大人にこそ読んでもらいたい絵本【6選】
📅 2025年9月20日
この動画で紹介されたおすすめ商品(6個)

メメンとモリ (角川書店単行本)
「メメント・モリ(死を忘れるな)」という言葉をテーマにしながらも、決して重くなりすぎず、人の人生について考えられる一冊として紹介されています。
物語の主人公は、達観しているお姉ちゃんの「メンちゃん」と、少し感情的な弟の「モリ君」。この姉弟の日常のエピソードを通して、人生を気軽に、そして楽に生きるヒントを教えてくれるような内容だそうです。物語としても面白く、強いメッセージ性が込められているとか。
特に、この作品には以下のような、すべてを受け入れてくれる優しさが込められていると紹介されています!
- •「頑張って生きよう」というメッセージではなく、頑張ってもいいし、頑張らなくてもいいと伝えてくれる
- •正しく生きてもいいし、正しくなくてもいいと、どちらの生き方も肯定してくれる
「頑張れ」と言われるのがつらい時にも、優しく寄り添ってくれる作品だそうです。
子供だけでなく、むしろ大人向けの少し哲学的な内容で、大人になってから読み返すと新たな発見がたくさんある一冊だと紹介されていました。

おこりんぼまじょコルヌとノン! ノン! ピエール (角川書店単行本)
フランスでシリーズ累計180万部を突破したベストセラーの絵本として紹介されています。
俳優のアンさんが翻訳を手がけており、読み聞かせを前提に言葉のリズムを考えて作られているため、読んでいて音がとても面白い一冊だそうです。
物語は、親の言うことになんでも「ノン!」と言ってしまう男の子ピエールのお話だとか。子供が考えそうな「ずる賢さ」が描かれており、思わず共感してしまう内容と説明されています。
- •フランスらしい、可愛くておしゃれな絵もとても素敵だそう。
- •本が薄く文字も少ない、まさに「絵本」という感じ。
- •リズムが良いので、読み聞かせをする親自身も楽しめるのではないかとのこと。
子供がこの本を気に入って、「ノン!」を連発してしまうかもしれない、という微笑ましい注意点も紹介されています。
子供向けではありながら、大人も楽しめる部分がたくさんある一冊のようです。

そういうゲーム (角川書店単行本)
人生の様々な出来事を「そういうゲーム」として捉え直す、というコンセプトの絵本として紹介されています。
最初は「横断歩道の白い線だけ渡る」といった子供でも楽しめるような内容から始まりますが、がっつり大人向けの内容だそう。人生における重い出来事も「考え方を変えれば、所詮そういうゲームだから」と捉えることで、生き方を楽にするテーマが含まれているとのことです。
この本には、様々な「ゲーム」が登場します。
- •SNSでの正義を振りかざす人を描いたような、思わず考えさせられるダークな「ゲーム」
- •答えがわかるのが数十年後という、研究者のような壮大な「ゲーム」
- •「しんどい気持ちをどうにか紛らわせて、嫌なことを思い出さないようにしながら明日の朝まで布団の中で息をしていれば勝ち」といった、心が少し軽くなる「ゲーム」
残酷で怖いと感じるような内容も、可愛らしいイラストのタッチによって、すっと心に入ってくるとのことです。
疲れた時に読むと気持ちが楽になり、自分の生き方の一つの指標になったり、物事の見え方が変わったりするきっかけをくれる一冊だそう。勝ち負けは自分で決められる、という視点も示されています。

ぼくのいぬはどうしてこんなにかわいいのか (単行本)
小学2年生の子の自由研究が絵本になった一冊として紹介されています。
この絵本は、昔から飼っている犬について調べた自由研究がもとになっているそうです。研究のテーマは、タイトルでもある「ぼくのいぬはどうしてこんなにかわいいのか」。
研究を始めようと思ったきっかけは、なんと犬が「なんで私こんな可愛いのかちょっと調べて」という顔をしていたから、だとか!この動機は、大人が忘れてしまった「子供の頃しか出せない雰囲気」があり、「我々にはもう一生書けない」と評されています。
物語の中では、犬のかわいさの謎を解き明かすために、本で調べたり、専門家に話を聞いたりと、本格的な自由研究が進められていきます。
しかし、物語はただ可愛いだけでなく、犬が年をとって色々できなくなっていく様子も描かれており、読み進めると少し悲しい気持ちにもなるそう。そして最後には「心撃たれる」「感動の結末」が待っているとのことです。
実際の自由研究も掲載されており、自分で書いた考察や感想がそのまま絵本のページになっているのが特徴です。江頭みちこさんが担当したほっこりしたタッチの絵も、物語の魅力を引き立てています。
これは、絵本を書こうとして書かれたものではなく、純粋な自由研究から生まれた作品であり、大人が忘れてしまった「純粋な心」を思い出させてくれる一冊だと紹介されています。

あなたのことが だいすき (角川書店単行本)
大人にこそ刺さる絵本として紹介されています。普段は子供のために選ぶことが多い絵本ですが、これは特に大人に向けておすすめの一冊だそうです。
- •ママ目線で、子育て中に感じることを描いた内容となっており、子供を振り返るきっかけになるそう。
- •子育て真っ最中の人はもちろん、子育てが少し落ち着いた人も、その時の気持ちに帰ることができると説明されています。
子育ての経験がない人でも、自分の子供の頃を思い出しながら「こうやって愛されていたのかしら」と感じられるかもしれないと語られています。
また、最近お母さんになった友達へのプレゼントや、出産祝いにもぴったりだと紹介されていました。
原案は『毎日かあさん』で知られる西原理恵子さんだそうです。

わすれていいから (角川書店単行本)
猫の目線から子供の成長を描いた、珍しい視点の一冊として紹介されています。
猫の視点を通すことで子供の姿が客観視され、それが切ない感情を呼び起こすそうです。また、猫と人間の時間の流れ方の違いから生まれる寂しさも描かれているとのこと。
子育て経験がなくても、猫を飼っている人であれば共感し、楽しめる内容だと紹介されています。
- •猫を飼っている人にとっては「あるある」が詰まっているそう!
- •読んだ感想として、「切なかった!」「良かった!」と評されています。
- •ずっと寄り添ってくれていた猫が、子供の旅立ちを応援し、背中を押してくれるような感覚になるそうです。
- •猫の視点が親の目線とも重なる部分があるだとか。
猫好きはもちろん、子育て世代、そして子育てが終わった人にも刺さる絵本だそうです。
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