ほんタメ

本をよく読む人が最近読んだ本について話します【2024年6月】

📅 2024年6月1日

この動画で紹介されたおすすめ商品(6個)

エレファントヘッド (角川書店単行本)

エレファントヘッド (角川書店単行本)

おすすめコメント

帯に「絶対に事前情報なしで読んでください」と書かれているそうで、内容のどの部分も言えないほど、ネタバレ厳禁なミステリーとして紹介されています。

言えることとしては、以下の点が挙げられています。

  • ジャンルは特殊設定ミステリーだそう。
  • 登場人物に精神科医がいるとか。
  • めちゃくちゃグロテスクで、人によっては読めないかもしれないと注意喚起されています。
  • 「名探偵の生贄」という作品とは違い、こちらが作家の本気なのだろう、と説明されています。
  • ロジックかけるグロさ」といった感じの本だそうです。

ここ最近読んだ本で本当に1番面白かった!」と紹介されており、「めちゃくちゃ面白い!」と繰り返し絶賛されています。
事前情報がないからこそ、逆に気になってしまう一冊だとか。今後も話題にしてしまうかもしれないほど、はまったそうです。

本気のワンパンパスタ (扶桑社BOOKS)

本気のワンパンパスタ (扶桑社BOOKS)

おすすめコメント

最近、自炊にハマるきっかけになった一冊として紹介されています。
りゅうじさんの動画を見てパスタを作ってみたら「すごい美味しくて」、そこから料理に「めちゃくちゃはまってます」とのこと!

この本は、そんな「ワンパンパスタ」のレシピがまとめられています。

  • フライパン1個で作れて、茹で汁もそのままソースにするため、洗い物が少なく工程も少ないのが特徴だそう。
  • 料理の素人でも真似しやすいので、これから自炊を頑張りたい人にもぴったりだと紹介されています。
  • なんと108種類ものレシピがこの一冊に掲載されているとのこと!

動画も素晴らしいけれど、レシピの数が多くてその日のご飯を探すのが大変な時もあるそう。そんな時、本ならパラパラめくって挑戦したいものを選びやすく、「うわこれだ!」と思うほど良かったポイントだとか。
これをきっかけに、パスタに最適な麺を求めて7種類も試すほど研究に夢中になったと語られています。

生成AIで世界はこう変わる (SB新書)

生成AIで世界はこう変わる (SB新書)

おすすめコメント

今、誰もが知りたい生成AIについて、現役の研究者が執筆した一冊として紹介されています。

生成AIとは、文章や絵など、何かをクリエイティブに作り出すAI全般を指す言葉だそうです。この分野はトレンドの移り変わりが非常に速く、2、3日で情報が古くなることもある世界だとか。

そんな中で、この本は「なるべく変わらない部分」に焦点を当てて書かれているのが特徴だそうです。
そのため、

  • これから生成AIについて学びたい人
  • トレンドに振り回されず、本質的な知識を得たい人
    に特におすすめされています。

情報の変化が激しいからこそ、現役の研究者が書いた本で学ぶのが一番確実だと語られています。「聞いたことはあるけど、詳しくは知らない…」という方や、これからの世界の動向を知るために知識をアップデートしたい方にとって、読んでおくべき一冊のようです。

国歌を作った男

国歌を作った男

おすすめコメント

SF作家、宮内裕介さんによる短編集として紹介されています。
SF的な作品が13編収録されており、1編1編がとても短く、中には見開きで終わってしまうものもあるそうです。SFだけでなくミステリーの作品も入っているとのこと。

収録されているお話の例

  • 人のいない家に入り、冷蔵庫にある食材で美味しい料理を作っていく犯人を追う「料理マ事件
  • 人気ゲームを作り上げた男の物語である表題作「国歌を作った男
  • まだ携帯電話もない1965年にSNSが誕生し、初めての炎上事件が起きた時のお話

SFと聞くとディストピアのような少し怖い作品をイメージするかもしれませんが、この本に収録されているのは、あったかい気持ちになったり、熱い気持ちになるような作品が多いそうです。
心ががっつり動かされるようなお話が多く、とても読みやすいと紹介されています。

宮内さんの作品やSFが気になっているけど、どれから読めばいいか迷っている人におすすめの一冊だとか。

地雷グリコ (角川書店単行本)

地雷グリコ (角川書店単行本)

おすすめコメント

天才同士の頭脳戦が好きな人にはたまらない一冊として紹介されています!
物語の舞台は、文化祭の場所取りをめぐって、生徒たちがゲームで競い合うある高校。そのゲームは年々ルールが改変され、非常に高度な頭脳戦が繰り広げられるようになったそうです。

作中では、誰もが知る「子供の遊び」をベースにした、独創的なゲームがいくつも登場するのだとか。

  • 地雷グリコ

    • 基本ルールはじゃんけんの「グリコ」と同じだそう。
    • しかし、プレイヤーはお互いに、決められた階段の好きな段に「地雷」を仕掛けることができるのだとか。
    • 相手がどこに地雷を仕掛けたかを推理しながらじゃんけんをする必要があり、非常にスリリングな心理戦が楽しめるそうです。
  • 自由律じゃんけん

    • グー・チョキ・パーに加えて、プレイヤーがそれぞれ独自の「手」を1つ決めることができるじゃんけん。
    • その「手」がどんなルールを発動させるかは、相手に出されるまで分からないという、予測不能なゲームだそうです。

この他にも、「だるまさんが転んだ」をアレンジした「だるまさんが数えた」や、ポーカーを元にしたゲームなど、子供の遊びをガチの頭脳戦に昇華させた設定が満載!
「めっちゃいいね!」「もうちょっと読みたい!」と、聞いているだけでもワクワクするような内容として紹介されています。

ただ物語を追うだけでなく、「自分ならどう攻略するか」「こうすればもっと勝てるかも」と考えながら読むと、さらに楽しめるかもしれません。
運の要素よりも純粋な頭脳戦を求めている人には、まさに「ここに求めていたものがあった!」と感じられるかもしれない一冊だそうです。

二人キリ (集英社文芸単行本)

二人キリ (集英社文芸単行本)

おすすめコメント

昭和に実際に起きた「安倍サダ事件」を題材にした、村山ゆかさんの小説として紹介されています。
タイトルの『二人キリ』には、二人っきりの意味だけでなく、事件の際に体に刃物で「きり」と書かれたことにも由来しているそう。

物語は、安倍サダ事件に少年時代に遭遇した脚本家の男性が主人公。彼が安倍サダ本人や、彼女の周りにいた様々な人々に話を聞き、事件の真相に迫っていく構成になっているだとか。

  • 幼馴染み
  • 初恋の人
  • 稽古屋で会った女性

など、ニュースでは語られないような人々の視点から、安倍サダという一人の女性の人物像が多角的に描き出されていきます。

恋愛かける地獄」のようなジャンルが好きな人には特におすすめとのこと。人を殺してしまうほど「もう大好きに大好きになっちゃった」という感情に至るまでの心の動きが、一つの仮説として見事に描き切られています。

特に、物語の最後に登場するある人物の視点から語られるパートがとても良いそうで、「うわこの本読んでよかった!」と心から思えるほどの感動があったとか。
様々な視点で語られるため、何が真実かは分からないけれど、その中に「分かってしまう部分」や「共感できてしまう部分」がきっと見つかる、そんな奥深い一冊として紹介されています。

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