かれた一体のカバのアニマルライド。
自分の直したい部分と同じ部分を触ると回復するという都市伝説があり、人呼んで「リカバリー・カバヒコ」。

このカバ彦をめぐり、新築マンションに住む人々が抱えるそれぞれの悩みが描かれる連作短編集として紹介されています。

  • 誰もが抱く小さな痛みに優しく寄り添う、「青山ワールドの新骨頂」と評されているそうです。
  • 短編でありながら登場人物たちがさりげなく繋がっていく構成が魅力だとか。
  • 作中では高校生が頭脳の回復を願う場面があるそうで、身体だけでなく心も回復させてくれるのかもしれないと語られています。
  • まるで「令和版トゲぬき地蔵・ビンズル様」のようだと例えられています。
  • 以前の作品で悩める人々の背中を押した「師匠さん」のような存在が、今回はこのカバ彦にあたるのではないか、とも考察されています。

ファンタジーっぽい雰囲気も漂っており、「カバひこ」というつい言いたくなるようなネーミングセンスも抜群だそうです。

リカバリー・カバヒコ

リカバリー・カバヒコ

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公園にあるカバのアニマルライド、通称「リカバリー・カバヒコ」にまつわる物語として紹介されています。自分の直したい部分と同じ部分を触ると回復するという、不思議な都市伝説があるそう。

マンションに住まう人々がそれぞれの悩みをカバ彦に打ち明けていく連作短編で、登場人物たちがさりげなく繋がっている構成も魅力だとか。「つい言いたくなっちゃう」と評されるほどネーミングセンスが抜群で、誰もが抱く小さな痛みに優しく寄り添ってくれる、優しい物語のようです。

  • 令和版「撫で仏」のようだと例えられています。
  • 高校生が頭脳回復を願っていたことから、体だけでなく心の回復も願えるのではないかと語られています。
  • 人生の悩みにそっと寄り添ってくれる存在が、今回は「カバ彦」にあたるのではないか、とのこと。
  • ファンタジーっぽい雰囲気も漂っているそうです。
レーエンデ国物語

レーエンデ国物語

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「鹿の王」以来かもしれない、王道ファンタジーが来た!と紹介されています。「〇〇国物語」というタイトルの作品は、読まなければいけないと感じさせるものだとか。

物語の舞台は、異なる世界の西デコンセ大陸。

  • 母を失った領主の娘ユリアが、結婚としとやかさのみを求める親族から逃げるように冒険の旅に出るところから始まります。
  • 呪われた地「レーエンデ」で出会ったのは、琥珀の瞳を持つ寡黙な射手トリスタン
  • 空を舞うアム、琥白色に輝く古代樹、湖に立つ古城など、ユリアはレーエンデの地に魅了され、森の民と暮らし始めます。
  • 初めての友達、仕事、恋を経験し、少女がやがて帰るべき場所を得て、帝国の存立を揺るがす戦いに足を踏み入れていく壮大な物語のようです。

近年ノミネートされることが少なかった「ゴリゴリのファンタジー」が選ばれたこと自体、それだけで良作の証と見てもいいのではないか、と紹介されています。
主人公のユリアと一緒に冒険し、成長することで、現実逃避したい欲が満たされるかもしれない、とのことです。

シリーズ作品ですが、この1巻目は1冊で完結しているため手に取りやすいみたいです。
また、ファンタジーは最初の設定を理解するのが大変なこともあるものの、充実した特設サイト試し読みもできるそうです。アニメ化しそうだと感じられているとか。

レーエンデ国物語

レーエンデ国物語

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「鹿の王」以来ではないかと言われるほどの、王道ファンタジーが来たと紹介されています。「まるまる国物語って言われたら読まなきゃいけないやつですね!」とのこと。

異なる世界を舞台に、領主の娘ユリアが、結婚としとやかさのみを求める親族から逃げるようにして冒険の旅に出る物語だそうです。
呪われた地「レーエンデ」では、琥珀の瞳を持つ寡黙な射手トリスタンと出会い、森の民と暮らし始めます。空を舞うアム、琥珀色に輝く古代樹、湖に立つ古城など、魅力的な世界にユリアは魅了されていくのだとか。

  • 初めての友達
  • 初めての仕事
  • 初めての恋

これらの経験を経て、親族の駒でしかなかった少女が、やがて帰るべき場所を得ていく成長の物語であり、同時に帝国存立を揺るがす戦いの渦中へと足を踏み入れていくそうです。

近年では珍しい「ゴリゴリのファンタジー」がノミネートされたこと自体が、良作の証ではないかという見方もあるようです。
ファンタジーは最初の設定が大変そうに思えるかもしれませんが、特設サイトが充実していて試し読みもできるそうで、「アニメ化するね」とまで言われています。

シリーズは3冊出ているものの、賞の対象である1巻目は1冊で完結しているみたいです。
ユリアと一緒に冒険し、成長することで、現実逃避欲を満たせる作品だと紹介されています。

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