『時間術大全』レビュー|朝に「ハイライト」の時間を作ったら、やりたいことが進むようになった
試したこと・読了 約5分

『時間術大全』レビュー|朝に「ハイライト」の時間を作ったら、やりたいことが進むようになった

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こんにちは、しゅりです。

今回は本のレビューで、『時間術大全――人生が本当に変わる「87の時間ワザ」』です。

こばん
こばん

本の記録は「買った」で止まってるのが多いけど。これは読んだ?

しゅり
しゅり

読みました。87個ある時間ワザのうち、3つはいまも生活に残ってます。

こばん
こばん

じゃあその3つだけ聞く。残りの84個は要らない。

結論:87個の「使えるものだけ拾う」本

先に結論です。この本は87個の時間ワザを全部やるための本ではなく、自分に効く数個を拾えたら勝ちの本だと思います。私は3つ拾って、「やりたいことができないまま1日が終わる」が目に見えて減りました。

読んだもの
『時間術大全――人生が本当に変わる「87の時間ワザ」』(2019年6月・四六判・320頁)
最新版
購入できるもの
新装版『とっぱらう』(2025年6月・ダイヤモンド社)
どちらも同じ著者・同じ訳者(櫻井祐子さん)。4ステップと87の戦術の章立ては同じ(出版社は新装版と案内。加筆・改訂の記載なし)
購入できる商品の情報

ジェイク・ナップ/ジョン・ゼラツキー

とっぱらう――自分の時間を取り戻す「完璧な習慣」

とっぱらう――自分の時間を取り戻す「完璧な習慣」
購入できる商品の画像

Googleで生まれた「デザインスプリント」という仕事術に、GVでともに携わった2人の共著です。87の戦術は全部やる前提ではなく、おもしろそうなものを選ぶ・試す・繰り返すで、自分に合うやり方を見つけていく作りになっています。

出版社
ダイヤモンド社
刊行
2025年6月
仕様
B6変判・392頁
楽天評価
4.2/5(23件)
値段
定価 ¥1,650
購入リンクは新装版『とっぱらう』です(2026-09-02更新)

この記事で読んで書いているのは2019年の『時間術大全』ですが、ダイヤモンド社が2025年6月に新装版『とっぱらう――自分の時間を取り戻す「完璧な習慣」』を出しています。出版社は新装版と案内していて(訳者も同じ櫻井祐子さん)、両方の目次を突き合わせたところ、4ステップと87の戦術の章立ては同じでした。感想はすべて読んだ旧版のものです。購入リンクと上の書誌は新装版に揃えています。旧版は2026年9月1日時点でAmazonのマーケットプレイス出品が¥2,150、新装版はAmazon直販・楽天ブックスとも定価¥1,650でした。

どんな本か

  • 著者:ジェイク・ナップ、ジョン・ゼラツキー(訳:櫻井祐子)
  • 出版社:ダイヤモンド社(2019年6月)

GoogleとYouTubeで働いていた著者2人が、自分の時間を取り戻して「本当に重要なこと」に集中するための方法をまとめた本です。核になるのは時間を作る4ステップ——ハイライト(最重要事項を選ぶ)、レーザー(集中する)、チャージ(エネルギーを蓄える)、チューニング(振り返って改善する)——です。それぞれのステップにいろいろな戦術があって、ぜんぶ合わせると87個になります。単なる時間節約ではなく、「自分にとって意味のある時間」を確保することを目指す内容です。

こんな人におすすめ

  • 「今日はこれをやろう」と思ったまま、夜になっていることが多い方
  • 忙しさの正体がスマホやSNSの気がしている方
  • 時間術の本を1冊だけ選びたい方(網羅的なので、ここから拾えます)

私に効いた3つの戦術

戦術08「ハイライトを予定に入れる」——大事なことの時間を先に押さえる

1日の中でいちばん大事なこと(ハイライト)のために、集中できる時間帯を先にブロックしてしまう戦術です。

私は、平日の起床から仕事が始まるまでをハイライトの時間として確保しています。以前は「今日はこれをやろう」と決めても、「まだ朝だし」「まだ昼だし」と先延ばしして、結局何もせずに夜を迎えることがよくありました。時間を決めたことで確実に取り組めるようになっただけでなく、朝いちばんにやりたいことを済ませると、清々しい気持ちで1日が始まるのが良いところです。

戦術30「時間クレーターに気をつけろ」——小さなきっかけの大きな損失

「時間クレーター」は、小さなきっかけから巨大な時間のロスが生じることを指す言葉です。本の中では、90秒で投稿した1つのツイートの反響が気になって長時間SNSを見続けてしまう、といった例が出てきます。

考えてみたら、私にもありました。金曜の夜、1週間がんばった開放感で夜ふかしする→土曜に寝坊して朝を失う→睡眠リズムが崩れて数日寝起きが悪い。数時間の夜ふかしが、その後数日の活力を削っていたわけです。気づいてからは金曜も平日と同じ時間に寝るようにして、土日の使い方が変わりました。

戦術84「日没をつくりだす」——夜を暗くする

チャージ(エネルギー回復)のパートで印象的だったのが、古代人の生活に寄せるという発想です。人間の体は、明るいと目が覚めて暗いと眠くなるようにできているのに、現代の夜は明るすぎる。だから人工的に「日没」を作る、という戦術です。

私はお風呂を済ませたら間接照明だけの部屋で過ごし、画面を見るのをやめるようにしました。これで寝つきが本当に良くなりました。眠りに悩んでいる方には、この戦術だけでも試す価値があると思います。

気になる点も正直に

87個という数は網羅的な反面、ぜんぶやろうとすると続かないと思います。目次から気になる戦術をつまみ食いする読み方が正解です。私も生活に残っているのは3つで、それで十分でした。

こばんの台帳

こばん
こばん

87個のうち、拾ったのは3つ。この数字ごと台帳につけたよ。

こばんの台帳

記録:2025年3月——読了。87の戦術から3つ(朝のハイライト・金曜の早寝・夜の間接照明)を取り入れて、定着。

結論:3つ定着した時点で、本代の元は取れた。

こばん
こばん

この3つが続いてるかは、また聞く。やめてたらそれも台帳につけるから、正直に言って。

まとめ

日常に取り入れやすい戦術が多く、1つでも定着すれば読んだ価値がある本です。「やりたいことがあるのに、時間が溶けていく」タイプの方は、まず戦術08のハイライトから試してみてください。

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