宇垣美里さんが本屋で買った6冊と、好きな本・気になった本(2026年・本ツイ!)
出典:出版区『本ツイ!』
記事内に広告が含まれています
この記事に出てくるもの
57点
フリーアナウンサーの宇垣美里さんが、3回目のゲストとして本を選ぶ出版区「本ツイ!」。今回訪れたのはブックファースト新宿店で、聞き手はカメラマンの青木さんです。
買ったのは、上下巻を含む6冊です。
今回買った6冊
最後に選んだのは、次の6冊です。『ファイア・ドーム』の上下巻を含めて、会計は15,455円でした。
- 辻村深月『ファイア・ドーム 上』
- 辻村深月『ファイア・ドーム 下』
- 一穂ミチ『たぶん、恋しい』
- 武田綾乃『ここはこどものいない国』
- トマス・リゴッティ『悪夢工場』
- モナ・アワド『うさぎ狩りの夜に』
『ファイア・ドーム 上』|気になっていた辻村深月さんの小説
宇垣さんが気になっていたという本で、今回は上下巻とも購入しました。
辻村深月
ファイア・ドーム 上(小学館)

25年前、ある地方都市で百貨店の受付係が誘拐され、殺されました。事件そのものだけでなく、周囲に広がった噂が多くの人を傷つけます。年月がたった町で新たな事件が起き、過去から続く関係が動き始めます。
- 出版社
- 小学館
- 刊行
- 2026年06月
- 仕様
- 単行本・464ページ
- 楽天評価
- 4.58/5(479件)
- 値段
- 定価 ¥2,090
辻村さんの作品にはファンタジーの印象があるそうで、『かがみの孤城』を例に挙げていました。
辻村深月
かがみの孤城 上(ポプラ社)

学校へ行けなくなった子どもたちが、不思議な城で過ごす時間を描く小説です。少女こころを含め、集められたのは7人。互いのことを知っていく子どもたちと、城に秘められた謎を追います。文庫では上下2冊に分かれた物語の上巻です。
- 出版社
- ポプラ社
- 刊行
- 2021年03月
- 仕様
- 文庫・415ページ
- 楽天評価
- 4.24/5(729件)
- 値段
- 定価 ¥858
動画では版の指定はありません(作品として紹介されていたので、いま新品で買える版にリンクしています)
『ファイア・ドーム 下』|上巻とあわせて購入
下巻も上巻とあわせて購入しています。
辻村深月
ファイア・ドーム 下(小学館)

夏の遠足の帰り道で、ひとりの少年が姿を消します。その町では25年前にも誘拐殺人事件が起きていました。昔の事件をめぐって広がった噂と、長く残り続ける人々の傷を描くミステリーの下巻です。
- 出版社
- 小学館
- 刊行
- 2026年06月
- 仕様
- 単行本・432ページ
- 楽天評価
- 4.61/5(673件)
- 値段
- 定価 ¥2,090
『たぶん、恋しい』|一穂ミチさんの新刊を選ぶ
一穂ミチさんが好きだという宇垣さん。売り場で新刊に気づき、読みたいと選んだのが『たぶん、恋しい』でした。
一穂ミチ
たぶん、恋しい(新潮社)

恋愛という言葉だけでは捉えにくい、人との関わりから生まれる気持ちを描いた6編です。猫を最優先する交際相手や、互いに秘密を抱えた二人などが登場。相手への思いが揺れる、さまざまな関係を収めた短編集です。
- 出版社
- 新潮社
- 刊行
- 2026年06月
- 仕様
- 単行本・192ページ
- 楽天評価
- 3.84/5(117件)
- 値段
- 定価 ¥1,870
書評も担当した『砂嵐に星屑』では、テレビ局で働く人たちの描写に、自身の局員時代を重ねたそうです。作者が局内を間近で見ていたのではと思うほど身に迫る描写を、面白かった点として挙げていました。
一穂ミチ
砂嵐に星屑(幻冬舎)

大阪のテレビ局を舞台にした連作短編集です。女性アナウンサーや非正規のADなど、働く立場によって違う悩みを抱える人たちが登場。放送の仕事に携わる日々と、思うように進まない恋愛を、それぞれの暮らしから描きます。
- 出版社
- 幻冬舎
- 刊行
- 2024年07月
- 仕様
- 文庫・328ページ
- 楽天評価
- 3.93/5(59件)
- 値段
- 定価 ¥825
『ここはこどものいない国』|ディストピアとシスターフッドへの期待
宇垣さんは、ディストピアとシスターフッドを組み合わせた本なら好きそうだと、読む前の期待を話していました。
武田綾乃
ここはこどものいない国(講談社)

2226年、人間が工場で生産される日本。家族と暮らして育ったことを隠して働く美奈子は、妊娠しているという後輩と出会う。生まれ方も家族への思いも異なる二人を通して、出産や人を愛することの意味を問うディストピア小説。
- 出版社
- 講談社
- 刊行
- 2026年05月
- 仕様
- 単行本・288ページ
- 楽天評価
- 3.72/5(53件)
- 値段
- 定価 ¥2,475
同じ武田さんの既読作では、『可哀想な蠅』の文庫解説を担当しています。SNSで執拗に絡む相手を、ブロックせず、かわいそうだと思って見ている人物。その心の動きに共感し、人の黒い部分を描くところが面白かったそうです。
武田綾乃
可哀想な蠅(新潮社)

SNSで執拗に絡む相手を、大学生が画面の中で飼うように眺める表題作など4編を収録。家族や友人、近所の人との関わりに潜む、見たくない感情を女性たちの視点から描く短編集。新潮文庫版には宇垣美里さんによる解説を収めている。
- 出版社
- 新潮社
- 刊行
- 2026年03月
- 仕様
- 文庫・288ページ
- 値段
- 定価 ¥693
同じ武田さんの作品として、会話には『響け!ユーフォニアム』の名前も出ています。
武田綾乃
響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ(宝島社)

コンクールを目指す吹奏楽部で、演奏と人間関係に向き合う高校生を描きます。元強豪の北宇治高校に新しい顧問が着任。練習で力をつける一方、ソロの争いや勉強との両立にも悩む部員たちを追う、「響け!ユーフォニアム」の第1作です。
- 出版社
- 宝島社
- 刊行
- 2013年12月
- 仕様
- 文庫・319ページ
- 楽天評価
- 4.06/5(89件)
- 値段
- 定価 ¥723
動画では版の指定はありません(作品として紹介されていたので、いま新品で買える版にリンクしています)
『悪夢工場』|赤い小口も気になったホラー短編集
梨さんの『霊媒クラブ』と迷った末、宇垣さんは『悪夢工場』を選びました。購入の理由には、ページの側面まで赤く染めた意図への興味と、真っ赤な一冊を本棚に置く面白さを挙げていました。
トマス・リゴッティ/若島正 編訳/宮脇孝雄・白石朗 訳
悪夢工場(河出書房新社)

トマス・リゴッティさんの自選集から9編を採った、日本向け独自のホラー短編集です。「道化師の最後の祭り」や「赤塔」などが入り、若島正さんが編訳。宮脇孝雄さんと白石朗さんも翻訳に加わっています。
- 出版社
- 河出書房新社
- 刊行
- 2025年12月
- 仕様
- 単行本・248ページ
- 楽天評価
- 4.0/5(12件)
- 値段
- 定価 ¥2,970
『うさぎ狩りの夜に』|柚木麻子さんたちの推薦も購入の理由に
柚木麻子さんたちの推薦を理由に選んだ1冊です。
モナ・アワド/下田明子(訳)
うさぎ狩りの夜に(早川書房)

創作を学ぶサマンサと、互いをバニーと呼ぶ女子学生たちの関係を描く小説です。仲間を避けていたサマンサは、彼女たちの秘密の活動に加わることに。ものを書く孤独と、集団へ引き寄せられる気持ちが関わり合う物語です。
- 出版社
- 早川書房
- 刊行
- 2026年06月
- 仕様
- 単行本・392ページ
- 値段
- 定価 ¥3,960
店内で集めた候補は一度11冊になりました。合計金額を見て本を絞ることになり、発売からまだ3か月たっていない本は後で買うことにするなどして、6冊を選んでいます。
働く人や女性の暮らしを描く小説
『多類婚姻譚』|上京したころの気持ちと重なった
宇垣さんが自分と重ねたのは、地方から東京へ来た女性の暮らしです。東京出身の友達には帰宅すれば家族がいる一方、自分は誰もいない家に帰る。就職で上京したころに感じた、その違いがよく分かると話していました。結婚にまつわる生きづらさを丁寧に描くところも、好きだったそうです。
凪良ゆう
多類婚姻譚(講談社)

一緒に生きたいと思っていても、お金の使い方や性別、育った環境まで同じとは限りません。結婚を願う人や離婚を経験した人などを通じ、価値観の違う相手との関係を描きます。現代の結婚をめぐる5つの物語を収めた小説集です。
- 出版社
- 講談社
- 刊行
- 2026年05月
- 仕様
- 単行本・320ページ
- 楽天評価
- 4.22/5(637件)
- 値段
- 定価 ¥2,090
『パッキパキ北京』|以前の出演で買い、文庫の帯にも寄稿
宇垣さんは、以前の出演時に買って読み、面白かったそうです。今回の売り場には、宇垣さんが帯にコメントを寄せた文庫版が並んでいました。
綿矢りさ
パッキパキ北京(集英社)

コロナ禍の北京で暮らす菖蒲を主人公にした小説です。夫に呼ばれ、愛犬と渡った街では厳しい隔離も待っていました。それでも食べ歩きや春節を楽しみ、人々の暮らしを観察する菖蒲を描いた作品です。
- 出版社
- 集英社
- 刊行
- 2026年06月
- 仕様
- 文庫・168ページ
- 楽天評価
- 3.67/5(137件)
- 値段
- 定価 ¥660
『暁星』|湊かなえさんの小説も好きだった1冊
湊かなえさんの『暁星』も、好きだったと話していました。
湊かなえ
暁星(双葉社)

一つの事件をめぐる手記と小説、二つの文章が交差するミステリーです。大臣で作家でもある男が式典で殺され、犯人は新興宗教への恨みを記します。現場にいた別の作家も事件を作品にし、異なる語りから出来事を追います。
- 出版社
- 双葉社
- 刊行
- 2025年11月
- 仕様
- 単行本・376ページ
- 楽天評価
- 4.17/5(1237件)
- 値段
- 定価 ¥1,980
『ホルモー燦燦』『夜は短し歩けよ乙女』|学生時代の読書と京都
万城目学さんの新刊『ホルモー燦燦』を見つけ、学生のころにホルモーのシリーズを読んでいたと振り返ります。
万城目学
ホルモー燦燦(KADOKAWA)

大学時代にホルモーを経験した神林夢生が、就職後に東京の試合へ参加する。オニを使うチーム対抗の競技を軸に、京都の大学同士の対決と埼玉の女子高茶道部の物語も収録。3編に序章と終章を添え、シリーズを締めくくる。
- 出版社
- KADOKAWA
- 刊行
- 2026年06月
- 仕様
- 単行本・320ページ
- 楽天評価
- 4.08/5(74件)
- 値段
- 定価 ¥2,145
京都の大学へ進む前には、森見登美彦さんの『夜は短し歩けよ乙女』を読み、小説から京都の街を想像していたそうです。
森見登美彦
夜は短し歩けよ乙女(KADOKAWA)

ある乙女に近づこうとする先輩の片想いを、京都で起こる不思議な騒動とともに描く恋愛小説です。乙女と先輩の周りには、風変わりな人たちが登場。古本市や大学の学園祭でも出来事に巻き込まれ、思いどおりにいかない恋が続きます。
- 出版社
- KADOKAWA
- 刊行
- 2008年12月
- 仕様
- 文庫・336ページ
- 値段
- 定価 ¥858
『ベル・ジャー』|閉じ込められる感覚が今にも響く
宇垣さんが挙げたのは、ガラスの覆いに閉じ込められ、どうしても外へ出られないような気持ちを言葉にしているところ。昔の作品でも、今読むと心に響くと話していました。
シルヴィア・プラス/小澤身和子(訳)
ベル・ジャー(晶文社)

望んでいた仕事の機会を得ても、周囲との隔たりを感じる学生エスターの物語です。ニューヨークで雑誌のインターンとして働く彼女は、心の均衡を崩していきます。シルヴィア・プラスによる長編を、小澤身和子さんの新訳で収めています。
- 出版社
- 晶文社
- 刊行
- 2024年07月
- 仕様
- 単行本・388ページ
- 楽天評価
- 3.9/5(49件)
- 値段
- 定価 ¥2,750
『粉瘤息子都落ち択』『グレタ・ニンプ』|文章で笑い、型破りな作りに驚く
『粉瘤息子都落ち択』は、宇垣さんが文章の面白さに笑い、最後にはなぜか泣けたと振り返った小説です。主人公が、自販機に貼ってあった謎のテープを手にし、自分の血が付いたそれを呪物として売りに出すと、買い手がついてしまう。そんな話の勢いに引き込まれる一方、作中の人物の、何もできないと諦めるような気持ちにも共感したそうです。
更地郊
粉瘤息子都落ち択(集英社)

仕事を辞め、友人とのオンラインゲームの対戦報酬で暮らす野中が主人公です。実家に戻る日を前に、自販機の謎のテープを売ったことから思わぬ出来事へ。第49回すばる文学賞を受賞した、更地郊さんの小説です。
- 出版社
- 集英社
- 刊行
- 2026年02月
- 仕様
- 単行本・176ページ
- 楽天評価
- 3.55/5(66件)
- 値段
- 定価 ¥1,870
『グレタ・ニンプ』を、宇垣さんは「本当にやりたい放題」でとても面白かったと話していました。夫が帰宅すると、妻がデニス・ロッドマンさんのような派手な髪型になっている場面も、その一例です。文字が斜めに並ぶページもあり、本でこんな文字の並べ方ができることに驚いていました。
綿矢りさ
グレタ・ニンプ(小学館)

不妊治療を経て妊娠した由依は、見た目も話し方も一変する。その勢いに驚く夫の俊貴との毎日を描いたコメディ。表題作に加え、手作りチョコレートをめぐる一夜の騒動「深夜のスパチュラ」を収めた2編の作品集。
- 出版社
- 小学館
- 刊行
- 2026年01月
- 仕様
- 単行本・336ページ
- 楽天評価
- 3.94/5(305件)
- 値段
- 定価 ¥1,870
『陽子さんはお元気ですか?』|山内マリコさんの新刊も候補に
山内マリコさんが好きで読みたいと、宇垣さんが一度は候補に入れた本です。最終的に買った6冊には含まれていません。
山内マリコ
陽子さんはお元気ですか?(オレンジページ)

58歳の陽子は、夫の機嫌を損ねないよう家事を整え、家族を支えてきた。息子の恋人みやちゃんと知り合い、身近な人たちの態度を別の目で見るようになる。長く後回しにしてきた自分の人生を問い直す女性の物語。
- 出版社
- オレンジページ
- 刊行
- 2026年06月
- 仕様
- 単行本・188ページ
- 楽天評価
- 3.78/5(20件)
- 値段
- 定価 ¥1,650
台湾の小説と、旅の文章
『光雨往来』『台湾、お菓子の旅』|食べ物を知ってから、小説へ
日本と台湾を舞台にした池澤春菜さんの『光雨往来』について、宇垣さんは好きだったと話しています。とくに記憶に残った作品として挙げたのが、次の作品を書けずにいる作家が、雨の日だけ現れる郵便局で宛先のない手紙を読み解く「ペトリコール」でした。
出版社提供の紹介によると、その手紙には、日本が台湾を統治していた時代の台湾人女性の過去が関わるそうです。
好きだったのは、優しい話でありながら、過去をなかったことにしない点。過去を知ったうえでも、次の一歩を踏み出せるような力強さを感じたと話しています。台湾の湿度を感じる街の描写も気に入っていました。
池澤春菜
光雨往来(KADOKAWA)

池澤春菜さんが日本と台湾を舞台に書いた5つの短編です。お茶や料理を味わう人々、町の景色や土地の文化が物語に登場。「神さまのお粥」「ペトリコール」などを収め、旅先での暮らしや人との関わりを描いています。
- 出版社
- KADOKAWA
- 刊行
- 2026年04月
- 仕様
- 単行本・224ページ
- 楽天評価
- 3.81/5(16件)
- 値段
- 定価 ¥1,980
『台湾、お菓子の旅』で知った料理が小説にも登場し、いっそう食欲をそそられたそうです。
池澤春菜
台湾、お菓子の旅(主婦と生活社)

台湾で出会った甘いものから、池澤春菜さんが旅と食文化を綴るエッセイ集です。かき氷や豆花、焼き菓子などを求め、さまざまな場所を訪ねます。著者の文章とあわせて、現地でスイーツを探すためのガイドも収めています。
- 出版社
- 主婦と生活社
- 刊行
- 2026年05月
- 仕様
- 単行本・160ページ
- 値段
- 定価 ¥1,980
『台湾漫遊鉄道のふたり』|食べ物の魅力と、二人の立場の違い
宇垣さんは、おいしそうな料理の描写を魅力に挙げていました。作家と通訳の二人の間には、日本と台湾の立場の差があります。愛だけでは乗り越えられない隔たりも描いている点に、誠実さを感じたと話しています。
楊双子/三浦裕子(訳)
台湾漫遊鉄道のふたり(中央公論新社)

日本統治下の台湾を訪れた作家と、台湾人の通訳の鉄道旅行を描く小説です。1938年、千鶴子は通訳の千鶴と料理を味わいながら各地を巡ります。二人の間には、日本と台湾の立場の差があり、千鶴子には相手の胸の内が見えません。
- 出版社
- 中央公論新社
- 刊行
- 2023年04月
- 仕様
- 単行本・300ページ
- 楽天評価
- 4.18/5(166件)
- 値段
- 定価 ¥2,530
『四維街一号に暮らす五人』|料理を囲み、支え合う女性たち
宇垣さんが好きだと話していたのは、台湾のさまざまな民族の女性たちが認め合い、支え合う暮らしです。同じ家で暮らす女性たちが、食べ物を通して互いの文化を知るところも紹介していました。
楊双子/三浦裕子(訳)
四維街一号に暮らす五人(中央公論新社)

約100年前の台湾料理を記した古書が見つかる、台中の家を舞台にした小説です。日本式の古い建物で、大学院に通う女性4人が大家と共同生活を送ります。内気な人もいれば、学費を工面しながら学ぶ人もいます。5人が食事を共にする日々を描きます。
- 出版社
- 中央公論新社
- 刊行
- 2025年07月
- 仕様
- 単行本・256ページ
- 楽天評価
- 3.97/5(33件)
- 値段
- 定価 ¥2,200
『エストニア紀行』『家守綺譚』|梨木香歩さんの文章から旅へ
『エストニア紀行』では、現地に着いた瞬間を描く冒頭の文章が好きだと話していました。エストニアへ行きたくなる本だそうです。
梨木香歩
エストニア紀行―森の苔・庭の木漏れ日・海の葦―(新潮社)

バルト海に面するエストニアを9日間かけて訪ねた梨木香歩さんの旅行記。森や島で出会う自然や人々の暮らしを見つめながら、他国の支配を受けてきた国の歴史にも目を向ける。タリンから地方へと広がっていく旅をつづる。
- 出版社
- 新潮社
- 刊行
- 2012年09月
- 仕様
- 単行本・200ページ
- 楽天評価
- 3.88/5(56件)
- 値段
- 定価 ¥1,540
同じ梨木さんの『家守綺譚』は、中学生のころに読んだ気がすると振り返っています。動画では、どちらも『西の魔女が死んだ』の著者による作品だと紹介されました。
梨木香歩
家守綺譚(新潮社)

行方不明になった友人の家を預かる、物書き志望の綿貫征四郎を描く連作です。庭のサルスベリに慕われ、犬や河童、人魚との出会いも待っています。植物や動物、怪異が暮らしに入り込む、一軒家での日々を綴る物語です。
- 出版社
- 新潮社
- 刊行
- 2004年01月
- 仕様
- 単行本・160ページ
- 値段
- 定価 ¥1,980

西の魔女が死んだ
梨木香歩 ・ 新潮社
長編とホラー
『マイボディ・オン・ザ・ムーン』|長さより続きが気になったSF
宇垣さんは、月で見つかった遺体の謎から世界のさまざまな出来事がつながっていくところを面白いと話しています。帯コメントも担当しています。
矢野アロウ
マイボディ・オン・ザ・ムーン 上(早川書房)

月での発見が、離れた土地に暮らす人々の運命を動かすSFです。頭部を欠く多数の遺体をめぐり、国々の思惑が交錯。科学者や実業家、スパイ、少女の人生が関わり合い、人類の文明に変化が迫る物語の上巻です。
- 出版社
- 早川書房
- 刊行
- 2026年06月
- 仕様
- 単行本・504ページ
- 楽天評価
- 3.47/5(23件)
- 値段
- 定価 ¥2,420
上下巻の長い作品ですが、続きが気になり、意外とさらっと読めたそうです。
矢野アロウ
マイボディ・オン・ザ・ムーン 下(早川書房)

争いの続く地球を離れ、宇宙へ向かいたいと願う人々が現れる。月の遺体の謎を追うSF長編の下巻では、発見をめぐる国々の競争が激しくなる。長年地球を離れていた実業家も帰還し、人々の支持を集めていく。
- 出版社
- 早川書房
- 刊行
- 2026年06月
- 仕様
- 単行本・560ページ
- 楽天評価
- 3.1/5(35件)
- 値段
- 定価 ¥2,420
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』|原作も映画も好き
宇垣さんにとって、「この世でいちばんいい本のひとつ」だそうです。映画も面白かった一方、冒頭は原作より短くまとめられていたといいます。展開に驚く面白さは、たぶん本のほうが味わえるのではないかと感じたそうです。先を知る前の状態には戻れないので、本と映画のどちらから入るか悩ましいと話していました。
アンディ・ウィアー/小野田和子 訳
プロジェクト・ヘイル・メアリー 上(早川書房)

地球の生命があと30年で滅びると分かり、全人類規模の計画が始まります。人類の命運を背負い、宇宙飛行士が遠い宇宙へ。任務を阻む難題に科学を頼りに立ち向かう姿を描く、SF長編の上巻です。
- 出版社
- 早川書房
- 刊行
- 2021年12月
- 仕様
- 単行本・328ページ
- 楽天評価
- 4.42/5(773件)
- 値段
- 定価 ¥2,310
『ポルターガイストの囚人』|面白かった創元ホラー
宇垣さんが面白かったと挙げたのは、超常現象を調査する二人組のシリーズ第2作です。第1作は『深淵のテレパス』です。
上條一輝
ポルターガイストの囚人(東京創元社)

古い家で起きたポルターガイストが収まったかに見えた矢先、依頼人が姿を消します。超常現象の調査員、芦屋晴子と越野草太を描くシリーズ第2作です。依頼人の失踪に続き、二人の周囲にも異変が起き始めます。
- 出版社
- 東京創元社
- 刊行
- 2025年06月
- 仕様
- 単行本・340ページ
- 楽天評価
- 3.83/5(141件)
- 値段
- 定価 ¥1,870
『英国の怖い家』『霊媒クラブ』|違う怖さの本が候補に
『英国の怖い家』には、宇垣さんも訪れたことがあるというフォートナム&メイソン本店の幽霊の話が収められています。
織守きょうや 文/山田佳世子 イラスト
英国の怖い家(エクスナレッジ)

屋敷やホテル、劇場など、英国各地の15の建物に残る幽霊の言い伝えを集めた本。小説家・織守きょうやさんが歴史と怪異のエピソードを調べ、山田佳世子さんが外観や間取りを描く。建物の姿とともに、その場所に受け継がれた話をたどる。
- 出版社
- エクスナレッジ
- 刊行
- 2026年04月
- 仕様
- 単行本・208ページ
- 値段
- 定価 ¥2,420
梨さんの『霊媒クラブ』も購入候補でした。宇垣さんは、現代ならではの怖さがあり、翻訳小説の『悪夢工場』より入りやすそうだと話していました。ただ、今回は『悪夢工場』を選び、こちらは見送っています。
梨
霊媒クラブ(イースト・プレス)

生徒が怪異を作り、生徒会が霊媒として解き明かす奇妙な慣習を描く小説です。転校生の松谷美夜は、生徒会に誘われてこの活動へ参加。人が作った怪異を巡る競争を通じ、学校で続く伝統の成り立ちを探っていきます。
- 出版社
- イースト・プレス
- 刊行
- 2026年06月
- 仕様
- 単行本・436ページ
- 楽天評価
- 2.93/5(15件)
- 値段
- 定価 ¥1,870
乙一さんの本と『スコッパーの女』|学生時代に好きだった作家の、別名義の本も
乙一さんのデビュー30周年を記念した自選短編集を手に取った宇垣さんは、学生のころ乙一さんが大好きだったと話していました。
乙一
乙一デビュー30周年記念自選短編集1996-2026(星海社)

デビューから30年を迎えた乙一さんが、自身の作品を選んだ短編集です。「ウソカノ」「山羊座の友人」などの既発表作に、書き下ろし「アテンド探し」を加えた9編を収録。雑誌や小冊子に発表された短編もまとめて読めます。
- 出版社
- 星海社
- 刊行
- 2026年05月
- 仕様
- 単行本・352ページ
- 値段
- 定価 ¥2,475
宇垣さんは、当時好きだった作品に『暗いところで待ち合わせ』と『失はれる物語』を挙げていました。
乙一
暗いところで待ち合わせ(幻冬舎)

目の見えないミチルが暮らす家に、殺人の容疑をかけられたアキヒロが隠れます。ミチルは誰かがいると感じながらも、知らないふりをすることに。住人と逃亡者が、同じ家で互いを意識しながら過ごす奇妙な共同生活を描く小説です。
- 出版社
- 幻冬舎
- 刊行
- 2002年04月
- 仕様
- 文庫・262ページ
- 楽天評価
- 4.2/5(1145件)
- 値段
- 定価 ¥649
動画では版の指定はありません(作品として紹介されていたので、いま新品で買える版にリンクしています)
乙一
失はれる物語(KADOKAWA)

事故のあと触覚だけが残った男の腕を、ピアニストの妻が鍵盤に見立てて演奏します。そんな表題作をはじめ、不思議な状況に置かれた人々を描く乙一さんの短編集です。2006年の文庫版は、7作品に書き下ろしの「ウソカノ」を加えた全8編を収録しています。
- 出版社
- KADOKAWA
- 刊行
- 2006年06月
- 仕様
- 文庫・384ページ
- 楽天評価
- 4.06/5(814件)
- 値段
- 定価 ¥1,122
動画では版の指定はありません(作品として紹介されていたので、いま新品で買える版にリンクしています)
売り場にあった『スコッパーの女』は、乙一さんが山白朝子の名前で書いた本です。宇垣さんは友人に薦められて電子書籍で買ってあり、これから読むつもりだと話していました。
山白朝子
スコッパーの女(KADOKAWA)

自作の登場人物と同名の人が実在すると知る話や、物事の終わりまでの距離が分かる作家の話など、小説家を巡る怪異5編。表題作は、文章を読むと作者の心を感じ取れる女性の物語です。彼女は、吐き気がするほど恐ろしい内面の書き手に出会います。
- 出版社
- KADOKAWA
- 刊行
- 2026年03月
- 仕様
- 単行本・200ページ
- 値段
- 定価 ¥1,870
『最恐ホラー 不気味な空間』|小野不由美さんと芦花公園さんの2編
宇垣さんは、小野不由美さんが大好きだと話していました。その小野さんの短編が、この本に入っています。
小野不由美、芦花公園
最恐ホラー 不気味な空間(講談社)

2025年の「小説現代」で発表された、小野不由美さんの「縁日」と芦花公園さんの「三津原モールでたい焼き食べたい」を収録。奇妙な場所から帰った語り手や、閉店したモールのたい焼き屋が登場するホラー2編です。
- 出版社
- 講談社
- 刊行
- 2026年06月
- 仕様
- 単行本・96ページ
- 楽天評価
- 2.7/5(11件)
- 値段
- 定価 ¥1,100
『空、はてしない青』|青木さんが薦めた長編
この本を読んだ感想を話したのは青木さんです。主人公の記憶が途切れると文章も途切れ、読み手にもその怖さが伝わると紹介していました。
メリッサ・ダ・コスタ/山本知子(訳)
空、はてしない青 上(講談社)

若年性アルツハイマーを患うエミルと、同行者ジョアンヌの旅を描く長編の上巻です。余命は長くても2年。病院での暮らしや周囲の同情から離れたいエミルは、掲示板で相手を募り、キャンピングカーでピレネーへ向かいます。
- 出版社
- 講談社
- 刊行
- 2025年09月
- 仕様
- 単行本・416ページ
- 楽天評価
- 4.4/5(139件)
- 値段
- 定価 ¥2,310
『ピンポン』とパク・ミンギュさんの既読作
青木さんが薦めた『ピンポン』を、宇垣さんも候補に加えました。今回は持ち帰る6冊には残りませんでした。
パク・ミンギュ/斎藤真理子(訳)
ピンポン(白水社)

いじめを受ける中学生の釘とモアイが、卓球を始める韓国の長編小説です。巨大な球が現れると、二人の物語は人類の行方に関わる出来事へつながります。パク・ミンギュさんの作品を、白水Uブックスに収めた1冊です。
- 出版社
- 白水社
- 刊行
- 2025年03月
- 仕様
- 新書・296ページ
- 値段
- 定価 ¥2,090
『亡き王女のためのパヴァーヌ』と『カステラ』は、宇垣さんが既読作として挙げていた2冊です。
パク・ミンギュ/吉原育子(訳)
亡き王女のためのパヴァーヌ(クオン)

社会に居心地の悪さを覚える若い男女3人が、恋愛や友情を通して関わる小説です。デパートで働く彼女と、彼女にひかれる青年、友人のヨハン。3人それぞれの過去と現在、そして未来を描く作品です。
- 定価
- ¥2,750
- 出版社
- クオン
- 刊行
- 2015年04月
- 仕様
- 単行本・477ページ
長編の『亡き王女のためのパヴァーヌ』に対し、『カステラ』は短編集です。
パク・ミンギュ/ヒョン・ジェフン、斎藤真理子(訳)
カステラ(クレイン)

働くことや生活の苦しさを抱える若者たちを描いた、パク・ミンギュさんの短編集です。日本語版で追加された、李箱文学賞受賞作「朝の門」を含む11編を収録。第1回日本翻訳大賞を受賞しました。
- 出版社
- クレイン
- 刊行
- 2014年04月
- 仕様
- 単行本・336ページ
- 値段
- 定価 ¥1,870
エッセイ・短歌で楽しむ言葉
『会社ではおならをしてはいけません』『老人ホームで死ぬほどモテたい』|上坂あゆ美さんの文章が好き
宇垣さんは、上坂あゆ美さんの乾いた文章が好きだと話し、エッセイ『会社ではおならをしてはいけません』も購入候補に入れました。
上坂あゆ美
会社ではおならをしてはいけません(双葉社)

歌人の上坂あゆ美さんが、友人との会話や初めての経験を綴ったエッセイ集です。美大の同級生をめぐる表題作など、連載で発表した文章を収録。日常で出会った出来事を入口に、人との関わりや新しい体験について書いています。
- 出版社
- 双葉社
- 刊行
- 2026年06月
- 仕様
- 単行本・160ページ
- 値段
- 定価 ¥1,760
歌集『老人ホームで死ぬほどモテたい』も、好きだったと振り返っています。
上坂あゆ美
老人ホームで死ぬほどモテたい(書肆侃侃房)

家族との距離や地元・沼津で過ごした思春期、東京へ出てからの暮らしを短歌にした上坂あゆ美さんの第一歌集。身近な相手への割り切れない思いも、生活の変化も言葉に残す。新鋭短歌シリーズの59冊目で、東直子さんが監修を務めている。
- 出版社
- 書肆侃侃房
- 刊行
- 2022年02月
- 仕様
- 単行本・144ページ
- 楽天評価
- 4.02/5(77件)
- 値段
- 定価 ¥1,870
『あれは何だったんだろう』|現実から不思議な方へ進むエッセイ
宇垣さんが大好きだと挙げたエッセイです。実話を読んでいるつもりが、いつの間にか現実ではなくなるところが面白いと話していました。
岸本佐知子
あれは何だったんだろう(筑摩書房)

岸本佐知子さんの連載「ネにもつタイプ」をまとめた第4弾。日々の出来事や頭に浮かんだことを入口に、話は現実の輪郭から離れ、不条理な方向へ進んでいく。日常の記録と空想の境目を行き来する文章を集めたエッセイ集。
- 出版社
- 筑摩書房
- 刊行
- 2026年03月
- 仕様
- 単行本・248ページ
- 楽天評価
- 4.38/5(33件)
- 値段
- 定価 ¥1,980
『もう怖いのは締め切りだけ』|村井理子さんのエッセイにも関心
宇垣さんは村井理子さんのエッセイが好きで、この本も確か電子書籍で買ったと話していました。
村井理子
もう怖いのは締め切りだけ ある翻訳家の取り憑かれた日常(大和書房)

翻訳家・村井理子さんが、原稿の締め切りと家族の暮らしに向き合う2025年の記録。仕事の合間に続く家事や育児、介護も日記に残す。シリーズの第3作にあたり、日本を訪れる若い旅行者を観察した付録「TOKYO BLUE」も収録する。
- 出版社
- 大和書房
- 刊行
- 2026年06月
- 仕様
- 単行本・326ページ
- 楽天評価
- 4.5/5(14件)
- 値段
- 定価 ¥2,200
『限界OLクソ短歌』|短歌のよしあしを知りたい
宇垣さんは、短歌を読むのが好きだそうです。自分でも詠んでみたいものの、歌のよしあしをどう判断するのかが分からず、誰かに教えてほしいと話していました。
埃
限界OLクソ短歌(産業編集センター)

春夏秋冬の4章で、働く日々と私生活の気持ちを綴る埃さんの歌集です。職場でのやりとり、恋愛にまつわる期待や痛みも歌の題材に。生活の中の苛立ちや可笑しさ、ときめきを短い言葉に収めています。
- 出版社
- 産業編集センター
- 刊行
- 2026年06月
- 仕様
- 単行本・196ページ
- 楽天評価
- 4.15/5(22件)
- 値段
- 定価 ¥1,760
『早起き、大好き。』|朝が早い日の話
宇垣さんには、撮影で朝が早い日が続き、仕事を終えても翌朝に備えて寝るしかない、という経験があるそうです。『早起き、大好き。』という題名には、自分には無理だと話していました。
内田彩仍・松浦弥太郎・ウー・ウェン・高橋みどり・引田かおり・広瀬裕子・石村由起子・石黒智子・山本ふみこ・一田憲子
早起き、大好き。 ライフスタイル・アンソロジー(PHP研究所)

内田彩仍さんや松浦弥太郎さん、ウー・ウェンさんら10人が、早起きについて書き下ろしたエッセイ集。日々の暮らしや仕事を支える朝の時間を、それぞれの視点から綴る。文章にカラー写真を添え、暮らしの本を作る人たちの朝を紹介する。
- 出版社
- PHP研究所
- 刊行
- 2026年03月
- 仕様
- 単行本・176ページ
- 値段
- 定価 ¥1,980
本の作りや題名も気になる
『12か月の本』|背を並べると、全巻ほしくなる装丁
月ごとに色が違う、全12巻のシリーズです。宇垣さんは、背を並べると絵柄がつながる装丁を素敵だと話していました。『3月の本』に目を留めつつ、1冊買うと12か月分そろえたくなると迷っていました。
西崎憲(編)/内田百閒・牧野信一・北原白秋・須賀敦子ほか(著)/工藤正廣ほか(訳)
3月の本(国書刊行会)

内田百閒さんの「ネコロマンチシズム」や、須賀敦子さんの「オリエント・エクスプレス」などを収録。西崎憲さんが編んだ、3月にまつわる文学の作品集です。小説だけでなく詩や随筆も入り、月別に刊行された全12冊の一つにあたります。
- 出版社
- 国書刊行会
- 刊行
- 2025年12月
- 仕様
- 単行本・272ページ
- 値段
- 定価 ¥3,080
店頭に並んでいた全12巻はこちらです。

3月の本
西崎憲(編)/内田百閒・牧野信一・北原白秋・須賀敦子ほか(著)/工藤正廣ほか(訳) ・ 国書刊行会
『こうやって作家は言葉を紡ぐ』|作家の頭の中を知りたい
宇垣さんは、物語の筋立てをあらかじめ作らずに長編を書く作家がいることに驚いていました。
小川哲
こうやって作家は言葉を紡ぐ(実業之日本社)

小説家や漫画家との対話を通して、小川哲さんが創作中の思考を探る本です。着想を作品に育てるとき、作り手は何を判断しているのか。文章の表現だけでなく、書き始める前や物語を組み立てる過程に目を向けた対談集です。
- 出版社
- 実業之日本社
- 刊行
- 2026年05月
- 仕様
- 単行本・504ページ
- 楽天評価
- 3.88/5(28件)
- 値段
- 定価 ¥2,640
『拝啓 元トモ様』|宇垣さん自身も寄稿した本
中学生のころの友達について寄稿した本です。題名の「元トモ」には、けんか別れだけでなく、進学などで自然に離れた友達も含まれています。
TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」(編)
拝啓 元トモ様(筑摩書房)

いつの間にか連絡を取らなくなった友人や、別の道へ進んだ昔の仲間。そんな相手を思うラジオの投稿を集めた本です。リスナーの文章に加え、宇垣美里さんや池澤春菜さん、しまおまほさんらのエッセイも収録しています。
- 出版社
- 筑摩書房
- 刊行
- 2019年07月
- 仕様
- 単行本・272ページ
- 値段
- 定価 ¥1,430
『裏表がありすぎる人』『絶望しかけた女子のための世界史』|仕組みを知る本への関心
宇垣さんは、相手によって態度を変える人の心理を知り、どう逃れるかを考える本なのかと話していました。そうした人が出世するという帯の説明は、意外だったそうです。
榎本博明
裏表がありすぎる人(幻冬舎)

相手によって態度を変える人との付き合い方を、心理学者の榎本博明さんが考える本です。上司から評価される一方で、部下を傷つける人はなぜ生まれるのか。態度の裏にある考え方を探り、接する側の負担を減らす方法を扱います。
- 出版社
- 幻冬舎
- 刊行
- 2026年01月
- 仕様
- 新書・200ページ
- 値段
- 定価 ¥1,034
『絶望しかけた女子のための世界史』には、悲しい気持ちにならないかと思いつつ、まず知らなければ始まらないと関心を寄せていました。
ティチュー・ルコック(著)/鳥取絹子(訳)
絶望しかけた女子のための世界史(大和書房)

女性の姿が歴史の記述から見えにくくなった理由を考える本です。狩りや仕事、革命、戦争に女性がどう関わってきたかを調べ、家の中だけで暮らしていたという見方を問い直します。先史時代から現代までをたどる世界史です。
- 出版社
- 大和書房
- 刊行
- 2026年03月
- 仕様
- 単行本・320ページ
- 楽天評価
- 3.85/5(14件)
- 値段
- 定価 ¥2,530
長谷川あかりさんの料理本|久しぶりの自炊に向けて
宇垣さんは、この日は久しぶりに自炊ができるので、長谷川あかりさんのレシピを調べていたそうです。薬味をたっぷり使う出汁カレーなどを作ろうと考えていたそうです。ちょうど売り場にも、長谷川さんの『ワンパターン献立』と『「あたらしい」きほんの料理』が並んでいました。
『マンモスのつくりかた』『紀文のおひるねちくわクッションBOOK』|絶滅生物の科学と、ちくわ形の付録
宇垣さんは、絶滅動物の復活を扱う『マンモスのつくりかた』が気になると話していました。
ベス・シャピロ(著)/宇丹貴代実(訳)
マンモスのつくりかた―絶滅生物がクローンでよみがえる(筑摩書房)

マンモスのDNAが見つかれば、そのまま復活させられるのでしょうか。標本探しからゲノムの復元、個体を増やして野生へ戻すまでの課題を説明します。絶滅動物をよみがえらせる技術の可能性と、実施の是非を考える本です。
- 出版社
- 筑摩書房
- 刊行
- 2016年01月
- 仕様
- 単行本・288ページ
- 値段
- 定価 ¥2,420
ちくわのクッションには宇垣さんが手を差し込み、青木さんと、昼休みに寝るときに使えるのかと話していました。売り場で触れた商品で、今回買ったものには含まれません。
株式会社紀文食品
紀文のおひるねちくわクッションBOOK(ワニブックス)

紀文のちくわ「竹笛」を大きくしたクッションに、小冊子を添えた本です。長さは約50cmで、手を差し込める穴が開いています。小冊子にはちくわの豆知識と、紀文の社員が勧めるレシピが載っています。
- 出版社
- ワニブックス
- 刊行
- 2025年11月
- 仕様
- 単行本・8ページ
- 値段
- 定価 ¥3,000
本を買うこと、読む時間をつくること
宇垣さんの話から
本の選び方と読む時間
- 買う本に迷ったら?
- 翻訳小説は、ここで逃したら次は出会えないかもしれないと思い、優先しがち。
- 長編はいつ読む?
- 翌日が休みで、その夜に予定がないとき。読み始めると、翌朝まで一気に読むこともある。
- 積読をどう考える?
- 本は腐らず、いつか読み切るので罪悪感はない。ただし買う量には節度も必要だと考えている。
『ハリー・ポッター』『十二国記』|シリーズを読み、読み返す楽しみ
『ハリー・ポッター』を全巻読めた理由は、第1巻から読み始めたことではないかと振り返っています。
J.K.ローリング/松岡佑子(訳)
ハリー・ポッターと賢者の石 1-1〈文庫新装版〉

魔法の学校へ入学するようにと届いた手紙が、ハリーの日々を変えていきます。親類の家で暮らす11歳の少年は、自分が魔法使いだと知り、未知の世界へ。「ハリー・ポッター」第1作『賢者の石』を2冊に分けた文庫の前半です。
- 出版社
- 静山社
- 刊行
- 2022年03月
- 仕様
- 文庫・272ページ
- 楽天評価
- 4.5/5(21件)
- 値段
- 定価 ¥693
動画では版の指定はありません(作品として紹介されていたので、いま新品で買える版にリンクしています)
小野不由美さんの『十二国記』については、新刊が出るたびに読み返そうと思うと話していました。
小野不由美
月の影 影の海〔上〕 十二国記(新潮社)

故郷に帰ることを願い、女子高生の陽子が見知らぬ世界を生き抜こうとする物語です。ケイキという男に連れ出された後、彼とはぐれた陽子は、獣の襲撃や人々の裏切りに遭います。「十二国記」本編の第1作の上巻にあたります。
- 出版社
- 新潮社
- 刊行
- 2012年06月
- 仕様
- 文庫・288ページ
- 楽天評価
- 4.21/5(684件)
- 値段
- 定価 ¥737
動画では版の指定はありません(作品として紹介されていたので、いま新品で買える版にリンクしています)
『名探偵ホームズ全集』|全3巻を置く場所がない
『名探偵ホームズ全集』は全3巻。宇垣さんは自宅に置く場所がないと話していて、今回は購入していません。
コナン・ドイル/山中峯太郎(訳著)/平山雄一(註)
名探偵ホームズ全集 第一巻(作品社)

第1巻は「恐怖の谷」など、旧シリーズの7冊分を収める。山中峯太郎が子ども向けに訳著したホームズを復刊し、原作に手を加えた箇所を注でたどれる。かつて全20冊だったシリーズを3巻にまとめたうちの1冊。
- 出版社
- 作品社
- 刊行
- 2017年01月
- 仕様
- 単行本・720ページ
- 値段
- 定価 ¥7,480
本屋で爆買い!パッカブルトート|本をまとめて買う日のバッグ
今回使ったのは、宇垣さんが出版区、BIBLIOPHILICと企画したトートです。本をたくさん入れた紙袋が重く、取っ手も心配になることから、マチのある丈夫なバッグを希望したと話していました。配色も監修しています。
今回買った6冊は、このトートに縦向きで収まりました。
宇垣美里(監修)/BIBLIOPHILIC×出版区
本屋で爆買い!パッカブルトート

使わないときは、バッグとつながっている内ポケットへ折り畳んで収納できます。肩に掛けられる長さの持ち手が付いています。
- 公式価格
- ¥2,970
- 素材
- ポリエステル
- 本体
- 幅47×マチ14×高さ38cm
- 色
- ブルー/グリーン/レッド
久しぶりに書店を回った宇垣さんは、知らないうちに出ていた新刊との出会いを楽しんだそうです。
あわせて読みたい

『ファイア・ドーム』を、三宅香帆さんも挙げています(ほか1点)
三宅香帆さんと竹下隆一郎さんのおすすめ本10冊まとめ
『バラバラな世界で共に生きる』から辻村深月『ファイア・ドーム』、『太陽に撃ち抜かれて』まで
聞いたこと・2026/9/24

『グレタ・ニンプ』を、竹下隆一郎さんも挙げています
三宅香帆さんと竹下隆一郎さんの紹介本
積読・宗教・『グレタ・ニンプ』の読みどころを知る
聞いたこと・2026/10/7

『月の影 影の海 十二国記』を、三宅香帆さんも挙げています
三宅香帆さんのおすすめ小説5冊まとめ
「これを読まずにいるなんて」と叫んでしまう小説5選の5冊を、三宅さんの言葉と一緒に全部並べました
聞いたこと・2026/9/4
Amazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。













