【特別編】脳の深刻な3つのミス 空気を読む脳 【脳科学者 中野信子】
📅 2024年10月20日
この動画で紹介されたおすすめ商品(5個)

空気を読む脳 (講談社+α新書)
脳科学や心理学に興味がある方に超おすすめの本として紹介されています!
「やば俺の脳ってこんな勘違い起こしちゃってるのか怖!」というような、目からうろこの学びがたくさんあるそうです。私たちの脳が無意識に起こしてしまう勘違いについて知ることで、人生で損しないための知識をたくさん学べるとか。
思い込みの力は絶大!プラシーボ効果とノーシーボ効果
思い込みが体に良い影響を与える「プラシーボ効果」について、知っておくと人生で得をする知識だと解説されています。
- •薬としての効果がない偽薬でも、思い込みによって脳から鎮痛物質オピオイドが分泌され、実際に症状が和らぐことがあるそう。
- •ホテルの従業員が、自分の仕事の消費カロリーを意識しただけで、体脂肪が落ち、健康度が上がり、身体年齢が若返ったという驚きの研究結果も紹介されています!
- •逆に、「これは体に悪い」というマイナスな思い込みが体に悪影響を及ぼす「ノーシーボ効果」についても知っておくことで、損を防げるとのことです。
報酬が高いほどやる気が出ない?脳の意外な仕組み
「報酬が高い方がやる気が出る」というのは、実は勘違いかもしれないそうです。
- •報酬が高いと「報酬のために働く」という意識が強くなり、仕事そのものの楽しさを見出せなくなる場合があるとか。
- •逆に報酬が低いと、脳は「こんなに頑張っているのだから、この仕事は価値があるに違いない」と錯覚する「認知的不協和」という状態に陥り、やりがいを感じやすくなる場合があるそうです。
- •このような脳の罠に気づき、自分を客観視することが大切だと述べられています。
賢く生きるために!前頭前野を鍛える3つの方法
自分を客観視したり、論理的に考えたりする力を司る脳の前頭前野。この重要な部分を鍛えることで、人生の豊かさに直結すると解説されています。
- •新しい経験をする: いつもと違う道を通る、違うメニューを選ぶといった小さな挑戦でも脳に良い刺激になるそう。
- •余裕を持つ: ストレスが多すぎても少なすぎてもパフォーマンスは落ちるため、適度なストレスと十分な休息が大切だとか。
- 食事・睡眠・運動を整える:
- •食事では、青魚などに含まれるオメガ3脂肪酸が必須の栄養素だそうです。
- •睡眠は7時間以上が理想で、お昼寝も非常に効果的とのこと。
- •運動は血流を良くし、脳を活性化させる物質を分泌させる効果があるそうです。
この本を通じて、脳の特性を理解し、より良い人生を送るための具体的なヒントが得られると紹介されています!

新版 科学がつきとめた「運のいい人」
脳科学の知見をもとに、運を良くするための具体的な行動や考え方を学べる本として紹介されています。運がいいと言われる人たちの共通の行動パターンや物事の捉え方を知ることができる、おすすめの一冊だそうです。
今の自分を変えるのではなく「生かす」
運のいい人になるために自分を変えようとしがちですが、脳の個性は簡単には変えられないため、今の自分を生かすことを考えるのが重要だとか。例えば、攻撃的なタイプは弁護士や交渉の場で活躍できる可能性があるなど、自分の特性を活かす視点が紹介されています。また、自分を大切に扱うことで、周りからも大切にされ、良好な人間関係を築くことにつながるそうです。「自分は運がいい」と決め込む
たとえ根拠がなくても、自分は運がいいと決め込んでしまう方が、実際に運は良くなる傾向があるそうです。失敗した時も、「運がいいはずなのに…」と考えることで、運のせいではなく自分の努力不足などを見直すきっかけになり、成長の余地が生まれると説明されています。プラスの自己イメージを持つ
「自分は運がいい」という思い込みと合わせて、プラスの自己イメージを持つことが、パフォーマンスに直接良い影響を与えるとのこと。挑戦する際に「きっと成功できる」といった良いイメージを持つことで、成功の確率が高まるそうです。自分なりの幸せの物差しで目標を決める
偶然の幸運をキャッチする力「セレンディピティ」を発揮するためにも、まずは具体的な目的を持つことが大切だとか。その目的や目標は、他人の価値観に流されず、自分なりの幸せの物差しで決めることが重要だと紹介されています。脳の「飽きっぽさ」を逆手にとる
人の脳は元々飽きっぽい性質を持っているため、目標達成のためには脳を飽きさせない工夫が必要だそうです。達成後の自分の姿を具体的にイメージしたり、学習方法に変化をつけるなど常に新しい刺激を与え続けることで、脳の報酬系が働き、楽しみながら目標に近づけるとのことです。

感情に振り回されないレッスン
先が見えづらい不安な時代に、モヤモヤした不安や恐れ、怒りや妬みといった気持ちを抱えながらも、自分なりに自由に楽しみながら幸せを感じて生きていくためのヒントが得られる一冊として紹介されています。
脳科学をベースとした考えが「語録」として掲載されており、実際の生活にすぐに役立てられる情報が満載でおすすめの本だそうです!
扱われているテーマは多岐にわたり、以下のような内容が含まれているだとか。
- •人間関係
- •恋愛
- •お金
- •運
- •性格
- •仕事
- •勉強
困難がない人生はありえないものの、リスクにさらされることで人は前に進んでいける、という考え方に触れられるそうです。

人は、なぜ他人を許せないのか?
日本を代表する脳科学者が、「人はなぜ他人を許せないのか」という根源的な問いに迫った一冊として紹介されています。この本を読むことで、他人や多種多様な価値観を受け入れられる器の大きな人になれる、とてもおすすめの本だそうです!
人はなぜ、他人を攻撃してしまうのか?その答えは「正義中毒」
この本では、全ての人が陥る可能性がある「正義中毒」という症状について、脳科学の観点から詳しく解説されているとか。
- 正義中毒とは
- •ルール違反や不謹慎な言動など、他人の「許せない」行為に正義の制裁を加えることで、脳が快楽を感じてしまうそうです。
- •この快楽にはまってしまい、過剰に他人を許せなくなってしまう状態が「正義中毒」だと説明されています。
- •この仕組みは、人が集団で生き延びるために発達した「裏切り者を排除する本能」に由来しているとのことです。
日本人は「正義中毒」に陥りやすい?
日本人は、自然災害が多いという地理的な条件から、昔から集団で協力する必要性が高く、社会性が強い傾向にあるそうです。この強い社会性が、裏切り者に対して厳しくなる一因となり、比較的「正義中毒」に陥りやすいと指摘されています。
「許せる人」になるための3つの対抗策
正義中毒に陥らず、多様な価値観を受け入れ、合理的に考えられる「許せる人」になるためには、脳の「前頭前夜」を鍛えることが有効だと紹介されています。前頭前夜は、客観的な思考や長期的な視点を司る重要な部分だそうです。
そのための具体的な方法として、以下の3つが挙げられています。
- 1. 新しい経験を積極的にする
- •いつもと違う道を通る、違うお店に入るといった些細な新しい経験でも、脳に良い刺激を与え、活性化させる効果があるそうです。
- 2. 生活に余裕を持つ
- •寝不足やストレスでいっぱいの状態では、脳のパフォーマンスは低下してしまうとか。きちんと休息の時間を確保し、心と時間に余裕を持つことが、前頭前夜を正常に働かせるために重要だそうです。
- 3. 食事と睡眠を整える
- •特に脳の発達や老化防止に必須の栄養素として「オメガ3脂肪酸」(青魚、くるみ、えごま油など)を積極的に摂ることが推奨されています。
- •睡眠も非常に重要で、少なくとも毎日6時間、できれば7時間以上の睡眠を心がけることが大切だとか。
これらの脳に良い習慣を取り入れ、脳を鍛えていくことで、より良い人生を自ら作っていけるようになるとのことです。

脳の闇(新潮新書)
現代社会の病と、私たちの脳に備わる深い闇を、脳科学の知見を通して解き明かす一冊として紹介されています。無意識に流され、曖昧で不安な状態を嫌う脳の実に厄介な仕組みについて学べる、とてもおすすめの本だそうです。
【承認欲求と不安】
- •人が持つ承認欲求は、他の生物にはない特有の欲望であり、人は誰しもがその裏側に深い溝、つまり「空洞」を持っていると解説されているそう。
- •この空洞は自力で埋められるものではなく、人は誰でも心の隙を見抜かれてしまう可能性があるのだとか。
- •生物としてなくてはならない進化的な意味のある不安に対しては、「不安と戦わない」という方法、つまり目をそらしておくことが、場合によってはとても有効な戦略になると紹介されています。
【脳は自由を嫌う】
- •人の脳は本質的に自由を負担と感じ、本当は他者に意思決定してもらう方が良いと感じているそうです。
- •脳が欲しいのは自由そのものではなく「自分で決めているという実感だけ」であり、できれば責任は負いたくないと考えているのだとか。
- •また、時間に迫られるタイムプレッシャーがある状況では、脳の論理的な機能が低下し、冷静な判断が阻害されてしまう仕組みについても指摘されています。
【健康という病】
- •性格傾向と疾患の関連性について、特に怒りや不安などのネガティブな感情を表に出さない、いわゆる「いい子(タイプC)」は、癌になりやすい性格傾向だと発見されているそうです。
- •日本の教育は、この癌になりやすい性格の人を量産している可能性がある、とも言われているのだとか。
- •健康を賛美しすぎる風潮にも警鐘が鳴らされています。「健康のためなら死んでもいい」というような行動に繋がりかねない健康思考そのものには、安易に賛成できないという考えが示されています。
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