最近読んだおすすめの本10冊を紹介します
📅 2025年4月26日
この動画で紹介されたおすすめ商品(10個)

僕には鳥の言葉がわかる
著者は東大の先生で、鳥の言葉について研究している方だそう。
専門的な研究内容を難しく書いた本ではなく、著者がなぜ鳥の研究やその言葉に興味を持ったのか、という個人的な背景から書かれており、かなりポップで読みやすいと紹介されています。
この本で語られる研究の大きな特徴は、シジュウカラという鳥に言葉の「文法」があることを初めて実証した点にあるそうです。
- •普通は鳥が文を作って喋っているとは思わないが、それを実証するための研究者の様々な苦労が描かれている。
- •動物が好きな人、特に鳥が好きな人にとっては、鳥の魅力がより伝わる内容になっている。
- •研究者のリアルな姿に触れることができるのも、この本の面白さの一つだとか。
「めちゃくちゃ面白かった本!」と、とても強くおすすめされています。

見かたがわかればもっと面白い!日本絵画の教科書
趣味のクイズで日本の絵画に関する問題が出ることがあり、その背景知識を学ぶために選ばれた一冊だそう。単に作品と作者を覚えるだけでなく、その絵にまつわる雑学や背景を知っているとより楽しめる、という近年のクイズの傾向にも合った内容とのことです。
- •高橋由一の「鮭」など、これまで何となく見ていた作品にどのような意味があり、なぜ評価されたのかという背景が学べるそうです。
- •「教科書」というタイトルですが、可愛いイラスト付きでポップに書かれており、重い内容ではないとか。
- •フルカラーで必ず絵画の写真が掲載されているのが嬉しいポイント!「絵はカラーで見たい」という思いに応えてくれる一冊だそうです。
- •作品だけでなく、その作者が描いた別の絵も紹介されており、多角的に知ることができると紹介されています。
本書の構成もユニークで、歴史や巨匠といったテーマの他に、「日本絵画の主な画題」のような多様な切り口でまとめられているのが特徴だとか。作者、絵、文化といった異なる視点から同じテーマが語られることもあり、それが面白いポイントだそうです。
数ある日本絵画の入門書の中から選ばれた一冊で、これを読めば美術館に行くのがもっと楽しくなりそうとのことです!

まず良識をみじん切りにします
朝倉秋成先生の初の短編集として紹介されています。
これまでの伏線回収がすごいというイメージとは異なり、今回はお笑いの側面が強く出ている作品だとか。
- •全5編が収録されており、どれも良質なコントを見終わった後のような感覚になるそう。
- •小説だからこそできる、物理的な制限がない自由な発想で描かれた「小説コント」と評されています。
例えば、収録作の一つ「そうだ。デスゲームを作ろう」は、デスゲームそのものではなく、デスゲームを作る過程が描かれているとのこと。
気に入らない相手を殺すためにデスゲームを作ることを思いつき、不動産屋で物件を探すところから話が始まるそうです。予算も限られているため、YouTubeを参考に会場をDIYするなど、その準備期間がとても面白く描かれていると紹介されています。
設定がとにかく面白く、話してしまうのがもったいないくらい、めちゃくちゃ面白かった!とのことです。

科学がつきとめた疑似科学
科学の皮をかぶった間違った情報、いわゆる「疑似科学」を、科学が突き止めていく内容が書かれた一冊として紹介されています。
この本は、科学が好きな人向けというよりも、本当に科学が苦手な人にこそ読んでほしい本だそう。疑似科学は知らないと簡単に騙されてしまうため、信じやすい人にもおすすめだとか。
本の中では「牛乳は体に悪い」という説などが例として挙げられ、なぜそういった話が生まれたのかという理由まで解説されているとのこと。
ただ疑似科学を叩く本ではなく、あくまでフェアな視点で書かれているのが特徴だそうです。
- •データには「強さ」と「弱さ」があるという、物事を正しく見るための重要な視点が学べると紹介されています。論文があるから正しい、というわけではないことが分かりやすく書かれているそうです。
- •今の本の内容でさえ、将来的に覆る可能性があるというフェアな姿勢で解説されているため、安心して読むことができるとか。
- •リテラシーを高め、周りの人から「あれってどうなの?」と聞かれた時に、この本で得た知識を使って説明できるようになるかもしれない、と紹介されています。

ぎんなみ商店街の事件簿 ~Brother編~
『探偵が早すぎる』などで知られる井上真偽さんの、またもや挑戦的な作品として紹介されています。
この「ぎんなみ商店街の事件簿」は、上下巻ではなく「Brother(ブラザー)編」と「Sister(シスター)編」という2冊で構成されているそうです。
驚くべきことに、この2冊はどちらから読んでも良いとされています!
- •それぞれ3話ずつ収録されており、どちらの編もまったく同じ事件を扱っているとのこと。
- •しかし、推理する探偵役が異なり、「Brother編」では4兄弟が、「Sister編」では3姉妹が事件に挑むそうです。
- •つまり、ひとつの事件に対して複数の解決が示される多重解決ミステリーなのですが、なんと本をまたいで多重解決が行われるという、とんでもないギミックが仕掛けられているとか!
- •どの解決が正しいというわけでもなく、まさに「Cの多重解決」とでも言うべき新しい体験ができるかもしれない、と語られています。
読む順番は自由ですが、おすすめの読み方としては、
- •シスター編の1話 → ブラザー編の1話というように、1話ずつ交互に読んでいくのが良いのではないか、とのこと。
- •記憶が新しいうちに違う視点の推理を読むのが楽しく、最後がブラザー編で終わるのがおすすめだとか。
この楽しみ方を最大限に味わうためにも、ぜひセットでの購入が推奨されています。
これまでになかった読書体験ができそうで、とても気になる作品だそうです。

ぎんなみ商店街の事件簿 ~Sister編~
- •上下巻ではなく、ブラザー編とシスター編という2冊で構成されたミステリーとして紹介されています。
- •全く同じ一つの事件を、シスター編では3姉妹が、ブラザー編では4兄弟が、それぞれの視点で推理していくという、非常に変わった作品だそうです。
- •事件は同じなのに解決が複数ある、ついに本をまたいでしまった多重解決がすごい!と評されています。
- •どちらか一方の推理が正しいというわけでもなく、これまでの作品とは一線を画す新しいタイプの多重解決かもしれないとのこと。
- •読む順番は自由ですが、おすすめの読み方として、シスター編の1話とブラザー編の1話を交互に読んでいく方法が挙げられています。
- •そうすることで、記憶が新しいうちに別の視点での推理を楽しめるのだとか。
- •そのため、セットで読むことが推奨されています。

数学者の思案 (岩波科学ライブラリー)
日本を代表する天才数学者によるエッセイがたくさん詰まった一冊として紹介されています。
著者は、大学院生が震え上がるほど厳しいセミナー準備を課すことで知られているそうですが、この本を読むと「そんななんか人間として暖かみがある感じだったんだ」という、ネット上のイメージとは違う一面が感じられるだとか。
この本では、以下のようなテーマについて、著者自身の経験に基づいた考えが綴られているそうです。
- •数学の能力をどう見極めるのか
- •才能はどうやって発掘し、埋もれないようにするべきか
- •筆記試験で本当に数学の能力は測れているのか
普段は決して知ることのできない、数学者の頭の中が生々しく描かれており、その思考を覗き見できるような内容になっているとのこと。答えが書かれているわけではなく、指導者としての悩みや考えに触れることで、数学の世界の奥深さを感じられると紹介されています。

ビフォーとアフターが一目でわかる 発明が変えた世界史
世界史の勉強をやり直したいけれど、1から学ぶのは楽しめないと感じていた時に「これならいけるんじゃないか」と見つけた一冊だそう。
- •科学の発明が世界史にどう影響したかが書かれていて、理系の得意な視点から歴史にアプローチできると紹介されています。
- •ノーベルのダイナマイトの発明が世界に何をもたらしたのか、メガネのような身近なものの発明がどう歴史を変えたのかが解説されているだとか。
- •本全体がフルカラーでポップな作りなので、勉強本でありながら普通に読みやすいと紹介されています。
科学の知識はあるけれど世界史とはリンクしていなかった、という人には特におすすめで、自分の知っていることを基準に世界史に踏み込めるため、頭にめっちゃ入ってきやすかった!そう。
「社会の授業で聞いたあの戦争って、この科学の影響でこうなっていたんだ!」というように、知識が繋がる感覚を味わえるとのこと。
理系におすすめな世界史の本として紹介されています。

だから捨ててと言ったのに
「だから捨ててと言ったのに」という一行から始まる、たくさんの短編が収録された本として紹介されています。
執筆陣は、まるで「本タメオールスター」とも言えるような、そうそうたるメンバーが集まっているそうです。中でも、クイズプレイヤーとして知られる川村拓也さんも参加していることに驚いた様子がうかがえます。
川村さんの作品は、冒頭の不穏な一文が、オタクのグッズで部屋が溢れているという状況に繋がっていくのだとか。
- •謎の機械に2つのグッズを入れると、1つに合わさって出てくるという不思議な設定だそうです。
- •この不思議な機械の存在によって考え方などが変わっていく物語が、最初のセリフにめちゃくちゃ綺麗に着地する!と説明されています。
- •ただ綺麗なだけではなく、「ちょっと怖い」と感じるような着地の仕方をする作品のようです。
この本の魅力は、同じ始まりの一文からでも、作家ごとに全く異なる話が展開される点にあるそうです。
- •いろんなジャンルの話が読めるのが良い点だと語られています。
- •短い中に作家の個性がギュッと凝縮されているのも魅力だとか。
- •メフィストリーダーズクラブの本であるため、収録作の8割くらいにはミステリー要素が含まれているそうです。

二人一組になってください
「二人一組になってください」という、どこか懐かしい響きのタイトルとは裏腹に、その内容は壮絶なデスゲームだと紹介されています。
舞台はとある女子校。卒業式を間近に控えたある日、担任の先生が「いじめをなくそうキャンペーン」と称して、衝撃的な特別授業を始めます。
- •ルールはシンプルに「今から二人一組になってください」
- •しかし、あぶれてしまった人は失格、それは死を意味します。
- •一度ペアを組んだ相手とは、もう二度と組むことはできません。
- •クラスの人数が二人か一人になるまで、この恐怖のゲームは繰り返されるそうです。
さらに、「特定の一人(いじめられていた子)だけが残った場合、その子以外は全員死亡」という特殊なルールも設定されているとのこと。
この作品は、殴る蹴るといった分かりやすいものではなく、現代にはびこる無自覚のいじめや、根深いスクールカーストの闇に鋭く切り込んでいます。作中では「1軍」「2軍」「3軍」といった言葉が直接的に使われ、「うちらって最高のクラスだよね」と信じている生徒たちの無意識の残酷さが浮き彫りになるそうです。
また、数量限定の特別カバー版も存在し、そこには作中の詳細なカースト表が描かれ、さらに追加の掌編も収録されていると紹介されていました。
可愛らしい表紙と爽やかなタイトルに油断していると、女性同士のドロドロとした関係性や人間の怖さに衝撃を受ける一冊のようです。
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