三宅香帆さんと竹下隆一郎さんの文章術まとめ|1000字を書くには1000字を書く、AIの文章は横目で見て0から書き直す。参考にした本10冊も
出典:TBS CROSS DIG with Bloomberg『Page Turners』
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この記事に出てくるもの
9点
文芸評論家の三宅香帆さんとTBSの竹下隆一郎さんが、文章術を語った『Page Turners』の回です。2026年8月2日公開で、参考にした本も10冊挙がりました。

10冊。で、しゅりはどれを読むの。

穂村弘さんの『短歌の友人』を買いました。書き方のコツと、挙がった本10冊を全部まとめています。
書けるようになるには、書くしかない
「本を書くようになるためには、本を書くことが大事だと思っていますね。
」
これは本当なんですよ、と三宅さん。書けるようになるために一番大事なのは、最後まで書いた経験をとにかくたくさん積むことだそうです。たとえば、noteを更新したい、読書メーターに感想を書きたい、SNSに書きたいという方が1,500字のコラムを書けるようになるには、1,000字くらいの文章をとにかくたくさん書いていく。まずはとりあえず書いてみようとするのが第一ステップなんじゃないか、とのことでした。
「1,000文字を書くためには1,000文字を書く
」

泳げるようになりたいときに、泳ぎ方を調べるより実際に泳ぐ練習をするのが大事なのと同じだな、と思いました。
10万字、本1冊ぶんを1回書くと、1,000字がめっちゃ楽に書けるようになる、と三宅さん。高い山にめっちゃ登ると、酸素がない状態に慣れて低い山が簡単に登れるようになるのと同じだそうです。できれば3,000字を書いていると1,000字がものすごく楽になるし、不思議なもので、長い文章を書くと短い文章がめっちゃうまくなるとのこと。なんでですかね、と竹下さんが聞くと、書くことが喋ることと一番違うのは構成が要るところで、どういう順番でものを語るかも含めて全体像が見えるようになってくるから、という答えでした。
1文目から名文を書こうとしない
では、書き出しの1文字目はどうするのか。竹下さんが聞きました。
「あとで修正する前提で書くのがめっちゃ大事
」
1文目から名文を書こうとすると書けない。三宅さん自身も、いまだに名文を書こうとして書けない日を重ねているそうです。だから、最初からいいことを書こうとしすぎないのが大事、とのことでした。メモや構成表は作るのか、と竹下さんに聞かれて挙げたのが、この2つでした。
- 最初に目次を作る
- 一番面白いところを、あとから前に持ってくる(Wordのコピペに頼って)
文章はいくらでもあとから並べ替えられるので、「最初は格好いいことなんか書かなくていい」、とりあえず書き始めるのが大事、と三宅さん。
コメント欄にも、書き出しの話がありました。
コメント欄より。高評価41件。 「アメリカに住んでいた時に小説の書き方を勉強していましたが、有名な作家が「Sh*tty First Draft」という言葉を使って「最初に書いたものはめちゃくちゃでも良い」という考えを提唱していることを知り、勇気づけられました。」
短いコラムはスマホで、直すのはエディターかゲラで
三宅さんが基本にしているのはパソコンですが、短いコラムはスマホで書いてしまうそうです。移動中でも、2,000〜3,000字くらいまでなら意外とスマホで書けるのでおすすめ、とのことでした。
直すときは、noteやブログならエディター上で。本にするときは、編集者さんが紙に印刷して出してくれるゲラを見て書き直す、とのことでした。
AIとの付き合い方
竹下隆一郎さん:3つの箱を作ってから、AIの文章は横目で見ながら0から書き直す
竹下さんは最近、自分の本の原稿12万字をAIを使って書いたそうです。そのときに思いついたやり方に、タイトルまで付けていました。小林一茶の「雀の子 そこのけそこのけ 御馬が通る」をモチーフにした、「AI そこのけそこのけ 人間様が通る文章術」です。
STEP 1箱1:自分にしか経験したことのないエピソードを、自分で書く
竹下さんの例はカレーライスで、ご飯とルウのバランスは変なのに実は美味しくて、食べたら元気になった、という、人間にしか書けない話です。
STEP 2箱2:それを歴史で語るエピソードを、AIに調べてもらう
カレーの歴史を調べておいてください、とAIに頼みます。インドはこう、日本はこう、明治はこうだった、と。
STEP 3箱3:未来の話を、AIに聞く
未来のカレーはどうなると思いますか、と聞くところから壁打ちを始めて、自分の考えを作っていきます。ここまでが、書く前にやることです。
STEP 43つの箱が揃ったら、AIに頼んで文章にする
頼むときは、書き出しを人間のエピソードから(「僕がこんなカレーを食べました」)にします。できあがった文章は、どれだけよくても、読むと1文字目から、なんか違う、と感じるそうです。
STEP 5AIの書いた文章はコピペしない。横目で見ながら、自分でゼロから書く
ここからが「そこのけそこのけ 人間様が通る」で、AIの文章は途中で無視し始めるそうです。3つの箱を考えるあいだに自分の頭の中で考えが進んでいるので、ゼロからでも書けてしまう、とのこと。
「なぜなら人間がやっぱり偉い
」
ビジネスメールや日程調整の文章ならAIでいいと思うけれど、エッセイは人間そのものなのでAIに頼ってはいけない、と竹下さん。
三宅香帆さん:AIに書かせて、腹を立ててから自分で書く
三宅さんもAIを使えないかと色々試行錯誤したそうです。いまのところマジで一番有効だと思っているのは、AIに「書いてみてくれ」と言って書かせることだとか。
「こんなんでいいわけあるか!馬鹿野郎!
」
そう思って自分で書くのがモチベーションになり、一番最初の書き始める踏ん切りがつくそうです。
2人が参考にした本、10冊
『走ることについて語るときに僕の語ること』|10人のうち1人に、とことんリピーターになってもらう
1冊目は三宅さんから。村上春樹さんの趣味であるランニング論だけれど、実はかなり小説論なんですよね、と紹介していました。昔から結構読んでいるけれど、書き手になってから読むとハッとするときがいつもあって、読み返すたびに発見がある名著だと思ったそうです。
三宅さんが本を開いて読み上げたのは、村上さんが昔お店を経営していたころのくだりです。みんなにいい顔はできない、10人のうち1人が、なかなかいい店だな、また来ようと思ってくれれば経営は成り立っていく、逆に言えば9人に気に入られなくても1人にはとことんリピーターになってもらう必要がある、だから明確な姿勢と哲学を旗印として辛抱強く維持しなくてはならない。文章を書くうえで大事なことを、村上さんはそこで学んだそうです。
「もう分かりすぎると思って震えます
」
村上春樹
走ることについて語るときに僕の語ること(文春文庫)

小説を書くことの多くを走ることから学んできた、というのが村上さんの出発点です。専業作家になった1982年の秋に走り始め、世界各地のマラソンやトライアスロンを走ってきました。走ることを軸に、小説家としてのありようと創作の秘密を書いています。墓碑銘に刻んでほしい言葉も出てきます。
- 出版社
- 文藝春秋
- 刊行
- 2010年6月
- 仕様
- 文庫・272ページ
- 楽天評価
- 4.3/5(490件)
- 値段
- 定価 ¥803
『「夫婦」不在社会』|小石を探すように、迷いながら書いてしまえばいい
2冊目は竹下さんから、発売前のゲラで読んだ三宅さんの新刊です。いいと話していたのは前書きで、海の中に小石があって、それを探していくのが本なんだ、と書いてあるそうです。
SNSなら「小石これですよ」とパッと見せるけれど、文章は行ったり来たりするもので、読む人は、なんか違うけどこの作者を信じて見ていこう、と読んでいるうちに最後に小石が見つかったりする、と竹下さん。
これを文章術につなげると、書く人も、まず面白いことや結論から入らなくていい。迷いながら書いてしまえばいい、とのことでした。
三宅さんも、それは本当にそう、と受けていました。書いている中で分かることがいっぱいあって、書きながら「こういうことを自分は考えていたんだ」と気づくこともあれば、ここが分からないと思って本で調べ、新しいことを知ることもあるそうです。

書いていくうちに理解が深まるの、分かる気がします。本の感想とかを書くときに殴り書きして、それを書いていると、自分が感動したところとか、そこでなぜ心が動かされたのかが分かっていくときがあります。
「3,000字あったら2,900字くらい無駄でもいいと思った
」
残る100字のために2,900字がある、その1行のために書くと思ったらすごく気が楽になる、とのことでした。三宅さんも、1冊読んでいて一生覚えているかもしれない1文に出会えたら、もうその本はめちゃくちゃ価値がある、と受けていました。
三宅香帆
「夫婦」不在社会

なぜ村上春樹の描く夫は沈黙するのか。【推しの子】と『THE FIRST SLAM DUNK』と『汝、星のごとく』に共通するものは何か。昭和から令和までのヒット作を三宅さんがそう読み解いていくと、話が通じないままの夫婦が浮かんできます。仕事と家庭の両立を、物語から考える1冊です。
- 出版社
- 講談社
- 刊行
- 2026年7月
- 仕様
- 新書・240ページ
- 楽天評価
- 3.8/5(49件)
- 値段
- 定価 ¥1,320
『AIガバナンス入門』|AIをどこまで使っていいのかを考えるために
3冊目も竹下さんから。三宅さんに本を聞かれて出したのが、この1冊でした。いかにAIを排除して自分の文章を書くかが竹下さんのテーマなので、あえて倫理の本を持ってきたそうです。AIをこれから書くことに使うので、どこまで使っていいのかをすごく考えている、と竹下さん。AI時代の文章術も書かないといけないな、と最近思ったそうです。
「書くって人間に残された たくさんある中の1つ
」
羽深宏樹
AIガバナンス入門 リスクマネジメントから社会設計まで(ハヤカワ新書)

副題は「リスクマネジメントから社会設計まで」。AIを使う一人ひとりが何に気をつけるかという話から、社会の側をどう設計するかという話まで、段を追って扱います。著者は弁護士で、京都大学の「人工知能と法」ユニットで特任教授も務めています。
- 出版社
- 早川書房
- 刊行
- 2023年12月
- 仕様
- 新書判・272ページ
- 値段
- 定価 ¥1,100
『文章読本さん江』|自分に合った文体を、探していけばいい
4冊目は三宅さんから。どうやって書いたらいいかという文章術の本を大量に集めて分類した、文章術の本に関する本だそうです。
「マジで正解はないんだなと分かるというか
」
その人に合った文体がそれぞれあるのだから、これが正しい、あれが正しいと言われても、それはそれとして自分の文体を探していけばいい。それがストンと落ちてくる本なので面白いです、と三宅さん。この本はブログ全盛期のところで終わっているので、昔はこういう文章術があったんだ、と時代の変遷も分かるそうです。竹下さんは、ここに紹介されている文章読本を読むのも面白い、と足していました。
斎藤美奈子
文章読本さん江(ちくま文庫)

名文家が100年にわたって書き継いできた「文章読本」を、4部に分けて論じます。書く人の論理、文章作法の中身と形式と読者、明治から戦後までの作文教育、そしてスタイルの変容。文庫版にはネット時代の文章読本を論じた書き下ろしが加わりました。第1回小林秀雄賞の受賞作です。
- 出版社
- 筑摩書房
- 刊行
- 2007年12月
- 仕様
- 文庫・368ページ
- 楽天評価
- 3.9/5(21件)
- 値段
- 定価 ¥968
『知的生活の方法』|書き出しに詰まったら、自分の本棚を見る
5冊目は竹下さんから、古い本として出したのが1976年に出たこの新書でした。
「身銭を切れということがある
」
若いうちやお金がないときに図書館を上手に使うのはめちゃくちゃ大事だけれど、自分で買うと身銭を切っているぶん読まないといけないし、欲しいとき・読みたいときに取り出せる、と竹下さん。文章を書くときの1つのコツは自分の本棚を見ることで、自分はこういうことに興味があるんだ、というところから1行目を書くとめちゃくちゃいい、とのことでした。
三宅さんも、書けないときに「この本を読むと書ける」という本が何冊かあって、机の横の取り出せるところに置いているそうです。
渡部昇一
知的生活の方法(講談社現代新書)

「わからない」に耐えること、古典を繰りかえし読むこと、本は身銭を切って買うこと、図書館に住むこと、ビールとワインと結婚まで。著者のいう「知的生活」のつくり方が、自分自身の体験をもとに書かれています。累計118万部を超えました。
- 出版社
- 講談社
- 刊行
- 1976年4月
- 仕様
- 新書・214ページ
- 楽天評価
- 3.8/5(137件)
- 値段
- 定価 ¥1,012
『小説以外』|書評も載っているから、読むと書きたいモードが分かる
6冊目は三宅さんから、書けないときに机の横から取り出すという1冊が、恩田陸さんのエッセイ集でした。『Page Turners』でも何度か紹介している本で、書評なども載っていて、読むとなんとなく書きたいモードが分かるそうです。
「なんかお守りになってくれる気がする
」
恩田陸
小説以外(新潮文庫)

デビューから14年ぶんのエッセイを全部集めた1冊です。日本文学から海外のミステリー、SF、少女漫画まで、ジャンルを越えて読んできた作家の読書歴が柱。そこに、偏愛する料理や音楽の話、転校の多かった少女時代の思い出が重なります。
- 出版社
- 新潮社
- 刊行
- 2008年5月
- 仕様
- 文庫・432ページ
- 楽天評価
- 3.8/5(63件)
- 値段
- 定価 ¥825
『猫なで日記 私の創作ノート』|小説を書くのは、猫をなでるのに似ている
7冊目も三宅さんから、田辺聖子さんが小説やエッセイをどうやって書いてきたかを書いた本です。結構昔の本だけど面白い、と出していました。
タイトルの由来として三宅さんが話していたのが、田辺さんのこんな言葉です。推理小説ではないのでトリックを決めているわけではないけれど、なんとなく核のようなものがモヤモヤとあって、それを猫のようにうまいことおびき寄せ、手のひらの中に捕らえて、こっちに従わせて「猫じゃ猫じゃ」と踊らせることができたら、一篇の小説ができあがる。小説を書くことを、そう説明している本だそうです。
田辺さんが実際にどう書いているかも詳しく書いてあって、三宅さんはたとえばこの3つを挙げていました。
- 恋愛小説をどう書いているか
- 女性作家が当時は、奥様の役割と作家の役割をどちらも引き受けないといけなかったこと
- 田辺さん自身の、食べ物の書き方
「これは小説家の創作論の中で一番好き
」
この1冊だけ、新刊では買えません。1991年の集英社文庫版が最後で、電子版もありません。
『短歌の友人』|面白いと思うときは、「共感」か「驚き」のどちらか
8冊目も三宅さんから、歌人の穂村弘さんの短歌論ですが、三宅さんにとっては文章術の本でもあるそうです。挙げていたのは、何か面白いと思うときは「共感」か「驚き」かどちらかだ、という話。

そこが、確かにな、と思いました。
それに、中身の少ない長い文章より、濃くて短い文章のほうがいいなと思うことがあるので、そういう意味でも短歌の本は良さそうです。
短歌を読むとはどういうことかも、穂村さんがめちゃくちゃ明晰に表現してくれている、とのことでした。
「一番私が刺激された本
」
穂村弘
短歌の友人(河出文庫)

現代短歌はどこから来てどこへ行くのか。自分でも歌を作る歌人が、短歌の面白さをたどっていくと、その先にある世界の面白さに行き当たります。著者にとって初めての歌論集で、第19回伊藤整文学賞を受賞しました。
- 出版社
- 河出書房新社
- 刊行
- 2011年2月
- 仕様
- 文庫・272ページ
- 楽天評価
- 4.2/5(30件)
- 値段
- 定価 ¥880
『演出についての覚え書き』|舞台の演出の話が、そのまま書くことに効く
9冊目も三宅さんから、舞台の演出家が何を大事にすべきかを名言と説明という形で書いた本です。三宅さんがめちゃくちゃいい指南書だと話していて、名言の例として挙げたのがこの3つでした。
- ストーリーは問いを見つけた方がいい
- 観客の目は動くものに向けられる
- 優れたユーモアには性格の悪さが必要
本を書くにもその通りだなと思うことがすごく多くて、読み返したらハッとする、と三宅さん。
「文章じゃない術もあるのがめちゃくちゃいい
」
三宅さんも、文章術の本じゃないほうが自分にとっては文章術だな、と思ったりするそうです。竹下さんは演劇や落語が好きで、役者さんや落語家さんが第一声に何を言うか、どうやって話に引き込んでいくのか、どうやって場を壊したり破っていくのかを見ているそうです。そこが実は文章で一番大事なところで、プロンプトでは作れない、と話していました。
フランク・ハウザー、ラッセル・ライシ/シカ・マッケンジー 訳
演出についての覚え書き 舞台に生命を吹き込むために

脚本の理解、キャスティング、稽古のルール、俳優への接し方、観客の笑わせ方、公演直前と、その後にやること。イギリス演劇界で名優たちを育てた演出家による130の助言を、10章にまとめています。巻末には演出を理解するためのTipsと推薦図書も入っています。
- 出版社
- フィルムアート社
- 刊行
- 2011年6月
- 仕様
- 四六判・208ページ
- 値段
- 定価 ¥1,760
『本をすすめる 書評を書くための技術』|書評を書くには、まずたくさん本を読む
10冊目、竹下さんが最後に出したのは、近藤康太郎さんが書評を書く技術を書いた本です。書評を書くためにはたくさん本を読みなさい、と書いてあって、そのトレーニングも色々あるそうです。
「起きたら15分だけ必ず本を読むトレーニングがいい
」
みんな起きたらスマホで目覚ましやニュース、XやYouTubeを見るけれど、そこは文章を読むゴールデンタイム。こういうトレーニングをしていくと、だんだん読む力がついて書く力も身についていく、とのことでした。
近藤康太郎
本をすすめる 書評を書くための技術

本の読み方を、傍線・ドッグイアー・抜き書き・抜き書き帳の再読、と4つのレベルに分けて説明します。書評の書き方のほうは、付箋を貼る、書き写す、「柱」を見つける、と5段の手順。朝日新聞の記者が、対話の形でくわしく書いた1冊です。
- 出版社
- 本の雑誌社
- 刊行
- 2026年1月
- 仕様
- 四六判・316ページ
- 楽天評価
- 4.2/5(29件)
- 値段
- 定価 ¥2,090
誰でも書ける。書くと、読むのも楽しくなる
竹下さんが書き始めたのは小学生のときで、英語と日本語の両方で書いていたそうです。読売新聞の作文コンテストに、アメリカから送っていた、と。大学時代はニュースサイトを作っていて、自分はそれしか向いていないなと思ったとのことでした。
「やっぱ書くときが一番幸せですね
」
三宅さんは、プロで書いている人も、個人的にまず書いているところから始まっているな、と最近思うそうです。書くことは何のコストもいらなくて、PCかスマホがあればできるし、なんなら手書きにノートだっていい。誰でも何でも書けるのが一番の魅力だから、見ている方も、まず本の感想を書いてみるとか、見たYouTubeの感想を書いてみるくらいから始めてもいいのでは、と話していました。
竹下さんは、それをSNSに出せるのが超すごい時代だ、と続けます。昔だったら、すごいことを考えたのにたまたま機会がなくて本にならなかった人や、歴史に埋もれている超大作家がいたかもしれない、と。
「読むことと書くことは一致するのではないか
」
書けば書いている人の気持ちも分かるからもっと読むことが楽しくなって、読めば書く能力が身について書くことも楽しくなる。その相乗効果がある、とのことでした。
今回の記録:2026年9月20日、三宅香帆さんと竹下隆一郎さんが文章術を語った回(28分19秒)を視聴。挙がったコツと本を書き出し、10冊の書名と著者、いまどこでいくらで買えるかを1冊ずつ調べた。同日、穂村弘さんの『短歌の友人』のKindle版を594円で購入。 結論:28分19秒の視聴で、2人の書き方のコツが分かった。10冊のうち9冊は、いまどこでいくらで買えるかまで分かった(『猫なで日記』は新刊では買えない)。支出済み、回収はまだ。
スティーヴン・キングさんの『書くことについて』を読んでから、ずっと良い文章について考えていました。文章術の本はたくさん出ていて、ちょうど次に読む本を探していたところです。
私は『短歌の友人』を読みます。気になった本があったら、読んでみてください。
注記と出典(1件)
引用したコメントは 【無駄な文章が“最高の1行”を生む】文芸評論家・三宅香帆の執筆の極意を公開…(YouTube・TBS CROSS DIG with Bloomberg)のコメント欄からです。高評価の数は2026年9月20日に取得した時点のもので、いまは増減している可能性があります。

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